ごま油のうがい効果!やり方は?白髪や口臭、喉の痛みに効能あり?
インドの伝統医学のアーユルヴェーダで実践される、「ごま油」を使った健康法をご紹介しましょう。
「ごま油」といっても、料理によく使われる褐色の香ばしい「ごま油」ではなく、太白胡麻油という生の「白ごま油」を使います。
この白ごま油にどのような効果があるのか、これから詳しくご説明していきますね。
・「白ごま油」でうがいの効果や効能は?
・「ごま油」のうがいが良い理由は?使う「ごま油」の種類は?
・ごま油でうがいの作り方、やり方は?
・ごま油でうがい効果がでる期間は?
「白ごま油」でうがいの効果や効能は?
「白ごま」には、セサミンやセサモールと言われる抗酸化物質が含まれます。
「白ごま油」には若返り効果があります。
抗酸化効果と毒素排泄効果もあるのです。
口臭や喉の痛みにも効果がありますよ。
アーユルヴェーダの考え方
「ごま」は、ピッタという火のエネルギーを持っています。
オイルとして身体に塗ることで、代謝を高め、身体をあたためる効果があります。
さらに、「ごま」にはアグニという消化を強める効果があります。
アグニが強くなると、ピッタも強くなり、免疫力が高くなります。
現代医学でも、体温が高くなると免疫力も高くなることが知られています。
冷たく乾燥したヴァータを下げる効果が、「ごま」にはあります。
ヴァータこそが老化の原因そのものなのです。
そのヴァータを下げるので、「ごま」には若返り効果があるのです。
「ごま油」のうがいが良い理由は?使う「ごま油」の種類は?
アーユルヴェーダで使うごま油は、太白胡麻油(たいはくごまあぶら)と言います。
料理によく使う褐色のごま油は焙煎したもので、焦げた色をしているのです。
太白胡麻油とは、「白ごま」を生のまま絞った油のことです。
匂いもなくサラっとした、少し黄色がかった透明の油です。
なぜ、直接ごま油を飲んだり食べたりするより、うがいの方が良いのか?
それは、肌に塗るほうが吸収が良いからです。
肌に塗ると毛穴の毛細血管から入り、全身にいきわたり、約15分で骨まで浸透すると言われています。
「ごま油」はきめ細かく、浸透性がとても高いのです。
直接肌に塗ることで体内にもっとも早く吸収されるわけですね。
うがいで効果がでるわけは?
舌の裏の毛細血管から「ごま油」の成分が吸収され頭部全体に回るのではないか、と考えられています。
直接頭部に塗っても良いわけですが、最初は抜け毛が増えますし、いちいちシャンプーも大変ですよね。
手軽に毎日できる方法が、「白ごま油」でのうがいですね。
「白ごま油」を食さないほうが良いわけは?
「白ごま油」はピッタ(火の)性質が強く、胃腸を通して摂るとピッタの性質が強まりすぎてしまうのです。
ピッタが強まると、眼や皮膚のトラブルが起きやすくなります。
普通の油でも摂りすぎるとニキビや吹き出物の原因になったりしますね。
「白ごま油」は小さいビンなら300円ちょっとからあります。
1ヵ月フルに使っても1,000円以下というコスパの良さも魅力ですね。
ごま油でうがいの作り方、やり方は?
100度に熱して冷ました白ごま油を用意します。
一瓶全部作ってしまわないで、一週間分ぐらいの量を作るほうが良いです。
サラっとした油ですが、作ってみると、空気に触れると少しずつ粘度が出てきます。
3か月くらいは持つと言われていますが、使い心地の良い頃に使える分ずつ作り置きするほうが良いですね。
動画のようにプツシュして出しやすい容器に保存すると便利ですよ。
化粧水の空き瓶などを利用しても良いですね。
うがいの前にお口をハブラシで素磨きします。
食べかすが口の中に残らないようにしてから始めます。
うがい中に食べかすが口の中でブクブクされては気持ち悪いですからね。
白ごま油は大さじ1~2杯を口に含みます。
舌で、唇と歯茎の間にも、口全体に行きわたらせるようにします。
くちゅくちゅと音が大きくでるほど強くブクブクして、喉のうがいもガラガラとします。
舌で歯茎の裏から頬の裏側からほうれい線も裏から舌でこすると、ほうれい線も薄くなり、フェースラインもキレイになります。
環境に配慮して捨てましょう。
最後に吐き出しますが、油なので流しに流してしまわないように、ティッシュなどで口をぬぐいゴミとして捨ててくださいね。環境への配慮ですね。
殺菌効果に口臭予防
白ごま油でくちゅくちゅすると、ツバがだんだん溜まってきます。
このツバも殺菌効果があり、細菌をやっつける働きがあります。
ごま油でうがい効果がでる期間は?
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ごま油のうがいの効果ややり方についてお送りしました。
うがいにしろ全身マッサージにしろ、長く続けてきた人は効果が目に見えて若いです。
しかし1日で効果があるものでもなく、長期的に続けてきた人にはいつまでも若々しいと評価されているようですよ。
継続が効果の秘密であるとも言えますね。
ボディクリームの変わりに白ゴマ油を使うと、とてもいい感じです。
足の脛やかかとなど、乾燥しているところにのばすとよくのびて吸収されてすべすべになります。
ボディクリームを買うより安いですし、シミが薄くなったとの報告もありますし、期待して使いつづけてみたいと思いますね。
全身に抗酸化物質を行きわたらせてみましょう。
数年後には、白ごま油マッサージをしてこなかった人と大きな差がでていると思います。
『乾燥しない肌バリアを作る!セサミオイルの秘密』
全身のマッサージにも効果的な「ごま油」の機能は万能ともいえる素晴らしいものですね。
ぜひ、この『白ごま油効果』をぜひ体験されて、いつまでも若いご自分を維持されてくださいね!