婚約指輪お返しの相場と渡すタイミング。おすすめの時計は?
婚約の証として男性から贈られるのが婚約記念品。
70%以上の方が、記念品として婚約指輪を選んでいます。
女性からは、そのお返しとして婚約返礼品を贈る習慣があります。
ここでは、婚約指輪のお返しについて、その相場や渡すタイミングなどをご紹介しますね。
・婚約指輪にお返しは必要?相場はどれくらい?
・婚約指輪のお返しにおすすめの時計やブランドは?
・婚約指輪のお返しを渡すタイミングや渡し方は?
婚約指輪にお返しは必要?相場はどれくらい?
婚約指輪(婚約記念品)にお返しをした人は約半数!
婚約指輪にお返しっているの?
と思われたかもしれませんね。
結婚トレンド調査で全国の平均値を見ると、『婚約記念品があった人に対して、その返礼品の有無を尋ねたところ、「贈った」人が44%、「贈らなかった」人が49.5%であった。』とあります。
約半数の人がお返しをしていることになりますが、この違いは、個人の価値観というよりも、地域性や両家の考え方の違いによるものと考えられます。
結婚は両家が対等と考える関東では、返礼品を贈った方は48%まで増えますし、結婚は男性側が女性をお嫁にいただくという考え方が多い九州などでは、贈った方は30%以下です。
ご両家の考え方によっても違います。
婚約指輪のお返しをするかどうかは、親御様も含めて相談しておくのが一番ですね。
婚約指輪のお返しの相場は?
では、お返しはどれくらいの価格帯を選ぶものなのでしょうか。
相場が気になってしまうのが本音ですよね。
全国平均を見ると、『婚約記念品の返礼品の費用を尋ねたところ、「10万円未満」が41%で最も高く、次いで「10~20万円未満」が33%、「20~30万円未満」が17%で続く。平均は15.0万円となった。』とあります。
婚約指輪にかかった費用の平均額は35万円なので、その1/3から1/2程度の金額が「相場」と言えるでしょうか。
とは言え、この「相場」も、地域やご両家の考え方によって多少の幅があります。
女性の年齢によっても異なるため、事前に親御様も含めて相談しておきたいところですね。
婚約指輪のお返しにおすすめの時計やブランドは?
婚約指輪のお返しは、腕時計やスーツが人気!
『婚約記念品の返礼品があった人に対して、その品物を尋ねたところ、「腕時計」が44%で最も高く、次いで「スーツ」が15%で続く。』とあります。
お返しは、日頃身につけるものが良いと言われますので、ビジネスシーンに欠かせない腕時計は、ぴったりのアイテムですね。
費用の相場と照らし合わせても、ちょうどよい価格帯のものがたくさんあるので、選びやすいのも理由かもしれませんね。
婚約指輪のお返しにおすすめの時計ブランドは?
婚約指輪のお返しにふさわしい時計ブランドには、どんなものがあるでしょうか。
もちろん男性の好みや、年齢、予算によっても異なりますし、相場も気になりますが、ここではその一例をご紹介します。
オメガ
創業地スイス
ブランド紹介
1848年にルイ・ブランによって開かれた工房をもととする世界的に有名な高級腕時計メーカー。
高い技術力、精度、耐久性が評価され、アメリカ航空宇宙局の公式時計に採用されています。
多くのスポーツ大会でも計時を担当し、2020年東京オリンピックでも担当します。
タグホイヤー
創業地
スイス
ブランド紹介
1860年創業。
創業時からストップウォッチやクロノグラフなどスポーツウォッチの開発に力を入れ、1882年には、クロノグラフで特許を取得し、懐中時計のクロノグラフの製造を開始しました。
1916年には世界初の100分の1秒まで計測可能なストップウォッチ『マイクログラフ』を開発したという歴史があります。
2003年まではF1の公式計時を担当していました。
グッチ
創業地
イタリア
ブランド紹介
グッチは、1972 年にファッションブランドとして初めてウォッチ分野に進出しました。
スイスの時計職人、イタリアの金細工職人という熟練の職人によって製作されています。
ファッションメーカーらしいデザイン性の高さが人気の理由ですが、最近では、時計専業メーカーにせまる機能性も評価されるようになっています。
ハミルトン
創業地
アメリカ
ブランド紹介
1892年、創業。
高精度懐中時計が、不規則な鉄道の運行時間を正確にさせたと言われ、アメリカの鉄道網拡大とともに、鉄道用時計メーカーとして有名になりました。
その後、アメリカ海軍の船舶用特殊時計に採用される、世界で初めてLEDを使用した腕時計を生み出すなど、幅広いタイプの実用余計を生み出してきました。
現在はスイスのスォッチグループの傘下に入っています。
セイコー
創業地
日本
ブランド紹介
服部時計店として1881年創業。
日本で初めての腕時計を販売し、世界で初めてのクオーツウォッチを開発するなど、最先端の技術力が広く認められている企業。
婚約指輪のお返しを渡すタイミングや渡し方は?
結納やお顔合わせの席でお返しを渡すのがおすすめ
結納はしないという方も今は多いですが、お顔合わせの食事会は多くの方が行います。
結婚式まで、両家が一度も顔を合わせないということはあまりないですよね。
婚約指輪のお返しをお渡しするのは、このようなお顔合わせの席で、両家が集まった時がおすすめです。
食事の前後で、婚約指輪のおひろめもかねて、あらためて婚約指輪をご両家に見ていただき、お礼のお品として腕時計をお渡しするといいでしょう。
婚約指輪のお返しは、地域性や両家の話し合いで決めると安心です!
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婚約指輪のお返しは、地域や両家の考え方によって必要かどうか、またその内容や価格帯が変わってきます。
平均的な相場はありますが、まずは、両家の親御様とも話し合ってみましょう。
負担のない範囲で、ご両家の親御様も納得される方法を選ぶことが大切です。