蚊の対策【屋内・屋外】防止方法!効果的な植物やグッズは?銅は?
毎年暑くなってくると蚊の対策が必要になってきますね。
屋外はもちろん、窓をしっかり閉めてもなぜか家に入ってしまい、いつのまにか刺されていた経験もあると思います。
また睡眠中の妨害に悩まされることもあるでしょう。
今回は、部屋などの屋内、庭などの屋外での蚊の対策や防止方法をご紹介します。
インテリアにもなる観葉植物の活用法や、蚊に効果的なグッズについても載せていますので、蚊の出現に困っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
【屋内対策】蚊に効果的な観葉植物は?
除虫草(シロバナムシヨケギク)は、白い小さな花を咲かせる可愛らしい植物です。
開花までに一年以上かかるので、花の咲いているものを購入するとよいでしょう。
除虫菊の除虫作用は蚊取り線香にも利用されるほどなので、蚊の対策に期待できるでしょう。
ハーブもおすすめ!
育てやすい除虫効果のあるハーブなら、レモングラス・ゼラニウム・ペパーミントがおすすめ。
レモングラスは料理に使ったり、ペパーミントをデザートの飾りに乗せたりと、ちょっと一工夫したいときに便利かと思います。
ゼラニウムの赤い花は、部屋の中の爽やかなアクセントとなるでしょう。
また、セインテッドゼラニウムという種類は、香りが強く「虫除け草」と呼ばれています。
ヨーロッパでは、お花屋植物を窓際で育てて、インテリアを楽しみつつ虫除けにも役立てています。
外国の生活の知恵を取り入れて、効果的でおしゃれな対策を施していきましょう。
蚊を部屋に入れないための対策方法は?
蚊は窓や玄関の開け閉め、換気扇の隙間からも入ってきてしまいます。
玄関や窓際に、蚊に効果的な観葉植物やグッズを設置する時に、網戸が破れていないかもチェックしておきましょう。
少しの穴なら、100均やホームセンターに簡単に直せるアイテムが売っています。
まずは、蚊の入る隙間を作らないようにしておきましょうね。
家に入るときもちょっと注意
体温が高い人の方が、蚊に刺されやすいと聞いたことはありませんか?
外食して、アルコールを飲んだ日は蚊がくっついて家の中に入るかもしれません。
家に入る前に軽くはたいたり、玄関も長く開けずにすぐに閉めるようにしましょう。
蚊に刺されないために、食事でも工夫しましょう。
約50秒ほどの動画で分かりやすく説明していますので、ご参考になさってくださいね。
蚊に効果的なグッズは?
蚊の対策グッズもたくさん種類がありますが、その中でも人気のあるアイテムをご紹介します。
ムシさんバイバイ
化学物質を使っていないので、赤ちゃんやペットのいる家でも安心して使えます。
網戸や、玄関など蚊が入ってきそうな場所に定期的に噴射してくださいね。
どこでもベープ
電池式なのでコンセントがいらず、置き場に困らないベープです。
一日8時間使っても150日間ももつので、一つあれば、夏の間は買い替えなくても大丈夫そうですね。
蚊取り線香
夏といえば、やっぱり蚊取り線香!
という人に、匂いや煙の少ない自然派の蚊取り線香もおすすめです。
蚊がいなくなるスプレー
ワンプッシュで4.5~8畳の部屋で12時間持続します。
お休み前や、家を出る前に振っておけば、網戸や玄関の隙間からの侵入も防げそうですよ。
蚊がでやすい庭とは?
蚊はどのような環境を好むのでしょう。
実は、蚊は水があるところを好みます。
というのも、蚊は水中に産卵し羽化するからですね。
なので、水たまりができやすい庭や、水の溜まった植木鉢の受け皿などは、蚊にとって子供を育てるのに絶好の環境なのです。
【屋外】蚊の対策に効果のある植物は?
まずは蚊が近寄らないような庭を作りましょう。
屋内編でもお話したように、蚊はハーブ類の独特な香りをきらいます。
そこで、いくつか蚊除けにおすすめのハーブをご紹介したいと思います。
インドセンダン
1番おすすめなのがインドセンダン。
ニームとも呼ばれるハーブで、名前にもあるインドが原産。
このインドセンダンは、蚊だけでなく約200種類もの害虫に効果があるそうですよ。
ゼラニウム
ほかにも日本では蚊除け草と呼ばれるゼラニウム。
ゼラニウムは花が咲くハーブ類で、ヨーロッパでは蚊除けのためにも家庭で育てられているそうですよ。
レモングラス・バジル
またレモングラスやバジルもおすすめです。
ハーブは蚊にとってはいやな香りでも、私たち人間にとっては良い香りですよね。
料理にも使えますので、庭の蚊の対策をしつつ、家庭菜園にもなって一石二鳥ですね。
ハーブ類は育て方も極めて簡単なのでガーデニングにもおすすめですよ。
庭に蚊を増やさない対策方法は?
庭に蚊を増やさない方法をご紹介します。
蚊は水のある所に集まるとお伝えしました。
逆にそれを利用する対策があるのです。
蚊の幼虫は水中でだいたい1週間から2週間で大人へと成長します。
実は蚊の行動範囲は羽化した所から半径10メートル~30メートルしかありません。
そのまま庭で羽化すると庭に住み着いてしまうので、『住み着く前に流してしまいましょう!』という対策です。
1週間間隔で捨て続けることで、徐々にですが確実に蚊が減っていきますよ。
また次に紹介する、銅を入れておくことで蚊の幼虫は力尽きるので、定期的に水の入れ替えをできない方はこちらの方法でも良いかもしれません。
蚊の対策に効果のあるグッズは?銅は効果ある?
夏前になってくると蚊の対策グッズがたくさん出てきます。
置き型タイプや吊るすタイプの物などいろいろですが、イチおしは電子蚊取り線香。
線香タイプの蚊取り線香は有名ですが、小さいお子様がいるご家庭や犬や猫などペットがいるご家庭など、ちょっとした拍子に蚊取り線香が倒れて火事が起きる心配がありますよね。
その心配をなくす電子タイプは安心に使うことができます。
猫などペットも一緒に住んでいるご家庭にも電子蚊取り線香はおすすめですよ。
銅が効果的!
そして意外にも、10円玉などに使われている銅が効果あるのです。
ただし、大人の蚊ではなく蚊の幼虫に効果があるとのこと。
銅から発生する銅イオンというのが毒性で、水中に銅を入れておくとその銅イオンが発生し、水中の蚊の幼虫に効果があるということですね。
なので、定期的に植木鉢の受け皿などを捨てたりできない方は、銅線などを入れておくと良いのではないでしょうか。
バーベキューやプール時の蚊の防止対策は?
バーベキューなどのアウトドア時に、虫よけスプレーなどで蚊の対策をしてる方も多いのではないでしょうか。
ですが薬品を使っての対策は少し心配ですよね。
特に肌の弱いお子さんに使う時にはちょっとためらってしまうかもしれません。
そこで、薬品を使わない蚊の対策法を紹介します。
白い服を着る
蚊は黒色を好むというのを知っていましたか?
というのも、蚊の色彩は白黒しかないらしく、その2色のうちの黒色を好むらしいのです。
なので、外出時はできるだけ白色の服を着ることをおすすめします。
風で対策
また、蚊は軽そうで、ちょっとした風でも飛ばされそうですよね。
実際とても軽く、うちわの風でも飛ばされてしまうのです。
なので、自分に近づけないように、うちわで仰ぐだけでも蚊の対策になるのですよ。
屋外用専用の扇風機も、バーベキューやキャンプなど長時間外にいる場合は役立つかもしれませんね。
早めの対策で快適な夏に♪
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屋内外の蚊の対策や防止方法をお送りしました。
出かける時はもちろん、家の中に蚊が入ってこれないよう早めの対策を取りましょう。
蚊の幼虫に銅が効果あるというのは初耳の方も多いかもしれません。
さっそく銅線を購入して植木鉢の受け皿などに入れておくのも良いですね。
またハーブは育てるのも簡単なので、庭やお部屋で育てても良いかもしれません。
ガーデニングをすることでストレス解消にもなりますし、ハーブは料理やインテリアなどにも使えます。
今年は屋内外ともに蚊の対策をしっかり行い、夜もぐっすり眠れる快適な夏を過ごしましょう!