バターコーヒーダイエット!効果やカロリーは?作り方や飲み方は?
『バターコーヒーダイエット』をご存知でしょうか。
バターコーヒーとは名前の通り、コーヒーにバターを入れた飲み物。
コーヒーにバターと聞くと太りそうなイメージもありますが、作り方が簡単で実はダイエットにも効果があるのです。
毎朝飲んでるコーヒーをバターコーヒーに替えるだけでダイエットできるなんて楽ですよね。
しかもそれが健康と美容に良いとなったら、ますます興味が湧いてきませんか。
コーヒー好きならちょっと試してみたくなりますよね♪
そこで今回は、バターコーヒーの効果や作り方、飲み方などについてご紹介します。
この記事の目次
バターコーヒーダイエットとは?
バターコーヒーとは?
バターコーヒーとは、名前の通りコーヒーにバターを入れた飲み物。
コーヒーは自分の好きなもので良いのですが、バターに気を付けないといけません。
味は正直にいうと、好き嫌いがはっきりすると思います。
作り方が簡単なので、すでに多くの人が作り飲んでいますが、インスタントのコーヒーよりドリップタイプのコーヒーの方がより、おいしく感じるようですよ。
バターコーヒーダイエットは?
もともとは、アメリカのIT起業家の社長が考案したとされています。
『仕事のパフォーマンスを上げ、生活の質を落とさない』と評判のダイエット方法で、それが海外セレブの間でも大流行。
アメリカでは「Bulletproof Coffee」の名称で呼ばれているそうです。
中鎖脂肪酸とは?
ココナツオイルやパームフルーツに含まれる天然成分で、一般の植物油に含まれるオレイン酸やリノール酸と同じ脂肪酸の仲間です。
中鎖脂肪酸油をMCTといい、一般的な油よりも素早く消化・吸収され、すぐにエネルギーとなりやすいというのが特長です。
そのため、医療現場、スポーツ分野における栄養補給や、生活習慣病予防などさまざまなシーンで利用されていますよ。
脳の活性化にも効果が期待されています。
バターコーヒーはダイエットに効果ある?
ダイエットに効果あり!
何となくダイエットに良さそうなのはわかりました。
でもその効果はどうなのか気になりますよね。
それにコーヒーにバターを入れるとなると、なんだか体に悪そうな感じもします。
ですが、意外にも美容やダイエットに効果があるといわれているんですよ。
まず、バターによる脂肪が空腹を感じにくくしてくれるので、食べ過ぎを抑えられます。
もちろん、バターの脂質を摂り過ぎると逆に太ってしまいますが、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が、脂肪を溜めにくくしてくれるので大丈夫!
美容にも効果的
また、コーヒーに含まれるカフェインには抗酸化作用があるため、紫外線による肌のダメージを防いでくれる効果も。
お肌や体のアンチエイジングにも効果が期待できちゃいます。
このようにバターコーヒーには美容やダイエットにとても効果があるのですね。
普段飲むコーヒーが美容と健康に効果大となれば嬉しい限りですよね。
コーヒーやバターの種類や量は?
バターコーヒーを作るのには、どのような種類の材料を使えば良いのでしょうか。
コーヒー、バター、ココナッツオイルについてご紹介します。
コーヒー
コーヒーは特に指定はありません。
インスタントコーヒーでも良いですが、できればドリップしたものが良いです。
もちろんコーヒーメーカーでいれたコーヒーでも○。
完全無欠のバターコーヒーを作るなら、オーガニックの豆を使いましょう。
有機JAS認定マークのあるコーヒーが売られていますので、こだわる方は買ってみてはいかがでしょうか。
バター
無塩のグラスフェッドバターを使用すること。
ではグラスフェッドバターとはどんなバターなのでしょうか。
特徴は、普通のバターと比べ塩分が少ないこと。
ほかのバターに比べて塩分が3%しか入っていません。
逆に言うと、普段口にするバターは意外に多くの塩分が含まれているということになりますね。
そして放牧飼育され、牧草で育った牛の乳のみでできたバターであるということです。
そのため希少性があるので生産量は多くはありません。
このバターは普通のバターに比べ、栄養価が格段に違います。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の含有率のバランスが良く、脂肪分の一日の摂取量が補えるのです。
価格は、国内では作られておらず輸入されているものしかないので、普通のバターより高め。
日本では手に入れるのが難しいですが、ネットでなら買うことができますよ。
無塩バターで代用しても大丈夫ですが、なるべく良質な無塩バターを選んでください。
間違っても、通常の塩分が多く含まれたバターやマーガリンは使わないようにしてくださいね。
MCTオイル(ココナツオイル)
ココナッツから作られた植物油です。
エネルギーとして消費されやすい中鎖脂肪酸(MCT)が主成分なので、普通の植物油より体脂肪がつきにくいオイルです。
バターコーヒーの作り方は?(カップ2杯分)
バターコーヒーの効果を知り、必要なものを揃えたら、次はバターコーヒーを実際に作ってみましょう。
バターコーヒーの作り方はとっても簡単!
コーヒー1カップにバターを10g入れるだけ。
これでも充分ですが、もう少しだけ詳しく見ていきましょう。
【バターコーヒー2杯分のレシピ】
① コーヒーを淹れる。
② 大さじ2杯の無塩グラスフェッドバターをミキサーに入れる。
③ 次に大さじ1杯のMCTオイル(ココナツオイル)を入れる。
④ 最後にコーヒーをミキサーに入れる。
⑤ ミキサーにかけ、20秒くらい混ぜる。
簡単な作り方が解説されていますのでぜひご覧ください。
海外(カナダ)からの動画で最初は早朝マラソンしていますが、約5分頃から材料の説明、9分頃からミキサーで作っています。
出来上がりは13分頃、実際に飲むのは14分30秒頃です。
シナモンを入れるのも良いそうですよ。
『FROMカナダ!おいしいバターコーヒーレシピ』
基本的には日本語ですが、ところどころ英語も交えながら話しているので英語の勉強にもなるかもしれませんね!
バターコーヒーの効果的な飲み方は?カロリーは?
バターコーヒーはどのような飲み方をすれば効果的なのでしょうか。
ダイエットや美容に効果ありそうだから、美味しいから、といってたくさん飲むのもちょっと控えたほうが良さそうですよね。
バターコーヒーの効果的な飲み方をご紹介します。
朝に飲む
ズバリ、「朝」飲むことです。
朝食の代わりにこれを1杯、飲んでください。
いわゆる置き換えダイエットですね。
とてもクリーミーな味わいなので、「朝ごはんを食べないと一日が始まらないよ!」って思ってる人でも大丈夫。
たったこれだけですが、それだけで朝から活動的に行動でき、バターの脂質が腹持ちを良くするのでお腹が空かないのです。
しかも中鎖脂肪酸の働きにより、動くとすぐにエネルギーとなって消費され、コーヒーで頭もスッキリ!
朝食にバターコーヒーを飲むことで、朝から活動的に過ごせるので、忙しくて朝食を食べない(食べる時間がない)方も、簡単に取り入れられるのではないでしょうか。
ランチと夕食は普通に食べる
腹持ちが良いのでお昼まで十分持ちます。
空腹感がないので間食しないで済むのではないでしょうか。
そして、ランチと夜ご飯は普通に食べてください。
飲み過ぎはNG
一つ注意したいのは、バターとオイルが入ってますからカロリーは高めです。
やはりバターコーヒーを飲むうえで気になるのがカロリーですね。
バターコーヒーのカロリーは一杯約100~150カロリー。
ブラックコーヒーのカロリーが約50カロリーなので、バターを入れることで100カロリーも増えることになります。
美容やダイエットに良いと言われてもやはり、バターは脂肪の塊。
飲みすぎたら、もちろん脂肪の摂り過ぎで太ります。
一日に何杯もバターコーヒーを飲むのはNGです。
朝の一杯にとどめましょう。
また、バターコーヒーを飲むときはできるだけ、砂糖などを入れないようにしましょう。
飲みすぎると、逆に太ってしまうので気を付けてくださいね。
ほかの食事にも注意する
間食をよくする、炭水化物ばかりを食べるなど、カロリー過多の生活をしているかたは、ちょっと控えたほうが良いかもしれません。
いくらバターコーヒーダイエットしていても、ほかにカロリーを摂りすぎていると簡単には結果が出ないということを考慮しましょう。
効果は個人差があるのでゆったりと楽しみましょう♪
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バターコーヒーダイエットの効果や作り方、飲み方などをお送りしました。
効果についてはやはり個人差があるようです。
バターコーヒーダイエットの考案者、企業家のデイヴィッド・アスプリー氏はなんと、この方法で150kg以上あった体重を100kg以下に落としました。
2週間で5kgのダイエットに成功した人もいます。
ただもともとの体重が大きい人は効果も出やすいという部分もあります。
人それぞれの体質や生活スタイルなどもありますから一概に「○○日で○○キロ痩せる!」とは言えませんが、やはり続けることが大事なのではないでしょうか。
「今までいろんなダイエットに挑戦してきたけどイマイチ効果がなかった>_<」
という方も、『ランチや夜ご飯は普通に食べてもいい、朝飲むだけのバターコーヒーダイエット』ならやってみる価値あるかも、ですね♪