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浅草三社祭2017の日程とスケジュール。見どころや由来は?

浅草三社祭(あさくささんじゃまつり)は、東京都台東区の浅草神社で毎年5月に行われる初夏の風物詩。

 

非常に活気がある東京一のお祭りとして、関東では有名ですね。正式名称は「浅草神社例大祭」と言います。

 

浅草三社祭は浅草寺のお祭りと思っている方が多いと思いますが、浅草神社は浅草寺の本堂右隣にある神社。厳密に言うとお寺である浅草寺とは別で、れっきとした神社なんですよ。

 

うねる神輿に、「オリャ」「ソイヤ」「ワッショイ!」と、とどろく掛け声。受け継がれる興奮の物語。浅草三社祭は100基以上の町内神輿(みこし)と3基の本社神輿担がれ、江戸っ子らしい威勢の良さが見ものです。

 

“火事と喧嘩は江戸の華”東京っ子の血が騒ぎ出すこの季節に、江戸のいなせな男衆の晴れ舞台が力強く華やかに開催されます。

 

そんな浅草三社祭2017の日程や見どころ、アクセス情報など、浅草三社祭2017のお祭り情報についてお届けしたいと思います。

 

・浅草三社祭2017の日程とスケジュール。
・浅草三社祭の主なイベント内容は?
・浅草三社祭の見どころや鑑賞ポイントは?
・浅草三社祭の歴史。由来は?
・浅草三社祭のアクセス方法と駐車場情報。交通規制は?

 

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浅草三社祭2017の日程とスケジュール。

 

日程:2017年5月19日(金)~21日(日)

 

主なイベントスケジュール

浅草三社祭

 

月日 主なイベント 時 間 場 所
5/19 大行列 13:00~14:00 東京浅草組合前出発東廻り
びんざさら舞奉納 14:20~ 浅草神社社殿
びんざさら舞奉納 15:00~ 浅草神社神楽殿
各町神輿神霊入れの儀 15:30~
5/20 例大祭式典斎行 10:00~ 浅草神社社殿前
町内神輿連合渡御 12:00~ 浅草神社境内・浅草寺境内
奉納舞踊 16:00~ 浅草神社神楽殿
巫女舞奉奏 17:00~ 浅草神社神楽殿
5/21 宮出し・本社神輿各町渡御 06:00~ 浅草神社境内・浅草寺境内
巫女舞奉奏 14:00~ 浅草神社神楽殿
奉納舞踊 15:00~ 浅草神社神楽殿
太鼓奉演 16:00~ 太鼓奉演
お祭り広場 11:00~18:00 雷門通り~馬道通り

 

浅草三社祭の主なイベント内容は?

大行列

浅草三社祭 行列 白鷺の舞

 

2017年は5月19日(金)。お祭りのオープニングを飾るのは、お囃子屋台、金棒・鳶頭木遣り、びんざさら舞、白鷺の舞などが浅草の町を歩く大行列です。

 

艶やかな手古舞衣装の芸妓さんが華を添えます。

 

毎年西暦の偶数年と奇数年でルートが異なり、奇数年の2017年は東京浅草組合前→柳通り→馬道通り→雷門通り→雷門→仲見世→浅草神社の東廻りルートになります。

 

雨天の場合は中止になるのでご注意下さいね。

 

びんざさら舞

浅草三社祭 行列 びんざさら

 

“びんざさら”は郷土舞踊などに使う楽器のことで、はくはん、ささら、ささらぎとも言います。チベット発祥の楽器で「振り動かすと音を出す木」という意味です。

 

竹などの細くて薄い板を数十~百枚ひもに通し、このひもをアコーディオンのように伸縮させて音を出します。

 

三社祭で奉納されるびんざさら舞は、この楽器を使用した舞いで、浅草が誇る無形文化財。三社祭はこの“びんざさら”なしには語れません。

 

五穀豊穣、商売繁盛、子孫繁栄を願って奉納される古式ゆかしい舞いです。初日の大行列の後、浅草神社の社殿で奉納され、その後に神楽殿でも奉納されるので、ぜひご覧下さいね。

 

町内神輿連合渡御(ちょうないみこしれんごうとぎょ)

浅草三社祭 神輿連合渡御

 

三社祭2日目に行われる町内神輿連合渡御は、祭のメインとも言える威勢のよい行事。浅草神社の氏子44ヶ町の町内神輿、大小約100基が担がれます。

 

浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が、一基ずつ浅草神社でお祓いを受けた上で、各町会へ繰り出す様子は、浅草三社祭ならでは。

 

各町内の神輿が勢い良く競り合う場面も、毎年話題となる名シーン。

 

東京がかつて村の集合体だったことから、各町会の「他には絶対負けられない!」という思いがぶつかり合い、強烈な祭りパワーを炸裂させます。

 

宮出し・本社神輿各町渡御

浅草三社祭 本社神輿渡御

 

三社祭3日目、クライマックスに登場するのは、浅草神社の3基のお神輿。浅草神社におまつりしている3人の神様の御神霊を1人ずつお乗せして、氏子各町内を渡御します。

 

神輿をわざと荒々しく揺さぶるのは「魂振り(たまふり)」と言い、神輿に乗っている神様の霊威を高めて、豊漁豊作、悪霊退散のご利益があるんだそうですよ。

 

宮出しは三社祭の華で男達の魂が昇華する瞬間でもあります。法被に鉢巻姿の男衆が汗をほとばしらせ、掛け声を威勢よく放ちながら心意気をぶつけ合います。

 

大地を揺るがすような迫力と熱気に、観客も含め会場全体が興奮のるつぼと化します。

 

その為少しでも近くで観ようとする観光客で押せや押せやの大混雑。怪我をしないように充分注意して観覧して下さいね。

 


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浅草三社祭の見どころや鑑賞ポイントは?

優雅な白鷺の舞、びんざさらの舞を観るなら初日!

浅草三社祭 白鷺の舞

 

優雅で可愛らしい白鷺の舞、古式ゆかしいびんざさらの舞を観るなら初日です。

 

特にびんざさらの舞は浅草神社の社殿と神楽殿でしか観ることができないので、浅草神社(浅草寺境内)に陣取っておく必要があります

 

白鷺の舞は仲見世通り~浅草神社に至る沿道で観ることもできます。どちらも非常に混雑するので、場所を移動しながら両方を観ることは不可能に近いです。

 

どちらを観るか、悩むところですが、的を絞って早めの現地入りをして下さいね。

 

三社祭と言えばやっぱり神輿!賑わいを堪能するなら2日目

浅草三社祭 神輿渡御

 

三社祭らしい、威勢のよい神輿を観たいなら2日目の町内神輿連合渡御が見どころです。

 

チャキチャキの江戸っ子達が担ぐ町内神輿は、担ぎ方も威勢よく、大変に見ごたえがあります。

 

浅草はその昔、極道の勢力によって繁栄してきた一面もあり、町内神輿のうちの幾つかは、今でも極道系の神輿があるせいもあって、かなり荒っぽいのが特徴的。

 

2015年より刺青のある人が神輿を担ぐことを禁止するルールもできたほどです。担ぐことは禁止されましたが、そういう神輿は組織の人達に必ずお礼参りに行きます。

 

怖いもの見たさの方は、自己責任でお願い致しますが、そうでない方は刺青のある人達の集団には近づかない方が良いかも知れません。

 

浅草三社祭

 

特にその場は野次馬と警官と担ぎ手で大混雑しているのでご注意下さい。

 

と、かなり危険を匂わせてしまいましたが、100基以上ある神輿のほとんどは、普通の町内神輿なのでご安心下さいね。

 

おすすめ鑑賞ポイントは雷門~仲見世通り~浅草寺境内。ただし神輿が1番集まって賑わう場所なので、それなりの混雑は覚悟する必要があります。

 

山手線の朝の通勤ラッシュくらいを覚悟して、貴重品などをあまり持ち歩かないようにして下さいね。

 

迫力の神輿を観覧するなら最終日の本社神輿渡御

浅草三社祭 本社神輿渡御

 

大迫力の神輿を観覧したいなら、3日目の3基の本社神輿、それもスタートの宮出しを狙うのがおすすめ。

 

あまりに激しいので、一般観光客はフェンスの外から遠巻きに観覧することになりますが、それでもその迫力は凄まじいです。

 

「来年になればすぐまた次の祭りがくる!」と言わんばかりの勢いで、来年分の思いも込める気の早さも江戸っ子ならでは。祭りの興奮を一時も絶やすまいとする熱気が、辺り一面を覆います。

 

各町を渡御した後に、14:00頃になって帰ってくる神輿を狙うのもおすすめ。フィナーレの熱気を帯びて、雷門を通る神輿は一味違った趣きがありますよ。

 

浅草三社祭 神輿渡御

 

仲見世だけじゃない、屋台も楽しめるお祭り広場

三社祭期間中は、仲見世も通常営業していますが、お祭りならではの屋台を楽しみたい方は3日目のお祭り広場がおすすめ

 

1年中を通じて屋台が出店している浅草寺境内ですが、この日は規模がさらに拡大します。

 

雷門から馬車道通りまでを完全歩行者天国にして、様々な屋台が勢揃い。混雑の激しい境内まで行くのはちょっと、という方も安心して屋台を楽しむことができます。

 

もちろん沿道のお店も通常営業。名物の人形焼のお店も開店しているので、思う存分楽しんで下さいね。

 

浅草は猥雑だけど人情味あふれた町。美味しいものや楽しめるものがたくさんあり、服装を気にせず一日中遊んでいられる場所ですよ。

 

浅草三社祭の歴史。由来は?

浅草三社祭

 

浅草三社祭は浅草神社(三社さま)の祭礼です。

 

浅草神社の御祭神が土師真仲知(はじのまつち)、檜前浜成(ひのくまはまなり)・武成(たけなり)という3人の神様であることから、“三社大権現(だいごんげん)”と呼ばれたことが由来です。

 

実はこの3人は、もともと「浅草寺」を建てたと伝えられている人物。

3人が亡くなった後、その子孫が3人の霊を浅草寺に“神様”としてまつっていましたが、明治時代になって「神仏分離」が行われるようになって浅草寺と浅草神社に分かれることとなりました

 

浅草神社が浅草寺の境内と同じ場所にあるのは、こうした理由からなんですね。ですから明治までの三社祭は、浅草寺のお祭りとして行われていたんですよ。

 

浅草三社祭 本社神輿渡御

 

浅草三社祭のアクセス方法と駐車場情報。交通規制は?

場所:浅草神社ほか
住所:東京都台東区浅草2-3-1
電話:03-3844-1575 (浅草神社)
地図:


公式HP:浅草三社祭

電車の場合:①東京メトロ浅草駅1番出口より徒歩6分②都営地下鉄浅草駅A4出口より徒歩7分

車の場合:首都高速駒形出入口から10分

 

浅草三社祭

 

駐車場

浅草神社の駐車場はありません。また浅草三社祭のための臨時駐車場もありません。

 

周辺の有料駐車場をご利用いただくことになりますが、大変に混雑する上、交通規制も敷かれますので可能な限り電車をご利用下さい。

 

やむを得ず車を利用する場合、なるべく浅草駅より穴れた場所に駐車して、パーク&ライドすることをおすすめします。

 

交通規制

2017年5月21日(日)09:30~19:00の間、雷門通り・並木通り、11:00~19:00の間、馬車道通り・二天門前通りが車両通行止めになるほか、神輿の経路上が一部車線規制などの交通規制が敷かれます。

 

状況により随時時間変更されますので、現場の係員の指示に従って運行されて下さいね。

 

浅草神社の鳥居付近が招き猫の発祥地?

招き猫 招福万来

 

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招き猫の発祥地と呼ばれる場所は、全国に多数ありますが、そのほとんどが伝承に過ぎないもの。ところが浅草神社の場合は少し違います。

 

江戸時代の嘉永5年の『武江年表(ぶこうねんぴょう)』という記録に、浅草寺三社権現(今の浅草神社)の鳥居あたりで老婆が売っていた今戸焼の◯〆猫(まるしめねこ:招き猫)が大流行したということが記されています。

 

また、同じく嘉永5年の歌川広重(安藤広重)の錦絵にも◯〆印の招き猫が描かれているんですね。

 

さらに都内発掘調査からも、江戸時代のもので、江戸の土質を使用した◯〆印の招き猫が出土しています。

 

こうした記録類と根拠の品がしっかりと残されている、日本最古の招き猫発祥地が、どうやら浅草神社の鳥居付近であったようです。

 

浅草三社祭に訪れた際は、ぜひ招き猫のことも思い出してみて下さいね。