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【エアコン掃除を自分でやる方法】フィルター・ファンのカビ取りの仕方は?


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アコン掃除を自分でやる方法。

フィルター、ファンのカビ取り方法などについてです。

 

エアコンを点けた時に匂う、いやーなにおい。

空気中にカビを撒き散らしているかと思うと、ぞっとしますよね。

 

ただフィルターは簡単にこまめに掃除できても、本体まではなかなか手が届かないかもしれません。

 

でも業者さんに頼むのにはお金がかかるし‥そう思ってあきらめてはいませんか。

 

そこで今回は、素人の方でも実際に自分でエアコンのお掃除ができるやり方についてご紹介します。

 

 

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エアコンからカビなどの臭いがする原因は?

エアコンからカビの匂いがして驚く女性 イラスト

 

どうして、なぜエアコンにカビができて臭うのか。

 

その原因をしっかりと知ることで、家でもできる対策を考えていきましょう。

 

温度

温湿度計 イラスト

気温が 5度以上から35度以下 であれば、カビが生えてくる環境と言われています。

人が暮らす室内で5度以下もしくは35度以上という場所はそれほど多くはないですよね。

 

ということは、どの家にもカビが発生しやすい環境であるといえるでしょう。

これは当然エアコンの中も同じです。

しかもエアコンから出る冷房や暖房は20度~30度が多いですよね?

実はこの温度が一番カビが発生しやすい温度と言われています。

エアコンの内部は、そもそもがとってもカビの臭いが発生しやすい温度なのです。

 

湿度

湿度計80% イラスト

 

カビは湿度が65%以上になると活動し、80%を超えると活発になると言われています。

 

特に冷房を使うと結露がエアコン内部に発生し、湿度が一気に高くなります。

これはもうカビにとってはまさに楽園状態ですね。

 

ただでさえ夏場はカビの発生に気をつけなければいけませんが、エアコンはその中でも最たるものの一つといえるでしょう。

 

汚れ

エアコンから吹き出すホコリ イラスト

 

カビは、たんぱく質や炭水化物などの栄養を養分にして生えます。

これは家庭内のどんな汚れに対しても言えることです。

 

掃除をしない場所は、人が暮らしている環境であればどんな場所でも汚れてきます。

これはエアコンの中であっても例外ではありません。

 

このように、表から見ただけではなかなか分かりづらいですが、エアコンはかなり汚れやすい環境にあるといえます。

 

そのため、定期的なお手入れがどうしても必要になってきますね。

 

プロのエアコン掃除とは?

まずは、プロのするエアコン掃除とはどんなものかを見てみましょう。

『エアコンクリーニング』

これは確かに素人には無理ですね。

 

エアコンを完全に分解するなんて絶対無理!と思う方も多いでしょう。

洗浄剤だって器具だってありません。

 

確かに、これがベストなんでしょうけれど、でもここまで本格的にしないとカビ臭さはとれないの?という気もします。

 

そこで動画を見ながら、実際に素人がどこまでお掃除できるのかを1つずつシミュレーションとしてご紹介します。

 

素人でもできることといえば、フィルターのお掃除ですよね。

まずはフィルターについて見ていきましょう。

 


エアコンのフィルターを掃除するメリットは?

ホコリが付いたエアコンのフィルターを取り外す

 

エアコンのカバーを開けてみてください。

フィルターにホコリがびっしりとついているという状態になっていませんか?

 

このホコリが付く原因は、エアコンが空気を取り込んで温度を変化させるという仕組みからなっています。

 

ではこのフィルターを掃除するメリットはどのようなことがあるのでしょうか。

 

カビの発生を抑える

ホコリとカビ イラスト

 

フィルターに付いているホコリにはカビの胞子がくっついています。

 

それがエアコンの内部で空気が急激に冷やされたり、温めたりすることによって結露などが発生します。

 

カビの温床となりやすい条件に温度と湿度そしてホコリというものがあり、その条件を満たしてしまうわけですね。

 

それでカビが発生するのでフィルターの掃除が必要となります。

 

掃除をすることによって、部屋にカビ臭さがなくなったり、アレルギーや肺炎から特にお子さんや高齢者の方を守ることにもなります。

 

エアコンの風に乗ってカビがばらまかれることがなくなると、部屋の中でもカビの温床となりやすい部分にも胞子をばらまかずにすみますね。

 

電気代が安くなる

フィルターにホコリがつまりますと、空気の取り込みが悪くなってエアコンの稼働が悪くなります。

 

そうなりますと設定温度が暑いときはもっと低めに、寒いときはもっと暖かく設定温度を調整します。

 

そうすることによってかかるのが電気代ですね。

一日中つけることもあるエアコンですから電気代も相当かかるようになります。

 

フィルターを掃除することによって冷房では約4%、暖房では約6%の電気代が削減できると統計に出ているそうです。

 

エアコンの異常音がなくなる

ときどきエアコンの変な音が気になる時がありませんか?

 

その時はエアコンフィルターにホコリが詰まっていることがあります。

 

掃除をしてホコリを取り除くことによって異常音がなくなります。

 

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エアコンフィルターの掃除を自分でやる方法は?

エアコンのフィルターを外す女性

 

まずは比較的簡単なフィルターのお掃除ですね。

 

いつもは掃除機でホコリを吸っておしまい!にしちゃってる、ズボラな方でも、今回はちゃんと洗いましょう。

 

用意するものは、掃除機、中性洗剤、スポンジや歯ブラシです。

エアコンの前面カバーを開ける

 

まずはエアコンの前面のカバーを開けます

 

横にロック解除ボタンがある場合はそれを押しながら開けます。

 

前面のカバーを外したエアコン

 

いつもならこの状態で掃除機でホコリを吸っておしまいにすることも多いと思いますが、今回はきちんとフィルターを外していきましょう

 

外す前に掃除機でホコリを吸い取ってから外してくださいね。

でないとホコリが舞い散ってしまいます。

 

エアコンの機種によっては内部の方にエアコンフィルターが入っている場合がありますので、その場合はそのままフィルターを外してもかまいません。

 

エアコンのフィルターを外す

 

フィルターを外して間近でよく見ると、掃除機で吸いきれない細かいホコリがたくさんついています。

逆側も掃除機で吸い取りましょう。

 

それから、外したフィルラーをお風呂場にそーっと持って行ってシャワーで水をかけて落とします

 

エアコンフィルターをシャワーで洗う

 

この時、必ず最初は裏側から水をかけましょう。

水よりもぬるま湯の方がベストです。

 

表側から水をかけると、目詰まりを起こして汚れが落ちにくくなってしまいますよ。

 

よくお手入れをされている場合は水だけで落ちると思いますが、落とし切れない時は洗剤とスポンジで洗いましょう。

 

洗剤は食器洗い用が良いですが、ない場合や面倒くさい時はボディーシャンプーやハンドソープなどでもOKです。

 

枠の部分の凹凸には古い歯ブラシや100均ブラシなどで、優しくゴシゴシしてください。

 

洗ったエアコンフィルター

 

洗ったあとは軽く拭いてから、ベランダなどに置いて良く乾かします。

 

風の強い日は室内の窓際に置くと良いですよ。

 

エアコンフィルターを取り付ける

 

充分に乾いたら、元通りに復旧しておしまいです。

 

自分でエアコンを綺麗にするのは思ったよりも簡単にできます。

結構達成感もあって気持ち良いですよ。

 

自宅のフィルターが簡単に外せない場合は、こちらの動画をご覧くださいね。

 

『エアコンフィルターのお手入れ方法』

 

エアコンのフィルターを掃除するときにあわせて、エアコンカバーや周辺のホコリ取りもしましょう。

 

特にエアコンカバーにはカビなど付着している場合もありますので、丁寧に拭き取りましょう。

 

また周辺のホコリを取ることによって、エアコン稼働時にそのホコリが入り込まないようになりますよ。

 

フィルター掃除の頻度はどれくらいがいいの?

エアコンフィルターの掃除間隔は、使う頻度などにもよっても異なりますが、月に一度は掃除をするようにしたほうが良いといわれています。

 

月に一度掃除をしてもカビ臭さが出たりするようでしたら、それだけ使う頻度が多いということになりますので、その場合は週に1度などのこまめなお手入れが必要となります。

 

エアコン自体に掃除機能がついているものもありますが、きちんと掃除できているか確認し、程度によってはときどき人の手での掃除も心がけたほうが良いでしょう。

 

業者に頼む場合の相場は?

業者に頼むと1万円~2万円ぐらいが相場となります(エアコンクリーニング全体)。

 

業者にお願いするときは何社かから見積もりをとるとよいかもしれませんね。

 

その際には、値段と、どの程度のことをクリーニングとしてやってくれるのかを確認しておきましょう。

料金体系が不明瞭なところは避けたほうが無難です。

業者のクリーニングについて動画がありますので参考までにご覧ください。

次々に汚れが落ちていくのが気持ちいいですよ。

 

夏場の時期(よりも前から)などはかなり忙しくて、なかなか希望日に来てくれない場合もあるので、早めに依頼しておきましょう。

 

エアコンフィン(冷却フィン)の掃除を自分でやる方法は?

前面のフタを開けたエアコン

 

次はエアコンのフィンの部分

 

ここは冷却フィン、または熱交換器と呼ばれるアルミの部分。

 

フィルターを外すと見えてくる部分ですね。

細かい縦長のアミアミになっていると思います。

 

ここの掃除には、スチームクリーナーをお持ちの方はこれを使用するのがベスト。

 

上の業者の動画を見ても分かりますように、家庭用の高圧洗浄機をお持ちの方はそれでもかまいません。

 

エアコン洗浄スプレー

 

ない場合は市販のエアコンクリーナーでも大丈夫です。

エアコン コンセント

 

まずはコンセントを抜きます。

コンセントがない場合はブレーカーを落としましょう。

 

それから、一応念のためエアコン下に液が垂れても大丈夫なようビニールシートを敷きます。

 

エアコンの前面カバーのネジを外す

 

自分で前面カバーを外す能力のある方は、ねじ止めになっているので、ねじを外して前面カバーを外します。

そのままで外さずに行うことも可能です。

 

エアコンの電装部分をビニールで養生

 

電装部分がむき出しになっている場合は、ここにサランラップやビニール袋とテープで養生をします。

 

エアコンのフィン部分を掃除機で掃除

 

フィン部分を掃除機で掃除します。

掃除機にブラシが付いている場合は使用しましょう。

 

ブラシがない場合は無理に掃除機で掃除しないほうが良いそうです。

 

アルミで比較的脆いので、無理な力を加えると簡単に曲がってしまいます。

ここが曲がっちゃうとエアコンの能力が落ちてしまうので、ご注意くださいね。

 

エアコンのフィン部分に洗浄液をかける

 

いよいよフィンの部分を洗浄。

吹きかけた洗浄液はドレーンを通して外に排出されるので安心してください。

 

フィンの向きに沿って、5cmくらい離れたところから丁寧にスプレーしていきます。

 

1回につき1本と目安が書いてある場合は、1本まるまる使い切って大丈夫です。

乾燥させている間に、次はエアコンファン、送風口のお掃除です。

 

エアコンファンのカビ取りを自分でやる方法は?

エアコンファン

 

エアコンファンのカビや汚れは1番匂いの原因となる場所。

 

ここを自分で掃除するには、事前準備が必要です。

エアコンファンに洗浄液をかける

item.rakuten.co.jp

 

フィン部分と違って、ここは洗浄液が外に排出されてくれません。

この部分専用の洗浄剤もあります。

 

先程のフィンの掃除に使用した洗浄剤が、2本1組で売られていることもあるので、その場合は余っているもう1本で代用できます。

 

すみっこスポンジ

 

ほかに準備するものは古い歯ブラシ、綿棒、すみっこスポンジ(↑画像)、霧吹き、ウェス(ぼろ布)、不要なタオル2枚、輪ゴム。

 

エアコンの下にゴミ袋を養生

 

さて、いよいよ下準備。

まずはゴミ袋を切り開いてエアコンの後ろ側を養生します。

 

先ほどフィンの掃除をした際に、足元はすでにビニールシートで養生してあります。

 

次に不要なタオルを1枚ずつ左右の手首の上あたりに巻いて、輪ゴムで留めます。

 

これをしとかないと洗浄液が腕を伝ってきちゃうので、結構重要ポイントですよ。

 

エアコン 風向きを変える羽根

 

風向きを左右に変える羽の間から中を覗き込むと、思った以上にカビが生えているかもしれません。

 

その奥にこんな感じ↓のファンの部分が見えていると思います。

 

エアコンのファン

 

ここを目掛けて洗浄剤をスプレーします。

 

エアコンのファンに洗浄スプレーをかける

 

一通り吹きかけたら、歯ブラシの柄の部分で回転させ、またスプレー。

 

ぐるっと1回転するまで、これを繰り返して汚れを浮き上がらせます。

 

エアコンのファン専用洗浄剤をスプレー

 

ファン専用の洗浄剤を使うと、こんな感じに泡で液垂れしにくくなります。

 

フィンで使用した洗浄剤を代用した場合は、こんなに泡はでません。

 

隅っこスポンジでエアコンの掃除

 

すみっこスポンジや歯ブラシ、綿棒を使って丁寧にこすってカビや汚れを落としていきます。

 

ぐるっと1周するにはかなり根気が要りますし、腕がつりそうになりますが、ガマン我慢。

 

終わったら手前の羽の部分も綺麗にします。

 

エアコンのファンに洗浄液をかける

 

全て済んだら、残りの洗浄剤で綺麗に汚れを洗い流します。

途中で洗浄剤がなくなった場合は、霧吹きの水で洗い流します。

 

ウェス(ぼろ布)で拭き上げて、あとは乾燥するのを待ちます。

垂れてくる液がなくなったら、養生を外して全てを元通りにします。

 

電源を入れて、「送風」モードにして2時間くらい乾燥させれば完了です。

送風モードがない場合は下記(動画の次)をご参照ください。

 

『エアコンファン洗浄』

 

送風モードがないエアコンの場合

エアコンの送風口に温度計をあてる

 

もしもお宅のエアコンに「送風」モードがなかった場合。

 

この場合は、冷房の設定温度を室温より高く設定して運転してみてください。

 

送風モードは冷却フィンの熱交換器を使わない機能です。

冷房の設定温度が室温より高い場合、自動的に送風機能に切り替わるはずです。

 

例えば室温が20℃だった場合、冷房の設定温度を25℃くらいに設定すると、エアコンは室内が充分に冷えた状態だと判断し、送風モードに切り替わります。

 

確認するには、室外機を見ると判ると思います。

室外機が回っていない状態であれば、送風モードです。

 

エアコンのカビやニオイを防ぐには?

エアコンの点検をする女性作業員

 

せっかく自分で綺麗にしたエアコン。

 

でも、毎回自分で掃除をしたり業者を呼んだりするなんて、手間が掛かるし費用ももったいないですよね。

 

日ごろから簡単にできることで、少しでもカビを防ぐ方法があったらいいなぁと思いませんか?

 

実は日頃のちょっとの手間でエアコンのカビ発生を防止できる対策がありますよ。

 

カビの増殖原因は?

カビの発生原因 イラスト

カビが増殖する要素は、「①空気(酸素)」「②温度」「③水(湿度)」「④カビ菌」「⑤ホコリ(栄養分)」

 

この5つが揃うと増殖するんです。

どれか1つ欠けても増殖はしません

1つ1つみていきましょう。

 

④のカビ菌をなくすことがでればそれに超したことはないですが、それは無理ですね。

①の空気(酸素)も無理。

 

⑤のホコリはお掃除で除去しましたが、自然に溜まってしまうので、これも完全には無理。

 

温度は?

次に②の温度です。

カビが増殖しやすい温度は25℃以上

 

冷房をかけると温度は下がりますが、冷房を切ったとたん、空気中の水分が冷えたエアコン内に結露します。

 

室温が25℃以下ならこの状態でも大丈夫なんですが、夏は冷房を切ったら室温が上がるし、冬場は暖房もするし。

1年中25℃以下に保つなんて難しいですね。

 

最後に残ったのは③の水(湿度)です。

 

水(湿度)でカビ対策!

残るはカビの最大の原因ともいえる「水(湿度)」

 

冷房運転をすると、エアコン内部に結露がおこります。

 

結露をそのままにしておくと当然カビの原因になりますよね。

カビが繁殖しやすい環境になります。

 

しかし効果的な対処すれば、カビを防止できるのです。

その方法はこちら。

エアコン内を乾燥した状態を保つように、冷房を切ったら1~2時間くらい「送風」にする

 

エアコン(冷房)を使用していない季節でも、こまめに「送風」をかける。

 

万が一送風機能がない場合は、暖房を10分間ほど行うと送風の代わりになります。

これだけでカビの発生を驚くほど防げちゃうんですよ。

ぜひ試してくださいね。

 

空気を入れ替えよう

窓を開けて換気 イラスト

 

これは梅雨時期のカビができやすいときにのお家全体にもいえることですが、室内に風を通すことで、結露などがおこりにくくなり、カビの繁殖を抑えることができます

 

そのため、エアコンを使う時期には特に空気の入れ替えを行い、カビができやすいエアコン内の空気の通りをよくするようにしましょう。

 

もし背の高い扇風機などがあれば、エアコンを使った後に扇風機を当てておくのも有効な手ですね。

 

ただ、カビは防げてもホコリは溜まるので、やっぱりお掃除は必要ではあります。

 

カビくさいままエアコンを使用するデメリットは?

エアコンからカビ菌が放出 イラスト

 

お子さんがいる家庭は特に要注意!

 

どのような健康被害がでるかを事前に知ることで、しっかりと対応していきましょう。

 

肺炎

エアコンのフィルターについたホコリには、肺炎の原因となる「アスペルギルス」というカビがいっぱいあります。

 

これが肺に入るとアレルギー反応を起こして、乾いた咳やタンなどの症状を引き起こします。

ひどい場合は呼吸が苦しくなり、最悪、酸素吸入器がないと生きていけない状態になることも。

 

特に肺炎が起こりやすい人がいる場合は注意が必要です。

 

咳ぜんそく

喉の痛みを感じる女性 イラスト

 

エアコンの「ホコリ・カビ・冷気」の3つが原因となり、エアコンをつける季節になると、咳ぜんそくが増加すると言われています。

 

また、ただでさえエアコンを使うときは外気と室内の寒暖差が激しくなり、気道の粘膜が過敏になりがちです。

 

そこに、エアコンのホコリやカビが加わるとなると、気道が弱い人は咳ぜんそくになりやすくなります。

 

これはぜんそく持ちではない方も発症する可能性が高くなるので、自分は大丈夫と高をくくらないようにしましょう。

 

アレルギー性鼻炎

夏の時期に家にいるときに鼻炎が酷くなる人がいますが、エアコンのカビやホコリが原因の場合があるのです。

 

さらにはエアコンの中だけでなく、エアコンからの送風によって室内のカビやホコリが舞い上がることで、さらに鼻炎が悪化することもあります。

 

夏場の、原因がわからない鼻炎の方は、エアコンのカビを一度疑ってみるのもいいかもしれませんね。

 

エアコン室外機の掃除方法は?

エアコン室外機

 

室外機は元来、屋外にあって汚れや雨にさらされるので、多少のホコリや汚れは大丈夫なんです。

 

室外機の空気は部屋の中に入るわけではないので、風がよく通る状態であれば問題ありません。

 

でも、特にベランダなんかに置いて、側でお洗濯物をよく干されるお宅なんかは注意が必要かもしれませんね。

 

まずはエアコンのコンセントを抜いて、誤って室外機が作動しない状態にしてチェックしてみましょう。

 

裏側をチェック!

まずは室外機を少しずらして、裏側を覗いてみてください。

 

アルミのフィンが見えると思います。

ここに洗濯物のカスが詰まっていると、エアコンの効き目が悪くなります。

 

詰まっていた場合はブラシで優しくこすりながら掃除機でホコリを吸い取ります。

この部分はとても脆(もろ)いので優しく扱ってくださいね。

 

もし壁との余裕がなくて、室外機をずらせない場合はできる範囲でかまいません。

 

水を掛ける

ガーデニング シャワーで水やり

 

掃除機とブラシだけで落ちない場合は、上からなら水をかけても大丈夫です。

 

ただし雨程度の水です。

くれぐれも、高圧洗浄機などの強い圧力の水はかけないでくださいね。

 

古い室外機だと、アルミ部分が腐食して、白い粉が吹いた状態になっていると思いますが、これは手の施しようがありません。

機能的には問題がないものと思ってください。

 

前面をチェック!

エアコン室外機の前面

 

次いで表側のファン部分

ここはガード(網)がかかっているので、できる範囲が限られてしまいます。

 

ここに葉っぱやツルが絡みついていなければ大丈夫。

 

また、室外機の前に物を置かずに、風がよく通る状態であれば問題ありません。

 

お金をかけずに綺麗に保って快適生活♪

エアコンのスイッチを入れる女性

 

【関連記事】

エアコンが冷えない原因。風が冷たくないのは室外機の故障?

エアコン室外機に日よけをつけると効果ある?注意することは?

 

エアコンを自分でお掃除する方法やカビ対策などをお送りしました。

 

自分でお掃除するなんて無謀かと思うかもしれませんが、結構なんとかできるものです。

思った以上にすごい汚れが出るかもしれません。

 

エアコンフィルターのホコリだけでいろいろなところに悪影響を及ぼします。

特にお子さんや高齢者の方にはアレルギーや肺炎などの病気に繋がることもありえます。

 

プロのようにはいかなくとも、それでもエアコン掃除代ン万円を節約できたかと思うと、なんだかとてもいい気分ですよ(^^)

 

電気代の節約にもなりますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

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