睡眠時間の理想!年代別最適時間は?長い短い原因と健康への影響。
健康管理を考えたとき、食事・運動・睡眠は3大テーマになるのではないでしょうか。
特に睡眠は1日の中で最も長い時間を費やすことになりますので、改めて睡眠の質を見直すのは健康管理をする上で重要です。
そこで今回は、年代別の平均的な睡眠時間や、理想の睡眠時間をご紹介していきます。
睡眠時間の長い短いが健康へ与える影響や、自分に最適な睡眠時間を見つける方法も併せてご紹介しますので、睡眠を見直したいと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
・睡眠時間の理想は一体何時間?年代別にご紹介!
・睡眠時間が長い人と短い人がいる原因は?どちらが良いの?
・睡眠時間の長さや短かさによる健康への影響は?
・自分の最適な睡眠時間を知る方法は?
・快適な睡眠をとる方法は?
睡眠時間の年代別平均はどれくらい?
睡眠時間の平均を年代別にご紹介します。
ご自分の年代の平均と、自分の睡眠時間を比べてみてくださいね。
20代の平均:6時間8分
30代の平均:6時間6分
40代の平均:6時間8分
50代の平均:6時間12分
睡眠時間の平均は、年齢を重ねるごとにわずかながら増えていますね。
睡眠時間の理想は一体何時間?年代別にご紹介!
年代別に睡眠時間の理想をご紹介していきます。
ご自分の年代の理想の睡眠時間を確認してみてくださいね。
20代の理想:7.5~8時間
30代の理想:7~7.5時間
40代の理想:6.5~7時間
50代の理想:6~6.5時間
睡眠時間の平均と照らし合わせると、理想的な睡眠をとれているのは50代以上のみで、40代以下の平均は理想よりも短い睡眠時間となってしまっています。
睡眠時間が長い人と短い人がいる原因は?どちらが良いの?
長い睡眠時間が必要な人はロングスリーパー、短い睡眠時間でも問題のない人はショートスリーパーと呼ばれています。
長い睡眠時間のロングスリーパーが10時間以上の睡眠をとる一方、短い睡眠時間のショートスリーパーは3~4時間の睡眠でも問題なく過ごすことができるのです。
このような体質を持つ原因は、まだはっきりとは解明されていません。
睡眠時間の長い短いはどちらが良い、悪いではなく、睡眠時間が長い人、短い人、平均的な人などすべての人が、それぞれ自分の体質にあった睡眠時間を取ることが大切です。
睡眠時間の長さや短さによる健康への影響は?
睡眠時間が短いと、健康にさまざまな影響を及ぼします。
例えば、糖尿病や心筋梗塞などの生活習慣病になりやすかったり、食欲が増進し肥満に繋がったりしてしまうのです。
ただし、睡眠時間が短いよりも長い方が良いというわけではありません。
統計では10時間以上の長い睡眠をとる場合は、死亡の危険率が1.7~1.9倍になると考えられています。
長い睡眠時間のロングスリーパーや短い睡眠時間のショートスリーパーの人々は珍しい例となりますので、一般的には短すぎず長すぎない7時間前後の睡眠時間を意識することが大切ですよ。
自分の最適な睡眠時間を知る方法は?
自分の最適な睡眠時間を知るためにおすすめの方法は、早めに就寝し目覚ましをかけずに起きることです。
平日にお仕事がある場合は、平日に始めると寝坊のリスクがありますので、週末にかけて挑戦してみると良いでしょう。
平日にお仕事、土日はお休みの場合を例に、具体的なやり方をご紹介します。
金曜日の朝
目覚まし時計で5時に起床します。
2度寝はNG。
起床後すぐに朝日を浴びましょう。
この日はどんなに眠たくてもお昼寝はしないでくださいね。
金曜日の夜
20時頃までに湯船につかり、22時に布団に入ります。
目覚ましはかけません。
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土曜日の朝
目覚ましをかけずに起床。
一般的には遅くとも6時半には起床できるはずです。
22時半ごろに入眠できたと考えると、5時半の起床で7時間睡眠をとれたことになります。
起床時間と睡眠時間は記録しておきましょう。
起床後はすぐに朝日を浴びてくださいね。
土曜日の夜
金曜日の夜と同様に過ごします。
日曜日の朝
土曜日の朝と同様に過ごします。
日曜日の夜
金曜日の夜と同様に過ごし、目覚ましを土曜日朝の起床時間の30分後にセットします。
例えば、5時半に起床した場合は6時にセットしましょう。
月曜日の朝
目覚ましがなる前の5時半頃に起床できれば成功です。
起きることができなければ寝る時間を早めてみましょう。
この流れを1週間続けた頃には、最適な睡眠時間がみえてきます。
だいたいの必要な睡眠時間がわかった後は、起床したい時間に合わせて就寝時間を決めましょう。
快適な睡眠をとる方法は?
快適な睡眠のためには、寝る前の過ごし方、朝起きたときの過ごし方が重要です。
就寝時間の1~2時間前には入浴をすませ、照明は電球色の間接照明に切り替えておきます。
テレビやスマートフォン、パソコンなど電子機器の使用は控えてくださいね。
起床時にはカーテンを開け、必ず朝日を浴びましょう。
体内時計が整いやすくなりますよ。
自分に最適な睡眠時間を見つけましょう!
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年代別の平均的な睡眠時間や、理想の睡眠時間、自分に最適な睡眠時間を見つける方法などをお送りしました。
最適な睡眠時間を見つけられると、朝にすっきり目覚められるようになりますし、何より日中のパフォーマンスがアップします。
今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ自分に最適な睡眠時間を見つけてくださいね!