いちごの食べ方!美味しい健康的な食べ方は?洗ったほうが良い?
子どもから大人まで、みんなが大好きな果物であるいちご。
いちごにはビタミンCやポリフェノールなどの栄養素がたくさん含まれています。
疲労回復や肌荒れ予防など、甘くておいしいだけでなく嬉しい効能がたくさん詰まった優秀なフルーツなのです。
今回は、そんないちごの栄養をよりしっかり吸収できる食べ方や、より美味しい食べ方をご紹介します。
もしかしたら、今までのいちごの食べ方は、風味も栄養も損していたかもしれませんよ。
ぜひこの記事で確認してみてくださいね。
・いちごは食べる前に洗ったほうが良い?
・いちごはどの部分が一番甘い?ヘタは食べれるの?
・いちごは牛乳や練乳と食べたほうが健康に良い?
・いちごの食べ方で美味しいアレンジ方法をご紹介!
・いちごの上手な保存方法は?どれくらいもつの?
いちごの美味しい季節や時期は?
いちごは、冬から春にかけての寒い季節が旬の季節となります。
時期で言うと12月~5月頃となります。
旬の時期の中でも、品種によって春に美味しいものや冬に美味しいものなどは変わってきます。
いちごは昔、1月~5月が旬の時期であるため「いちご」と名づけられた、とも言われていました。
この説に信憑性はないようですが、1月~5月は確かに旬の時期と重なっていますので、時期を覚えるためにこの説を頭に入れておいてもいいかもしれませんね。
いちごは食べる前に洗ったほうが良い?
いちごの食べ方について、どうやら食べる前に洗う派と、洗わずにそのまま食べる派がいるようです。
いちごは、洗ったほうがよいのでしょうか、洗わないほうがよいのでしょうか。
いちごを洗うという人の理由は、そのほとんどが「農薬がついている」と考えるためだと思います。
この農薬については、農家によっても状態に差があります。
そのまま食べても問題がない程度にしか農薬が残っていないいちごもあれば、農薬がしっかりついてしまっているいちごもあります。
なかなか見た目では判断ができないので、心配な方はやはり食べる前に洗うのがおすすめです。
一方いちごを洗わずに食べるという人の中には、いちごを洗うとビタミンCが溶けてしまうという意見もあります。
実はこれも事実で、ビタミンCは水に弱いので、洗うと溶け出してしまいます。
ただ、これに関しては洗い方を工夫することで、ビタミンCを溶けさせずに保つことができます。
その方法は簡単で、いちごを切らずに、ヘタもつけたまま水で洗うことです。
ヘタを取ったり、いちごを切ってしまうことで、その断面から水が中に入り込み、ビタミンCが溶け出てしまうのです。
また、中に水が入ることで、食べたときに水っぽくなる原因にもなります。
ヘタのついた状態でそのまま洗うことで、水っぽくもならず、ビタミンもしっかり保ったまま美味しい状態のいちご食べることができるのです。
また、いちごは水で洗うと一気に傷みやすくなってしまいます。
洗う場合は、食べる直前に洗うようにしましょう。
いちごはどの部分が一番甘い?ヘタは食べれるの?
いちごはどの部分が一番甘い?
いちごは甘くて美味しい果物ですが、実は果肉の部分によって甘さが違います。
どの部分が一番甘いのでしょうか。
いちごは、ヘタ側の部分よりも、先端の部分のほうが甘いです。
いちごを食べるときに、あえてヘタの方から食べて、最後に先端の部分が口に入るような食べ方をしている人を見たことはありませんか?
その人は、おそらくいちごの甘い部分をしっかり把握しているのです。
甘いいちごが好きな人は、最後に一番甘い部分が口の中に残ったほうが美味しく感じられますよね。
なので、ヘタ側から食べる食べ方がおすすめなのです。
いちごのヘタは食べれるの?
普段、いちごのヘタは食べずに捨ててしまうという人がほとんどではないでしょうか。
実は、いちごのヘタは食べることができます。
食べてみると、意外に見た目から想像されるような苦さや臭みもなく食べることができます。
いちごのヘタは、海外ではそのまま果肉と一緒に食べてしまうことのほうが多いそうです。
食べないもの、と思い込んでいたいちごのヘタも日本以外では食べられているというのは驚きですね。
いちごは牛乳や練乳と食べたほうが健康に良い?
いちごにぴったりの付け合わせといえば、牛乳や練乳が思い浮かびますよね。
実は牛乳や練乳は、いちごをより美味しくしてくれるだけではありません。
いちごは、牛乳や練乳と食べた方が健康に良い、というのをご存知ですか?
実は、いちごはそのまま食べるとせっかくの栄養が充分に吸収できない、と言われています。
いちごにはポリフェノールが含まれているのですが、実はこのポリフェノールは、脂質と一緒に摂ることで吸収率が上がるのです。
そのため、いちごは乳製品と一緒に摂取するのが、健康にとってもより良いとされています。
より美味しくなる食べ方が、健康にもいいというのはとても嬉しいですね。
いちごの食べ方で美味しいアレンジ方法をご紹介!
いちごプリン
簡単に作れて、春らしい優しい風味の感じられるいちごプリンです。
練乳や牛乳もしっかり入っていますので、まさにいちごのポリフェノールもばっちり摂取できる完璧なアレンジですね。
主な工程はミキサーで混ぜた材料を鍋で焚くだけです。
気軽に挑戦できるお手軽アレンジです。
いちごタルト
電子レンジだけで簡単にできる手作りカスタードクリームを使ったいちごタルトです。
見た目は本格的なのに、お菓子作り初心者でも作れそうな素敵なレシピです。
最後にふるう砂糖が、いちごの魅力を引き立てたとってもかわいい見た目にしてくれます。
素材のままの美味しいいちごを味わえる、いちご好きにぜひおすすめの食べ方です。
いちごジャム
いちごのアレンジといえば、一度挑戦してみたいのがいちごジャムではないでしょうか。
こちらの動画は、とても簡単にできるいちごジャムの作り方が紹介されています。
ジャムってこんなにあっという間に作れるの?と驚くくらいお手軽なレシピですので、一度ジャム作りに挑戦してみたい方にぜひおすすめです。
いちごの上手な保存方法は?どれくらいもつの?
いちごは、どういった方法で保存するのがよいのでしょうか。
まず、いちごは常温で保存すると保存期間も短くなってしまいますので、冷蔵で保存するのがおすすめです。
いちごは、水で洗うと傷みやすくなると先ほどご説明しました。
そのため、冷蔵保存するときは、
・ラップやタッパーに入れて乾燥を防ぐ
・ヘタを下にする
・冷蔵庫の中で、他のものに潰されないようにする
といったことがポイントとなります。
ヘタを下にする、というのは、先端部分はいちご自体の重みに潰れて傷んでしまわないようにするためです。
また、いちごは潰されたり傷がついてしまったところからすぐに傷んでしまいますので、冷蔵庫の中で他の食品などに潰されてしまわないように気をつけましょう。
冷蔵庫の中でも上のほうに詰んだり、他の食品に触れないようにして保存するのがおすすめです。
こうしてしっかり冷蔵保存ができれば、3~5日程度保存することができます。
常温の場合1日程度しかもたないので、なるべく冷蔵保存することをおすすめします。
より美味しくより健康に
【関連記事】
●いちごの旬の季節!おいしい時期は?主な品種や特徴をご紹介。
●いちご狩りにおすすめの服装や持ち物は?いちごの選び方やマナー。
私たちに馴染み深い果物であるいちごにも、美味しい食べ方や健康に良い食べ方など、いろんな秘密がたくさんあったんですね。
牛乳や練乳と一緒に食べたり、いろいろなアレンジをしてみたり、ぜひより美味しいいちごを、より健康によい食べ方で味わってみてください。