四十九日法要と納骨式のお布施や服装は?納骨しない場合は?
四十九日って長く感じますか?短く感じますか?
今聞かれたら、長く感じる人の方が多いと思います。
葬儀が終わってから、同じ質問をしたらどうでしょうか。
恐らく、ほとんどの方が短いと答えるのではないでしょうか。
葬儀の後って本当に忙しいですよね。
そんな中、四十九日法要の準備や納骨の準備もしないといけません。
今日は、四十九日法要と納骨式のお話です。
気になるお布施や服装、四十九日法要の時に納骨しない場合の説明もしていきます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
・四十九日法要・納骨式の服装や持ち物は?
・四十九日法要と納骨式のお布施相場は?同時に行う場合は両方必要?
・御膳料やお車代の相場は?
・お布施や御膳料、お車代の封筒の種類や書き方は?
四十九日法要と納骨式の流れは?納骨しない場合の保管の仕方は?
葬儀と同様に、法要も段取りが大事ですよね。
四十九日法要と納骨を行う場合と、行わない場合の流れを見ていきましょう。
四十九日法要と納骨を同じ日に行う場合
納骨って、いつしますか?
こう質問すると、ほとんどの方が四十九日法要の時と答えると思います。
ルールは無くても、ほとんどの方が四十九日法要と同時に納骨します。四十九日法要でお寺さんや親族が揃っていることが理由でしょう。
では、四十九日法要と納骨を同じ日に行う場合の流れはどうなるでしょう?
今から説明するのが必ず正解というわけではありませんが、この流れが多いです。
四十九日法要と納骨を別の日に行う場合
四十九日法要の当日までに、納骨先が確保できていない場合も出てきます。
お墓は購入したものの、完成していない場合。
まだ納骨したくないなど理由はいくつかあるでしょう。
この場合は、
となります。
ここで、納骨が済んでない場合と表現しました。
親族間の事情などで、葬儀当日や翌日に納骨する方を見かけるからです。
後日改めて納骨する場合は、引き続き遺骨を安置する必要があります。
その場合は、四十九日法要まで遺骨を安置していた祭壇や経机を利用して納骨まで安置するのが好ましいです。
四十九日法要・納骨式の服装や持ち物は?
四十九日法要や納骨式の服装ですが、難しく考える必要はありません。
喪服を着て、葬儀と同じ準備をしておけば失敗はありません。
詳しくは、葬儀の時の服装の記事を参考にしてくださいね。
基本的な服装は葬儀のときと全く同じで大丈夫です。
焼香もありますから、念珠も必要です。
香典も持って行くでしょうから、ふくさも忘れずに用意しておく方が良いでしょう。
持ち物も葬儀のときとほぼ同じでいいですよ。
四十九日法要と納骨式のお布施相場は?同時に行う場合は両方必要?
お布施の相場って気になりますよね?
都市部に行くほど高く、地方の方が低いと言われています。
地方の方が普段から付き合いがあるので、安いということですね。四十九日法要のお布施の相場は3万円~5万円が多く、納骨式は1万円くらいが多いです。四十九日法要と納骨式を同じ日に行う場合でも、お布施は分けて渡します。お布施の相場や渡すタイミングは地域によって異なるので、葬儀を依頼した葬儀社の方に聞いておく事をすすめます。
御膳料やお車代の相場は?
これも難しい問題ですね。
御膳料もお車代も、それぞれ5,000円~1万円で包まれる方が多いです。
もちろん、お寺さんが食事に着く場合には御膳料は不要です。
同様に、お寺で法事をする場合はお車代が不要です。
お布施や御膳料、お車代の封筒の種類や書き方は?
続けて、お布施や御膳料、お車代の準備の仕方について説明していきます。
お布施は奉書に包みます。
御膳料やお車代は、真っ白の封筒に入れます。
表書きは、下半分に施主の名前を書くのは共通です。
上半分は、お布施は『御布施』。
御膳料は『御膳料』、お車代は『御車代』と書くのが良いでしょう。
書くのは、濃い墨の筆ペンで構いません。
渡すときは、黒の小さなお盆に乗せて渡すようにします。
二度葬儀をすると言われる日本
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外国の方は、日本人は二度葬儀をすると言います。
もちろん、一度目は葬儀のことです。
二度目の葬儀というのは、納骨のことだそうです。
この考え方を持てば、四十九日法要と納骨式が同じ日でも違っても戸惑うことは少なくなると思います。
服装やお布施も同様なことが言えると思います。
難しく考えていくのは簡単ですが、シンプルに考えるのが仏事ごとを段取り良く進めるポイントではないでしょうか。
今回の記事も、みなさんの役に立てば幸いです。