らっきょうの効能と効果。ダイエットにも効く?食べ過ぎは危険?
カレーの名脇役というイメージの強いらっきょう。
でも実は身体に嬉しい成分がたくさん含まれているってご存知でしたか。
ここではらっきょうの栄養素の効果や効能のほかに、らっきょうを食べるとどうしても気になる臭いの対処法を紹介します。
・らっきょうの栄養素は?どんな効能があるの?
・らっきょうの健康効果は?ダイエットにも効く?
・らっきょうの効果のある食べ方は?食べ過ぎるのはダメ?
・らっきょうの臭いを予防する方法は?
らっきょうの栄養素は?どんな効能があるの?
らっきょうを食べると疲労回復に効果あり!
らっきょうに含まれている栄養素のなかで注目したいのは【硫化アリル】です。
この硫化アリルとはビタミンB1の吸収を助けてくれます。
硫化アリルは玉ねぎやにんにくにも含まれる健康成分ですが、らっきょうにも入っているというと意外な感じがしますね。
そしてビタミンB1は疲労回復の効果があるビタミン。
つまりらっきょうには疲労回復の効能があるんです。
ビタミンB1は豚肉などに多く含まれています。
なので、ポークカレーにらっきょうを添えれば元気いっぱいになる効果が得られること間違いなしです。
また、らっきょうには特別なフラボノイドが含まれています。
らっきょうに含まれるフラボノイドはなんとガン細胞に有効という研究結果が!
実はらっきょうはすごい効能を持つ野菜なんです。
らっきょうの健康効果は?ダイエットにも効く?
らっきょうはダイエットにも効果抜群
らっきょうにはラッキョウフルクタンという成分が多く入っています。
ラッキョウフルクタンとは特別な食物繊維。
食物繊維が多いイメージのあるごぼうと比べても、らっきょうはなんと4倍~5倍もの食物繊維が含まれているんです。
この食物繊維の効能で脂質の吸収がおさえられます。
さらにらっきょうを食べると腸内環境が整えられる効果があるという研究があります。
つまり、日常的にらっきょうを食べると痩せる体質になる効果があるということ。
小さならっきょうですが、すごい効能がいっぱいなんですね。
らっきょうの効果のある食べ方は?食べ過ぎるのはダメ?
らっきょうは刺激が強いので食べすぎNG。でも毎日食べるのがおすすめ
らっきょうを食べるときに注意してもらいたいのがらっきょうの食べ過ぎ。
らっきょうは刺激が強い野菜なので、一度に食べすぎたり、空腹時に食べると胃腸を痛めてしまうことも。
でも身体にいい食材なので、毎日コツコツ少しずつ食べるのがおすすめです。
らっきょうというと甘酢漬けが一般的ですが、生のらっきょうを炒めても美味しいですよ。
台湾ではらっきょうの煮物を食べるそうです。
どんな調理法にせよ、ビタミンB1の多い食材と一緒に食べて疲労回復効果をアップさせることを心がけてくださいね。
ビタミンB1は豚肉や玄米、豆類に多く含まれています。
らっきょうの臭いを予防する方法は?
らっきょうの臭いはあの果物で予防!
らっきょうが健康にいいことが判りましたが、ネックなのはあの独特な臭いですよね。
食べてからもぷーんと臭ってきては困ります。
そこでおすすめするのがらっきょうを食べたあとにリンゴを食べること。
らっきょうの臭いのもとはアリシンという成分。
これはニンニクの臭いのもとと同じなんです。
りんごには何とこのアリシンを分解する効果があるんですよ。
生のりんごが食べられない場面ではリンゴジュースでも大丈夫です。
できれば皮ごと食べたり、皮ごと使ったリンゴジュースだと更に効果てきめんですよ。
リンゴだけではまだ心配という人は、さらにその後牛乳を飲むとばっちりです。
これで臭いの心配をせずにらっきょうを食べることができますね。
らっきょうは健康に効果・効能があるスーパー食材
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料理のメインとなることはほとんどないらっきょう。
でも実はいろいろな効能があるスーパー食材だったんです。
疲労回復を助けてくれるうえにダイエット効果まであるなんて、驚きですよね。
食べすぎには注意しながら、らっきょうを毎日の食生活に取り入れてみてください。