年賀状【一言添え書き文例集】友達や親戚、上司へのコメントは?
お正月の楽しみの一つといえば、年賀状ですよね。
子供の頃からの楽しみでしたが、大人になるとまた違った楽しみ方があります。
それは、添え書き。
友人や親戚なら親しみのこもった楽しい添え書き。
職場の上司ならまた違った良い言葉を贈りたいですね。
今回は、年賀状の添え書きで、気の利いた言葉や一言についてご紹介します。
おもに出す相手別に一通りの例文を載せていますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
・年賀状の添え書きを書く前の注意点は?
・友達や仕事の同僚に送る年賀状の一言添え書きは?
・疎遠の友人に年賀状の一言を添えるなら?
・親戚への年賀状で一言コメントを書きたい場合は?
・先生や先輩など、目上の方へ送る場合の文例は?
・上司に送る年賀状に一言添える場合の文例は?
・お客様や取引先への添え書きの文例は?
年賀状の添え書きを書く前の注意点は?
年賀状を書く上で、実はちょっとした注意が必要です。
友人など気心が知れた相手なら笑って許してくれるかもしれません。
しかし、社会人となり目上の方に送る場合もありますので、いくつかこちらに記述します。
賀詞について
賀詞とは、賀正、謹賀新年(恭賀新年)、迎春、寿など、いろいろな言葉があります。
一文字のものや二文字のものは友人や後輩には大丈夫ですが、目上の方には失礼に当たりますのでご注意ください。
目上の方には四文字が良いですね。
昨年(去年)お世話になった方へのお礼
「去年」という言葉を使っていた方もいると思います。
しかし、去年の去は去るという「忌み言葉」になります。
したがって、去年という言葉は年賀状には適しません。
※そのほか、【滅び】【絶える】【失う】の言葉も縁起が悪いため避けましょうね。
句読点について
ついつい、添え書きに「、」や「。」の句読点を使う方は多いのではないでしょうか。
実はこちらは付けないのがマナーですので注意しましょう。
ただし、必ずしも付けてはいけないわけではないので、相手との関係性や会社の雰囲気をみて対応しても良いでしょう。
友達や仕事の同僚に送る年賀状の一言添え書きは?
仲の良い友人や同僚に添える一言なら、あまり気兼ねせず親しみのこもった言葉が良いですね。
親しい友人への一言添え書き例
「今年は飛躍の年にしたいですね」
「ご家族そろって楽しいお正月をお迎えのことと思います」
「いつもありがとう!今年もよろしくお願いします」
「またみんなでご飯でも食べに行こうね」
「昨年○○に行った時は楽しかったね♪また何処かに遊びに行こう!」
「今年も楽しい一年にしようね!」
疎遠の友人に年賀状の一言を添えるなら?
しばらく会ってない友人には、文面に迷ってしまう方多いようですね。
その場合「また会いたいね」などの一言を入れると好印象だと思います。
また相手の身体を気遣う言葉なども良いかもしれません。
疎遠の友人への一言添え書き例
「最近忙しくてなかなか会えないね また遊びに行こう」
「ご無沙汰しています 今年こそ会えますように」
「お元気ですか?また久しぶりに会ってお話でもしましょう」
「お仕事は順調ですか?身体を壊さないように気をつけてね」
「今年はみんなで会えるといいね」
「同窓会で会えるのを楽しみにしています」
親戚への年賀状で一言コメントを書きたい場合は?
親戚へ一言添えるとすれば、交流関係なども重要になってきます。
交流があまりなければ、接点を見つけづらいですね。
そのため無難な書き方として、親戚への添え書きは、自分の家族の近況を報告したり相手の家族を気遣う言葉を添えるのが望ましいと思われます。
親戚への一言添え書き例
「旧年中は母の病状を気遣って下さり有難うございました」
「こちらはお陰様で家族一同元気に暮らしております」
「ご無沙汰しておりますがお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか」
「どうかお身体を大切にしてくださいね」
「今年は寒いですね 風邪にはお気をつけ下さい」
「近いうちにまた寄らせてもらいますね」
先生や先輩など、目上の方へ送る場合の文例は?
先生や先輩などの目上の方へ添え書きするなら、今の近況を伝えたり、お元気ですか?などの尋ねる言葉を書くと良いでしょう。
先生や先輩など目上の方への添え書き例
「こちらは忙しいながらに元気に過ごしております」
「ご無沙汰しておりますが先生にはおかわりございませんか」
「今年も宜しくご指導のほどお願い申し上げます」
「いつもお世話になり有難うございます 本年もよろしくお願いします」
「いつも暖かいお心遣い有難うございます」
「謹んで年頭のご祝詞を申し上げます 」
上司に送る年賀状に一言添える場合の文例は?
上司に対しては、目上の方へ送る文と同様の一言を添えるのが無難です。
しかし、意気込み等を書き込むと、熱意が伝わるかもしれませんね!
丁寧な言葉使いを心がけましょう。
上司への一言添え書き例
「昨年は親身にご指導頂き 有難うございます」
「旧年は色々お世話になり 有難うございました 本年も宜しくお願い申し上げます」
「昨年もお世話になり本当に有難うございます 今年も頑張ります!」
「旧年中は有難うございました 本年もご指導の程よろしくお願いします」
「本年もご期待に添えるように精進します」
「まだまだ未熟ですが 先輩方を見習い 一歩一歩成長していきたい所存です」
「今年は入社○年 これまでのご指導をさらに活かせるように努めます」
お客様や取引先への添え書きの文例は?
上記の通り、目上の方や上司への添え書きは丁寧さを求めました。
基本としては、取引先やお客様となると、さらに丁寧な言葉づかいを心がけるべきです。
誤字脱字にも注意しましょう。
お客様や取引先への一言添え書き例
「旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり誠に有難うございました ○○様をはじめご家族皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます」
「お忙しい毎日と存じますくれぐれもご自愛下さい」
「本年もお力添えのほどよろしくお願いいたします」
「お客様のご来店をお待ちしております」
「貴社益々のご発展をお祈り申し上げます」
「本年も変わらぬご交誼のほど何卒よろしくお願い申し上げます」
年賀状の添え書きは手書きが良いですね
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年賀状の一言添え書きの例文を相手別にお送りしました。
友人への年賀状は言葉に悩むことはなくとも、上司や目上の方へ送る際には、何を書けばいいか悩むこともあると思います。
そのような時に今回の記事が手助けとなれば幸いです。
プリンターで印刷してしまい、添え書きを書かない方も多いようですが、やはり手書きの文字は暖かみがあります。
きっと喜んでもらえることでしょう。
今年年賀状を送る際には、ぜひ手書きで挑戦してみませんか。
ほかの年賀状よりも存在感がきらりと光りますよ。