子供が寝ない原因と対処法。眠らない理由は運動量や起床時間?
子育てしていると何かしらの壁に当たり、育児をしているママやパパは頭を抱えてしまうこと多いと思います。
その中でも、子供が夜なかなか寝なくてイライラすることが多いのではないでしょうか。
急に夜寝なくなって何度も困ってしま経験は良くあると思います。
しかも、なかなか寝ない原因が検討もつかず余計にイライラしてしまうんですよね。
そこで、子供がなかなか寝ない原因についてどう対処していけばいいのか困ってしまっているママやパパのために紹介していきたいと思います。
・子供が夜なかなか寝ない原因は?
・子供にとって必要な睡眠時間はどれくらいなの?
・夜ぐっすり寝るにはまずは早起きから!
・身体を十分に動かすこと!昼寝のし過ぎは禁物
・寝る前に脳を興奮させないこと。怒るのもNG
子供が夜なかなか寝ない原因は?
頑張って子育てしているのにどうして夜寝てくれないの?その原因ってなんなの?と叫びたくなりますよね。
実は子供が夜なかなか寝ない原因は一つだけではないんです。
その原因について一つづつ説明していきますね。
子供の生活リズムが崩れている
生活するにあたって重要な生活リズムが、根本的に崩れていると夜はなかなか寝ません。
ふと一日の子供の生活リズムを、次の質問に沿って思い返してみてください。
1.起床時間遅くないですか?
子供の起きると良い言われている時間は午前6時~8時の間です。
午前8時以降(例えば9時起床や10時起床など)だと起きる時間は遅いと判断されてしまいます。
2.昼寝の時間が長くないですか?
一般的には子供の昼寝時間は2時間程度、二回お昼寝する場合は計4時間程度がベストと言われています。
また、午後4時以降に寝かせるのはNGと言われています。
3.晩御飯の時間遅くないですか?
晩御飯の時間が遅いと寝る時間の時に胃の中の消化が始まり、興奮状態になってしまうこともあります。
そうなってしまうと夜なかなか寝なくなってしまうので、寝る時間の3時間前には食べるように習慣付けましょう。
4.就寝時間が遅くないですか?
就寝時間が遅ければ起床時間も遅くなってしまい、夜も早く寝なくなってしまいます。
なので、早寝早起きを心掛けるようにしてください。
このように基本の生活リズムが崩れていると、なかなか寝てくれません。
私の子供も生活リズムが崩れていたので寝てくれなかったことがあり、規則正しい生活リズムにしたら寝るようになってくれたので、まずは生活リズムを正してみてくださいね。
運動量が足りず、体力が有り余っている!?
子供は大人が思っている以上に体力は半端なくあり、ちょっとやそっとで体力消耗することってないんですよね。
そうなってしまうと、疲れなどがなく子供からしたら物足りない状態になってしまうので、しっかりと運動させてあげてください。
幼稚園や保育園に行くようになると、そっちで体力を使ってきてくれるので少しは楽になりますよ。
寝る時、親が起きているのはダメ!
親が起きていれば子供は遊びたくてウズウズし出します。
そうなってしまうと、夜なかなか寝てくれなくなるので子供一緒に寝るようにするといいですよ。
どの子にも必ずやってくるイヤイヤ期が原因もある!
イヤイヤ期の時期になると「遊ぶの!寝ない!」など、イヤイヤされるのでなかなか寝てくれないものなのです。
そんな時は子供が興味の湧くようにお約束事を作って、「一回遊んだら寝ようね」などを言うか、選択肢を作ってあげると何とか乗り切ることが出来ますよ。
お子さんによってイヤイヤ期の度合いは異なってくるので、その子に合わせてやってみてくださいね。
寝る直前に興奮させないで!
寝る時はリラックス状態で寝るようにしないと寝てくれません。
パパは遊びたくて寝る直前まで遊んであげたくなる方もいると思いますが、子供のためにと思って興奮してしまうようなことはしないであげてくださいね。
また、寝る直前までテレビやスマホなど見せているのも興奮状態になってしまう原因になるので注意してくださいね。
イライラなどの気持ちを子供の前ではダメ!
イライラしてしまいたくなる気持ちは分かるのですが、子供は親の気持ちにとても敏感なんです。
なので、イライラしていると子供も感じ取ってしまい不安な気持ちがいっぱいとなり寝てくれなくなってしまうので、ママもパパもリラックスして一緒に寝ましょう。
このように子供が夜なかなか寝ない原因には、たくさんの理由があるんです。
全部一気に正すのは難しいと思うので、1つづつでもいいので少しずつ見直していくと良いですよ。
子供にとって必要な睡眠時間はどれくらいなの?
そもそも子供の必要な睡眠時間ってどのくらいないといけないのかって分からないですよね。
そこで、子供の睡眠時間を年代別に調べてみたので紹介していきますね。
新生児の必要睡眠時間
新生児の必要睡眠時間は10時間~18時間とほぼ一日です。
3ヶ月~11ヶ月の必要睡眠時間
3ヶ月~11ヶ月の必要睡眠時間は10時間~13時間+2回のお昼寝(計4時間ほど)必要になります。
しかも、この時期は陽の日に浴びて1日のリズム(体内時計)を作る大切時期なんですよ。
1歳~3歳の必要睡眠時間
1歳~3歳の必要睡眠時間は一回のお昼寝(2時間程度)も含んで12時間~14時間必要となり、基本の生活のリズムを作る大切な時期となります。
4歳~6歳の必要睡眠時間
4歳~6歳の必要睡眠時間は10時間~13時間で、お昼寝は必要なくなってきます。
そして生活習慣が身につく大切な時期なので、なるべく生活リズムは崩さないように保たないといけない時期になります。
6歳~12歳の必要睡眠時間
6歳~12歳の必要睡眠時間は10時間~11時間。
12歳~18歳までの必要睡眠時間
12歳~18歳までの必要睡眠時間は8.5時間~9.5時間と徐々に短くなっていきます。
子供の睡眠時間は心や身体の成長には欠かせない時間なので、睡眠不足にならないよう十分に睡眠時間を取ってあげてくださいね。
夜ぐっすり寝るにはまずは早起きから!
夜ぐっすりと寝てもらうなら、まずは早起きさせてみてください。
午前6時~8時の間の陽の日を浴びるようにすると、体内時計がしっかりと作られて生活リズムもでき、自然と早く寝るようになります。
もし、起きる時間が9時や10時と遅くなってしまうと体力も有り余ってしまい、生活リズムも崩れ寝てくれなくなってしまうので注意してくださいね。
身体を十分に動かすこと!昼寝のし過ぎは禁物
早く寝かせるなら日中にたくさん身体を動かせる!
子供の体力は無限大と言って良いほど有り余っているんです。
なので、日中お外遊びの時間設けたり施設やお買い物などお出かけするようにして、身体を思う存分に動かすようにしてあげると、疲れて夜も早く寝るようになります。
子供が動くようになった時に、晴れている時は公園に行って一緒に遊んだり、雨の日はお買いものついでに中で遊べるような施設に行って遊ばせたりすると良いでしょう。
また、幼稚園に行くようになるとそっちで体力が使われてくるので、少しは楽になりますよ。
昼寝のし過ぎは禁物!夜寝なくなる原因に!
日中遊びに行かせると子供は疲れてお昼寝してしまいますが、お昼寝のし過ぎには注意してください。
子供は少しのお昼寝だけでも体力は充電され元気になります。
お昼寝しすぎてしまうとたくさん体力が充電されてしまい、夜寝る時も有り余った体力を消耗するため寝てくれません。
なので、一回のお昼寝で長くても2時間以内と決めるようにしておくと良いですよ。
また、午後4時以降に昼寝してしまっても、体力が有り余ってしまうので気をつけてくださいね。
寝る前に脳を興奮させないこと。怒るのもNG
寝る前によくやりがちになっているのは、子供を興奮させてしまうことなんですよね。
子供を興奮させてしまうと脳も活発となりなかなか寝なくなります。
なので、寝る1時間~2時間前にはテレビやスマホを見せたり遊んだりしてはダメです。
リラックスできるように、絵本の読み聞かせなどしてあげると寝てくれますよ。
また寝る前に何か子供がやらかして怒ってしまうこともあると思いますが、怒ってしまうと子供は不安な気持ちがいっぱいになり寝なくなってしまいます。
なので、怒るのではなく優しく言うようにしてあげてください。
そしてママもパパも、気を張らずにリラックスして子供と一緒に寝てあげてくださいね。
子供の部屋は真っ暗よりもほのかな暗さが〇
基本的には真っ暗な方が睡眠に必要なメラトニンや成長に必要なホルモンが多く分泌され寝つきは良くなると言われていますが、子供が自分の部屋で一人で寝る時に真っ暗だと怖くて逆になられなくなってしまいます。
なので、間接照明を使って明るくなり過ぎないように設置し、目にも直接光が入らないようにしてあげると、メラトニンやホルモンなどの分泌を妨げるということはなくなるので、寝つきも変わらず寝てくれます。
また、真っ暗だと何かあった時に危ないので、ほのかな暗さがいいということもありますね。
子供が夜寝ない原因は生活リズム・運動量!
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子供が夜なかなか寝ない原因は、早寝早起きが出来ず、ご飯の時間も決まっていないなど生活リズムが崩れていることなんですね。
また、運動量が足りずに体力が有り余っていても早く寝てくれなくなるので、生活リズムをしっかりと作って、日中は思う存分身体を動かさせてあげるといいですね。
ただし、お昼寝のし過ぎには注意が必要なので気を付けてあげてください。
ママもパパも「生活リズムをしっかりしないと」と気を張るのではなく、リラックスした状態でその生活を楽しみながらお子さんと一緒に寝るようにしてみてくださいね。
親子ともども健康で楽しい家庭になることでしょう。