幼稚園児・保育園児の習い事おすすめ!数や費用は?理由は?
幼稚園や保育園の生活が落ち着いてきた頃、「そろそろ習い事を始めようかな?」と考える方も多いのではないでしょうか。
初めてのお子さんの場合、どうやって習い事を決めたら良いのか、どれくらいの費用がかかるのかなど、気になるポイントがたくさんありますよね。
そこで今回は、幼稚園児・保育園児におすすめの習い事をご紹介していきます。
習い事をするメリット・デメリットや習い事の選び方、習い事の数や平均費用までを詳しくまとめましたので、これから習い事を始めようと思っている方には必見の内容ですよ!
この記事の目次
幼稚園児・保育園児に習い事は必要?メリットやデメリットは?
赤ちゃんが生まれて間もなくはお世話に手いっぱいですよね。
でも、少し落ち着きが出てくると気になるのが習い事。
今は胎教といって、生まれる前からというのもあるくらいですから気になってくるのは当然かと思います。
まずはメリットや注意点についてです。
一番のメリットは「好き」が増えること
幼稚園児や保育園児の習い事は必須ではありませんが、メリットは十分にあります。
習い事をしていると成功体験を積み重ねる機会が増えるので、何事にも前向きに取り組めるようになります。
中学校、高校と年齢を重ねていく中でも、「自分には得意なことがある」という自信は、壁にぶち当たってしまったときの心の支えになることもありますよ。
また、幼少期から触れてきたことは、大人になってからも毎日を充実させる一つの趣味として楽しむこともできます。
習い事がそのまま職業に直結する人もいますよね。
習い事をしなければ増えることのなかった新しい「好き」を与えてあげられるのが、習い事の一番のメリットと言えるでしょう。
ママにとっても良い
そして実はママのためにもなっています。
子供が習い事をすると、子供にとってもママにとっても良く、視野が広がり精神的に開放的になります。
ママが悩んだりイライラしていると当然子供にも良い影響はなく、悪循環に陥りがちです。
子供が外で習い事をすることで、ちょっとしたことも気にならなくなり、お互い余計なストレスを感じなくなることが大きなメリットの1つですね。
そのためにも無理なくできる習い事が良いでしょう。
注意点は「好き」を減らさないこと
習い事をするときに注意をしたいのが、子どもの「好き」を減らしてしまわないことです。
例えば、習い事を掛け持ちして毎日忙しく、大好きな虫取りやお絵かきができなくなってしまうこと。
習い事の指導者や雰囲気が子どもに合わず、行くのが辛くなったまま通い続けていること。
親ですから子どもに期待をしてしまうことは当然のことですが、子どもの気持ちよりも親の気持ちを優先してしまっていないかを、意識しておきたいですね。
ただし、「練習が大変だからやめる。」というように一時の判断で簡単にやめてしまうのはあまりよくありません。
その点は、この後ご紹介する『習い事の決め方は?』で詳しくご説明していきます。
習い事はいつから始めるのがいいの?いくつもやった方が良い?
何を習わせたらよいのか?という疑問とともにわいてくるのが、いったいいつからやらせてあげるのがいいの?という疑問。
結論から言うと、子供の成長具合に合わせてあげるのが一番です。
子供って個性豊かですよね。
身体の大きい子もいれば小さい子もいます。
お話が上手な子もいれば、ちょっと苦手な子もいますね。
それと同じで、どんなものがその子に適しているか、また、その子が成長する手助けになっているかというのは一人ひとり違うもの。
また、習い事によっても始めるべき時期は異なるものだったりしますよね。
例えば、ピアノであれば鍵盤を押す力がまだ十分でない時に始めても大変だったりします。
そうはいってもいろいろと気になるし、できることなら楽しく通わせてあげたいというのが親心。
習い事をさせる時期やポイントを具体的にご紹介します。
音楽と運動は4才までがおすすめ
英語を自然に習得できる限界として知られる「臨界期」。
実は音楽や運動にも臨界期があるといわれており、その臨界期は4才頃といわれています。
習い事を決めるときのポイント
子どもがやりたいことを習う、というのは大前提ですが、ここでは習い事を決める際のポイントをいくつかご紹介します。
『長所を伸ばす習い事』
習い事は大きく分けると、運動系と芸術系の2種類があります。
例えば、「走り回るのが大好き!」「体力を持て余している。」普段からそう感じている子どもには運動系の習い事をさせてみるのも一つの方法です。
反対に、「お絵かきが大好き!」「歌を歌うのが大好き。」そういった子どもには絵画教室やピアノなどが良いかもしれませんね。
『家庭でできない習い事』
習い事を決めるとき、特にどちらかで迷ってしまったときの考え方として、家庭ではなかなかできない習い事を選ぶという方法があります。
その道のプロに習ったり、集団の中で活動したりするというのが習い事の醍醐味ではありますが、ここではその観点を一旦置いておきましょう。
例えば、サッカーと水泳。
サッカーは家族で近所の公園に行けば比較的簡単に楽しむことができますが、水泳は親も一緒に行くとなるとなかなかハードなイベントになってしまいますよね。
ほかにも、音楽教室とバレエ教室。
音楽教室で歌をうたうことがメインとなる年齢では、お手本を見て体で覚える必要のあるバレエを選択するというのも一つの考え方です。
『2つ目は「動」か「静」』
2つ目の習い事を考えている場合、その習い事が「動」なのか「静」なのかを意識しておくと良いでしょう。
「動」は体を大きく動かす習い事、「静」は体を大きく動かさない習い事です。
幼稚園や保育園でも、園庭で遊ぶ「動」の活動の後に、イスに座って工作をする「静」の活動、というように組み合わせて活動を行っています。
もちろん長所を伸ばすという意味では「動」を重ねるのも一つの方法ですが、まだ幼稚園児や保育園児のうちは、「動」の時間と「静」の時間をバランスよく持つことがおすすめです。
例えば、水泳をすでに習っている場合、新たにサッカーを習い始めると、「動」×「動」ということになってしまいますよね。
そこで、水泳と音楽教室や習字教室、そろばん教室などと組み合わせる方法があります。
習い事の選び方は?親・子供どちらが決める?
子どもに決めさせる
習い事を選ぶ際におねがいしておきたいのが、子供の気持ちを優先させてほしいという点。
子どもが「やりたい」と意思表示できる年齢からは、子どもに習い事を決めさせましょう。
私たち親からの目線でこれは習わせておきたいと思っても、なかなか子ども自身が乗り気ではないというときは、無理強いせずにきちんと子供の気持ちや意見を聞いてあげましょう。
親に言われたから習っているのではなく、やりたいことを自分で決めたから習っているという状況は、自分で選択する練習にもなりますよ。
どうしてもやってみてほしいことがあるのならば、まずはその習いごとに興味を持つように働きかけてあげましょう。
そのやり取りの中からも新たな発見があるかもしれません。
始める前はルールを決める
子どもに習い事を決めさせるときは、おうちの習い事ルールを決めておくことをおすすめします。
「やりたいからやる」という気持ちが一番大切なのですが、しっかりとルールを決めておかなければ「自分で決めたから習っている」という責任が薄れてしまうからです。
ほかにも、習い事の目標や、やめたくなったときはどうするか、というように、ある程度先のことまでをしっかりと話しておき、忘れないようにノートなどに書き残しておくと良いですね。
「好き!」がわからない時期は体験へ
子ども自身に「好き!」の気持ちがある程度芽生えていると決めやすいですが、そうでない場合、どんなことを楽しいと思うのか、自分でもまだよくわかっていないこともあります。
経験が少ないのですから当然と言えば当然ですよね。
そのため、親から見て「何が好きなんだろう?」と思う時期であれば、いくつかの習い事の体験レッスンへ参加してみることをおすすめします。
水泳に行ってみたらすごく水を怖がった、ということであれば、スイミングは選択肢から外して良いでしょう。
幼稚園児や保育園児のうちは、体験に行ってみて「楽しそうに笑顔で参加していた」ということが、習い事を決める一つの目安になります。
保育園児におすすめ(人気)の習い事と理由は?
子供の将来のために何か習い事をさせたいと思っているパパやママも多いですね。
保育園の場合には自分からこれをやりたい!とはあまり言わないので、楽しみながらできる習い事がおすすめです。
保育園児におすすめ(人気)の習い事と理由をご紹介します。
英会話
小さいころから英語に触れあうことで自然と英語を覚えることができます。
幼いうちは言語に対する吸収力が高く、耳も柔軟だと言われています。
幼いうちから英語に触れ、抵抗感なく受け入れられる土台作りをしておきたいと考える親御さんは多いようです。
保育園の頃は勉強というよりも遊びに近い感覚で英語に触れることができるので、楽しみながら勉強ができますよ。
スイミング
習い事といえば!の定番ですね。
スイミングは体も強くなりますし、水になれることで小学校になった時に水を嫌がらなくなります。
早く泳げることで自信にもつながりますよ!
ベビースイミングは早いところだと4か月から受け入れ可能なところもあり、早くから始めやすいことやママの運動不足解消になるという点も人気の秘密のようです。
通信教育
子供チャレンジなどの通信教育系の習い事も人気です。
自宅で気軽に挑戦できますね!
費用も安く初めやすいのも魅力です♪
ダンス
ダンスは保育園の年代の子供でも楽しみながら習うことができます!
楽しく体を動かしながらリズム感や表現力が身につくのが魅力。
体を動かすことは良いことですし、リズム感も養うことができるので保育園の習い事としては人気ですよ♪
大勢でダンスをすることで協調性が身につくという声もあります。
そろばん
早いうちに暗算を身につけさせたいと思っている方にはぴったりです。
習い事の時間的に1時間前後なので集中力も身に付きます!
楽しいと思えれば保育園からでも大丈夫です。
音楽系
バイオリンやピアノなど、小さいうちから音楽に触れあうことで絶対音感やリズム感を養うことができます。
保育園の年代では本格的ではなくリトミック的なものの場合もあります。
どの程度の習い事をさせるかで教室を選びましょう♪
公文幼児教室
勉強や宿題をする習慣付けをしたい方におすすめの習い事です。
小学入学前に、ひらがなや簡単な計算はできるようにさせたい時にもピッタリです!
公文幼児教室は、先生にもよりますが、楽しく勉強をする感覚なので習慣作りにいいですよ♪
幼稚園児におすすめ(人気)の習い事と理由は?
幼稚園に上がったら小学校に向けて習い事をさせる家庭も多くなります。
自分では教えることが難しい、ダラダラしてしまう幼稚園の子供には、習い事で外に出るのもいい経験になりますね。
幼稚園児におすすめ(人気)の習い事と理由をご紹介します。
スイミング
スイミングに通ったことで免疫力が高まり、体が強くなったという話は誰もが聞いたことのある話かと思います。
体力作りや体を強くするために習い事をさせることが多いです。
適度な疲労感から夜の寝つきもよくなるのだとか。
幼稚園を卒園したら小学校なので、それまでには泳げるようになって欲しいと早めに準備をする方も多いですよ。
スイミングでは運動能力の向上や集中力向上にも役立ちます!
勉強系の塾
小学校入学前に計算、ひらがなを覚えさせたい、受験を考えている方は幼稚園から塾に通わせます。
また、幼稚園から落ち着きや集中力を向上させたい方も勉強系の塾を利用します。
ピアノ
英語と同じように耳が柔軟なうちに音感やリズム感が鍛えられるのがこちら。
コツコツ練習する大切さや発表会やコンクールを通じて度胸を鍛えられる、というのもとっても良いと思います。
楽しめることを増やして欲しい、音楽に触れさせたい、得意を増やしてあげたいという理由からピアノを習わせる方が多いです。
芸能活動や音楽活動などにも役立ちそうですので、将来性もありそうです。
指先を使うピアノは知育にも良いと言われていますし、感性も磨かれますね♪
男の子が通うというパターンもかなり増えているんですよ。
英語
グローバル化がどんどん進んでいる現在、小学校でも英語は授業で行います。
これから英語を覚えておくと大人になっても有利になることもあるので、幼稚園から英語の習い事をさせることも多くなりました。
早く覚えるということは自信につながりますね。
習字
字を早く覚えることができ、字を綺麗に書くことができるようになります。
字の書き方や書き順、姿勢も学ぶことができます。
また、集中力も高まるので幼稚園から習字の習い事をさせる方も多いです。
最初は遊び感覚なので楽しみながらできます。
サッカー
体を動かす機会がない、協力することを覚えさせたい時におすすめの習い事です。
野球もいいですが、道具が少なく気軽に始めることができるのも魅力です!
ボールを蹴る、追いかけるは幼稚園の年代は楽しいのでピッタリです。
通信講座
両親と子供のコミュニケーション向上にも通信講座はおすすめです。
通信講座は勉強系以外にもたくさんあり、親子で一緒に始めるのもいいですよ♪
価格も安いので、勉強は家で習い事は運動系をという方にもピッタリです。
幼児教室
幼児教室は各学年ごとにクラス分けされ、参加していくスタイルが一般的。
同学年で成長具合が同じくらいのお友達ができやすい環境になっています。
また、運動面・知育面・情操面などさまざまな面に働きかけをしてくれます。
習い事を始めてみたいけれど、選びきれないという方や、同じくらいの年齢の子供との関わりも大事にしたいという方におすすめかと思います。
体操教室・体育教室
運動神経やバランス感覚を鍛えたいなら体操教室や体育教室。
できない演目に何度もトライすることで根気が養われたという声や、姿勢がよくなったという声も聞いたことがあります。
プログラミング
メディアなどでもかなり注目されている習い事かと思います。
このコンピューターをこう動かしたい!という目的に向かって、プログラムを組み立てていく作業というのがプログラミング。
一つの目的を解決するための論理的思考力や問題解決能力を育てると言われています。
チアリーディング
女の子からの人気が高まっている習い事の1つ。
リズム感やチームでの協調性に加え、年齢がすすむにつれて、礼儀なども身につくようになりますよ。
料理
毎日料理をしていると気が付きにくいですが、料理を段取り良く進めるには五感をフル活用しなくてはなりません。
これが実は脳にとっても良いんです。
料理を完成させ、食べてくれた人がおいしいといってくれたらその達成感から自信にもつながりますよね。
その自信が子供を成長させてくれます。
習い事にかかる費用はどれくらい?送迎サービスを使う場合は?
幼稚園児や保育園児の場合、平均的な習い事費用は8,000~1万円程です。
習い事の費用は地域や教室によりさまざまですが、参考に習い事別の平均費用をご紹介します。
水泳:約6,500円
武道:約4,500円
サッカー:約5,500円
ピアノ:約7,000円
バレエ:約11,000円
体操:約5,000円
ダンス:約6,000円
絵画:約6,000円
英語:約7,500円
習字:約4,000円
そろばん:約6,000円
習い事によっては送迎サービスが付いている場合もありますので、忙しい方は習い事を探す段階で、送迎付きかどうかという点も判断ポイントになるでしょう。
送迎が付いていない場合でも、ベビーシッターでは1時間1,000円から、地域のファミリーサポートサービスでは1時間700円からお願いすることができますよ。
習い事で新しい体験を
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今回は、幼稚園児・保育園児におすすめの習い事など、習い事についての情報をまとめてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
習い事は、幼稚園や保育園、家庭ではできないことを学べる最高の機会となります。
習い事選びに迷ったときは体験に行ってみることもおすすめですよ。
ぜひ、お子さんが楽しく取り組める習い事を見つけてみてくださいね。