【新入社員歓迎会のお礼メール例文】上司・幹事・社内・社外へ送る文章。
新入社員歓迎会は会社に入社すると必ずと言ってもいいほど催される嬉しい会です。
でも、自分が歓迎されるからといってただ楽しむだけではいけません。
社会人としての常識を疑われないようにするためにも、歓迎会後のメールは必ず送るようにしましょう。
新入社員歓迎会などの飲み会後のお礼メールは、感謝の気持ちを伝える素晴らしい行為であるとともに、自分の気遣いの力をアピールできる良いチャンスでもあるのです。
今回は、新入社員歓迎会の後に送るお礼メールの例文を「上司」「幹事」「社内に一斉」「社外」とそれぞれ分けてご紹介します。
例文をそのままコピーして少しアレンジを加えれば、いつ出しても恥ずかしくないメールが出来上がりますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
上司へ送る新入社員歓迎会のお礼メール例文。
歓迎会などのお礼メールは、仕事ができるできないと評価される最初の関門だといっても過言ではありません。
文面はもちろんのこと、下記のことに気を配りながらしっかりとメールを送りましょう。
・歓迎会後すぐに出す
・感謝の気持ちを簡潔に自分の言葉で伝える
・仕事を頑張る気持ちが高まっていることを伝える
さらに上司に送るときは、上司が飲み会の席で話してくれた言葉などを引用すると、ぐっと好感度があがります。
メール例文
〔タイトル〕
歓迎会のお礼
〔本文〕
山田部長
お疲れ様です。
田中です。
本日はお忙しい中、歓迎会にお越しいただき本当にありがとうございました。
初めての飲み会で少し緊張していたのですが、部長がとても優しく接してくれて楽しい時間を過ごすことができました。
とくに部長が話してくれた「とにかく背伸びをせずに出来ることを一生懸命やる」という言葉は、心に訴えかけてくるものがありました。
部長の言葉通り、まずは自分にできることを背伸びせずに精一杯やろうと強く決心した次第です。
ぜひ、明日からもまたご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
取り急ぎ、歓迎会のお礼を申し上げます。
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署名
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幹事へ送る新入社員歓迎会のお礼メール例文。
幹事は少し上の先輩がやってくれる場合が多く、ある程度大きい会社であれば幹事の業務量もなかなかのものになります。
そのため幹事へ送るお礼メールには必ず、「幹事をしていただいたことへのお礼」を入れるようにしましょう。
労(ねぎら)いの言葉もあるといいかもしれませんが、新入社員が下手に労いの言葉などを使うと逆効果になることもあります。
とにかく御礼の言葉を述べるに徹しましょう。
メール例文
〔タイトル〕
歓迎会幹事のお礼
〔本文〕
鈴木主任
お疲れ様です。
田中です。
本日はお忙しい中、僕たち新入社員のために歓迎会を開催していただき本当にありがとうございました。
主任のおかげですぐに緊張もほぐれ、楽しい時間を過ごすことができました。
途中で席替えなども行っていただき、何人もの人たちとはじめて話すことができました。とても貴重な時間でした。
自分も早く主任のように気配りができるよう誠心誠意精進して参ります。
また引き続きどうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。
本当に今日はありがとうございました。
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署名
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社内一斉送信で送る新入社員歓迎会のお礼メール例文。
上司や幹事にお礼メールを送るだけでは、最悪の場合点数稼ぎのように思われることもあるかもしれません。
そのため、なるべく参加して頂いた社員全員にお礼メールは送るようにしましょう。
理想は一人ひとり送ることですが、人数も多いとなかなか現実的ではありません。
そのため、上司や幹事だけは個別で送り、後はCCメールでのお礼に徹しましょう。
参加者全員に送るというときには、一人も漏れがないように送ることがとても大事です。
そうでないと、後からいらぬ荒波を立てることになるかもしれません。
なお、全員に送る場合は遅くとも次の日の朝一番までに送るようにしましょう。
メール例文
〔タイトル〕
歓迎会ありがとうございました。
〔本文〕
歓迎会にご参加いただいた皆様
お疲れ様です。
田中です。
昨日は歓迎会催していただき誠にありがとうございました。
こうやってみなさんに温かく迎えていただき、チームの一員になれたことを心から嬉しく思います。
早く営業部の業務に慣れ、一日でも早く数字を作ってチームに貢献できるよう精一杯努力していきたいと思います。
本当に今日はありがとうございました。
メールにて恐縮ですがお礼申し上げます。
引き続きご指導ご鞭撻の段、お願い申し上げます。
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署名
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社外へ送る新入社員歓迎会のお礼メール例文。
社外の方に新入社員歓迎会を開いてもらうことがある場合も、必ずお礼が必要になります。
そして、そのような社外の方に対してのお礼メールの書き方は、社内へのお礼メールとは内容が少し異なるので注意しましょう。
注意点としては、下記の通りです。
・先方の会社名を必ず明記する
・自身の署名や名前を明記する際には会社名をつける
・本文中に名前をあえて書いて、お礼を伝える
メール例文
〔タイトル〕
歓迎会誠にありがとうございました。
〔本文〕
株式会社○○
○○様 ○○様
お世話になっております。
株式会社○○の田中です。
昨日は歓迎会を催していただき誠にありがとうございました。
お忙しい中、わざわざ私達のために貴重なお時間を割いてご準備いただいたことを深く感謝申し上げます。
おかげさまで○○様、○○様ととても楽しい時間を過ごすことができ、株式会社○○様との業務内容についても深く理解することができました。
まだまだ、わからないことばかりでご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、早くお力添えできるよう努めさせていただきます。
これからもご指導、ご鞭撻を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
メールにて恐縮ではございますが、取り急ぎ、お礼申し上げます。
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株式会社○○
○○部
山田
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メール後の直接のお礼も大事。
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新入社員歓迎会のお礼メール例文を相手別にお送りしました。
ビジネスの場では新入社員歓迎会にかぎらず、さまざまな場面でお礼メールを送る機会があります。
ですが、本当に大事なのはメールを送った後だという方も多いです。
本当にできる方はメールを送った後、直接会ってお礼を言ったり、電話でお礼を伝えたりと、抜けがありません。
新入社員の間は業務で差をつけることはなかなか難しいです。
しかし、このような人として当たり前の行動の積み重ねが、最も大きな差になることもあります。
たかがメールなどと思わず、しっかりとメールを送りつつ、可能であればメールの後でも自分の言葉でお礼を伝えるようにしましょう。