貧血の原因と対処方法!症状チェック方法は?効果的な食べ物飲み物は?
健康診断などで「貧血」と言われた経験はありませんか?
貧血で悩んでいる方、その症状はいつからでしょうか。
体の不調が続いたり、また急に症状が出てしまい、立っていられないという経験もあると思います。
貧血は軽く見られがちですが、本人はとっては辛いものです。
貧血は体のSOSのサイン。
慢性的な症状である貧血は、治療を行うとなると長い期間がかかってしまいます。
ただ、日常生活において予防したり、適切な治療で改善することができる場合も多いのです。
今回は、貧血の原因と対処方法などについて下記の流れでご紹介していきます。
この記事の目次
貧血とは?
体内に酸素を運ぶ働きをするヘモグロビンが血液中に不足することを貧血と言います。
出血によって引き起こされることが多い貧血ですが、血液の量はもちろんですが、血液の濃度のことも含まれます。
貧血になると、血液によって十分な酸素や栄養が運ばれていない状態になり、全身が酸素不足になり、体調不良がひきおこされます。
みなさんは日頃生活をする中で、何かしらの体の不調にお悩みということはありませんか?
目が痛む、頭痛、吐き気、一見よくある“体調不良”と片づけられてしまいがちなこれらの症状ですが、実は貧血が原因で引き起こされている場合が多いことをご存知でしょうか。
症状がさまざまあるため、自分が貧血だと自覚していない人も多いのです。
日本人成人女性の約17%が貧血と言われる現代。
数値は今後増える可能性もあります。
症状をそのまま放置していると、重度の貧血に陥ったり、他の病気を引き起こす原因になるので早めの対処をしておくに越したことはありません。
原因や症状をチェックして、適切に対処すれば容易に改善することも多いですよ。
朝礼で倒れるのは貧血とは別
貧血になると、顔色が悪くなり、目まいや立ちくらみが起こることは皆さんもご存じだと思います。
そのほかにも、耳鳴りがしたり、寒気がしたり、頭痛が起こる人もいます。
どうきや息切れなどの原因が貧血だったということもあります。
貧血になると、血液を少しでも体中に送ろうとして心臓や肺に負担がかかるので、健康な状態よりも疲れやすくなります。
通常なら何でもないような運動でも、どうきや息切れがするのはそのためです。
ちなみに、貧血といえば、朝礼で突然倒れた‥なんていう場面を思い浮かべる人もいるかもしれません。
しかしあれは、脳貧血というもので、貧血と名が付いていますが、貧血とは別の症状になりますからご注意を。
それでは次に貧血の種類について見ていきましょう。
貧血の種類は?
なぜ貧血になってしまうのでしょう?
貧血になってしまう主な原因は大きく分けて4つあるといわれています。
その種類によって貧血になっている原因が違ってくるのです。
自分で貧血の種類を見分けるのは難しいので、貧血に悩んでいる方は1度病院にて診察を受け、まずは自分がどのタイプの貧血なのかを把握することからはじめてみるといいでしょう。
鉄欠乏性貧血
原因は鉄不足。
一般に貧血といわれると私たちがイメージするのは、この鉄欠乏性貧血です。
この貧血は、きちんと対処すれば完治しますから、心配ありません。
鉄欠乏性貧血では、貧血の症状が徐々に表れてきます。
食生活の乱れによる鉄分不足と、妊娠などで鉄の利用が増えて、体内の鉄分が不足してしまうのです。
鉄分が不足することによって、血液の主成分である赤血球が作れなくなってしまいます。
この赤血球の生産量が減ってしまうと、血液が少なくなるために貧血を引き起こします。
口の中の粘膜やあかんべえをしたときの下まぶたが白っぽくなるなどの変化がありますから、自分でも発見しやすいかもしれません。
また、ひどい貧血が続くと爪がスプーン状に反り返ったり、もろくなったりします(さじ状爪といいます)。
バランスのとれた食事をすることで予防できます。
出血性貧血
原因は継続的な出血。
病気や月経により出血が続いたり、出産時の出血によって貧血になってしまうのがこちら。
自分では出血に思い当たらない場合は消化管出血を起こしている場合がありますので、症状が長引く時には医師に相談しましょう。
溶血性貧血
原因は赤血球の破壊。
貧血の中でそう多くないのが、この溶血性貧血による貧血。
赤血球の寿命が短くなったり、血管や組織内で赤血球が破壊されやすくなってしまうことで起こります。
黄疸や脾臓のはれが起こります。
再生不良性貧血
原因は血液細胞の減少。
骨髄にある造血幹細胞で、血液に必要な赤血球をはじめ、白血球、血小板、血液に必要な全ての細胞が減少してしまう病気です。
血液をつくる骨髄が脂肪に置き換わり、赤血球も白血球も血小板も作らなくなってしまいます。
出血がなかなか止まらない、あざができやすいなどの症状があります。
この再生不良貧血は原因不明のことが多く、確実な治療法もないために、難病の1つに指定されている貧血です。
貧血の症状チェック!
一口に貧血といっても、その症状はさまざまあります。
日常生活の中で同じような症状を感じたら、まずは貧血を疑ってみる必要があります。
目の症状
貧血だと自覚しやすい症状といえば、「目」に関したものですね。
貧血、および貧血以外の病気の可能性についてです。
・目がチカチカする
起立性低血圧症という貧血の一種の症状かもしれません。
また貧血以外では光視症、閃輝性暗点などの可能性もあります。
・目の前が真っ白、真っ黒になる
目がチカチカする症状と同様、起立性低血圧症の症状の場合があります。
ですが失神への前兆であったり、心臓病やくも膜下出血の可能性もあります。
・目がかすむ
貧血によってもかすみ目の症状があらわれます。
血液によって必要な栄養がきちんと運ばれないためです。
それ以外の病気は、眼精疲労だけでなく、緑内障、白内障の可能性もあります。
吐き気や下痢の症状
貧血の症状は、目の症状以外にもあります。
他の病気と勘違いし、全く見当違いのお薬を自分で飲んでしまって一向に改善しないという人も少なくありません。
症状が重複して発症している場合、なおのこと貧血であることを疑うべきかもしれません。
・吐き気がある
体の中の血液や酸素の流れが順調でなくなると、吐き気につながることがあります。
もちろん飲み過ぎ、食べ過ぎということもあり得ますが、原因がはっきりしない場合は要注意です。
内臓が出血していて貧血、そこから吐き気をもよおすこともあります。
・下痢
貧血により内臓に十分栄養や酸素が運ばれないため、慢性的な消化不良になり、それが下痢の原因になります。
また下痢を繰り返すと、食べ物から吸収するはずだった栄養分や水分も失われるため、さらなる貧血を引き起こします。
またそれ以外だと風邪や肺炎などの感染症も考えられます。
眠気や頭痛の症状
貧血は、眠気や頭痛も引き起こすことをご存知ですか?
特に女性の場合、生理前のいつもの症状だから‥と見落としがちですが、あまりに続くようなら注意が必要になります。
・ひどい眠気、身体がだるい
赤血球という酸素を運ぶ細胞が貧血のため少なくなり、全身が酸欠状態になります。
エネルギーを作るための酸素が不足すると、当然エネルギー不足になり、脳の活動が低下し、眠気や体のだるさを引き起こします。
ただ度を越えている場合、ナルコレプシーや糖尿病の可能性もありますので気を付ける必要があります。
・ひどい頭痛
眠気の症状と同様、脳の酸欠状態が続くことにより起こります。
ただ脳の血管が拡がって痛む「片頭痛」や、頭の周りの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」といった病気の場合もあります。
【女性・男性・高齢者・赤ちゃん】の貧血の症状や原因は?
『女性』の貧血の症状と原因
成人女性の約5人に1人が貧血予備軍といわれています。
中学生女子の約8~15%、高校生女子の約15~17%、成人女性の約17%に貧血の疑いがあるともいわれています。
貧血は女性にとって身近なものということがわかりますね。
妊娠・出産、月経など女性には貧血になりやすい条件が多く揃っていますものね。
また、ダイエットや偏食なども貧血を助長してしまう一因なのもよく知られていることですよね。
こうやってみると、自然と鉄分が持ち出されてしまう要因が女性にはたくさんあります。
だからといって「なんとなく貧血気味だけど、いつものことだから」と放っておくのは危険です。
なぜなら、身体が貧血状態に慣れてしまうと、自覚症状がなくなってしまうことがあるからです。
貧血が悪化すると免疫力や抵抗力が低下し、精神的にも不安定になります。
また、さまざまな病気にもかかりやすくなってしまいます。
先ほど出てきたような病気の前ぶれであったり、症状が悪化してくることもあります。
また、生理不順になったり、黄体ホルモンの分泌が低下することにより、妊娠しづらくなる原因にもなってしまうおそれもあるのです。
妊婦さんの場合は、出産時の出血によってさらに血液が足りなくなることで意識を失ってしまったり、輸血が必要になる場合があることも。
身近で経験があるからといって油断してはならないのが、女性の貧血といえるでしょう。
『男性』の貧血の症状と原因
男性は生理や妊娠などがないため、そもそも鉄分を失う機会が少ないですよね。
そのため、女性に多い貧血も男性にはあまりイメージがつきづらいかと思います。
ただ男性の中にも貧血の症状に悩まされている人が大勢います。
その場合、女性に多い“鉄欠乏性貧血患者”は男性には少なく、重い病気が原因という可能性が高くなるようです。
それゆえ男性の貧血は特に注意が必要なのだとか。
男性が貧血になったとき疑われる病気には、肝炎、肝硬変、肝がん、胃・十二指腸潰瘍、胃がん、大腸ポリープ、大腸がんなどがあります。
肝臓、消化器系の病気では患部からの出血が原因で、貧血が合併症として現れてくるそうなのです。
便の色がいつもと違ったり、赤黒かったりした場合は、一度検査を受けましょう。
衣類に血液がついていた場合も、「痔かな?」と軽く考えてしまいがちですが、大きな病気を見逃すことになりかねませんのできちんと対処しましょう。
偏食やダイエットによる、鉄欠乏性貧血は自身での予防・改善ができるのですが、合併症として貧血が現れるような病気の場合、お医者さんの治療でしか対処のしようがありません。
・体にダルさを感じる
・動悸や息切れがある
・頭痛がする、疲れやすく疲れがなかなかとれない
・首や肩がこる
・気持ち悪くなる
こういった症状があり、食事やサプリメントなどで鉄分を補っていてもなかなか良くならない場合、早めに病院などで診察を受けることをおすすめいたします。
『高齢者』の貧血の症状と原因
あまり知られていませんが、実はとても多いと言われるのが高齢者の貧血。
なぜなら、男性の貧血の際に疑うべき病気のほとんどが高齢者ほどかかりやすい病気だから。
なので、高齢者の貧血の原因の半分以上が消化器官のガン等で起こる内出血によるものなのです。
それ以外の原因のほとんどが、感染症、膠原病、悪性疾患、腎疾患、肝疾患、内分泌疾患などの血液疾患以外の病気が原因で起こる二次性貧血といわれています。
高齢者でも、貧血の症状は基本的に若い人と同じなのですが、顔が青白くみえなかったり、自覚症状がない場合があります。
パッと見でわかり辛いのが高齢者の貧血の特徴のようです。
また貧血により、体のバランスが不安定になり、歩行が難しくなり、自立して生活していく力が衰えるおそれもあります。
・消化器官で出血していないかどうかを便の色で確認する
・周囲や本人が貧血症状に気付いた場合、医療機関で血液検査をおこなう
など、本人もふくめ周囲の人たちも注意を払ってあげることが大切ですよ。
赤ちゃんも貧血になる?
赤ちゃんはお腹にいるときに、お母さんから鉄分をもらって生まれてくるのですが、その蓄えは成長と共に少なくなっていきます。
特に母乳には鉄分の含まれる量が少ないため、完全母乳の場合は比較的貧血になりやすいのです。
赤ちゃんの1ヶ月健診の時に、栄養士さんからうるさいくらいに鉄分について言われた方もいることでしょう。
そして、赤ちゃんの貧血はほったらかしにすると、精神面や運動面への成長や発達に影響があることもわかっています。
また、風邪などをはじめとする感染症にもかかりやすくなってしまうのです。
多くの場合、離乳食を進める過程で成長に必要な鉄分が不足することが原因。
健診や普段の受診などで発見されやすいのですが、食事内容に気をつければ予防できるため、ぜひ気を付けてあげたいですね。
鉄を含む食品はこちら。
・まぐろやカツオなどの赤身魚
・レバー、牛肉、鶏肉
・ほうれんそう、小松菜
・プルーン
・納豆、高野豆腐
・のり、しらす干し、ひじき
離乳食に取り入れやすいものもたくさんありますね。
また、市販のおやつにも鉄分を強化してあるものもたくさんありますので、そちらを利用してみるのもいいかもしれません。
また、赤ちゃんだけにいえることではないですが、ビタミンCは鉄分を効率よく吸収するために必要な栄養素です。
鉄分は意識しないとたくさんとることのできない栄養素なので、効率よく摂取したいですよね。
このビタミンCと鉄分の組み合わせは、しっかり覚えておいて損はないと思いますよ(^^)
貧血に効果がある食べ物は?
当たり前ですが、鉄欠乏性貧血の場合には、鉄分を多く摂る必要があります。
多くといってもどのくらい食べれば良いのかよく分からないですよね。
具体的にどのぐらい食べれば良いのか見てみましょう。
日本人の食事接収基準によると、成人男性で7.0~7.5㎎、月経のある成人女性の場合では8.5~10.5㎎を摂取することを推奨しています。
鉄を多く含む食品はこちら。
・肉類(特に豚や鶏のレバー)
・魚介類(特にアサリ、カツオ、マグロなど)
・卵
・海藻類
・ドライフルーツ(生より鉄分が豊富)
これをどのくらい食べればよいかというと、鶏レバーの場合、100g中に約9㎎鉄分が含まれていますから、これだけで十分ということになります。
そのほかにも、ゆで卵が5.9㎎/100g、マグロの缶詰4.0㎎/100g鉄が含まれています。
組み合わせれば一日三回の食事で上手に鉄分を摂取できそうではありませんか?
私も出産をきっかけに、間食にはドライフルーツを食べるようにしています☆
鉄がどのくらい含まれるか調べるには、食品成分データーベースを参考にしてみルノも良いでしょう。
食品ごとに栄養素を検索できるので、調べたいときや毎日の献立プランに便利ですよ。
ただ、100g当たりの含有量が多くても、それだけで安心するのは早いのです。
たとえば、乾燥パセリは17㎎/100gも含まれていますが、香りづけ程度に使用するとしても量は1gにもならないですよね?
ですから、普段の食事で食べる量がどのくらいか想像しながらチェックしてくださいね。
鉄の吸収を助けてくれたり、造血効果のある食べ物は?
鉄の吸収を助けてくれるのは、ビタミンCとたんぱく質です。
ビタミンCを豊富に含む野菜や果物、良質なたんぱく質を含む卵や牛乳を合わせて摂取するのが良いでしょう。
鉄分以外に貧血に効果のある栄養素としては、造血効果を持つビタミンB12や葉酸があります。
レバーやほうれん草は、このビタミンB12や葉酸も豊富に含んでいるため、貧血に効く食品として有名なのです。
そのほかに、ビタミンB12は魚介類、卵黄、チーズなどに、葉酸は大豆やブロッコリーに多く含まれます。
ビタミンB12が欠乏すると、手足のしびれ、舌のあれ、白髪の増加などの症状がおきやすくなります。
サプリメントで鉄分補給して貧血に対処!
鉄欠乏性貧血は、慢性的な食生活の乱れからくることがほとんど。
まずはバランスの良い食生活を心がけたうえで補助的にサプリメントを利用しましょう。
まれにサプリメントによる鉄分の摂りすぎで、胃腸障害を起こすことがありますからくれぐれも摂りすぎには気をつけましょう。
鉄サプリメントは多くのメーカーから出ています。
でも、鉄分だけとっても貧血は解消されにくいのです。
鉄欠乏性貧血を解消するためには、鉄分のほかにビタミンB12と葉酸も同時に摂りましょう。
この二つは、血液中の赤血球をつくるために欠かせない成分なのです。
貧血に効果がある飲み物は?
お茶に含まれる“カフェイン”や“タンニン”が、鉄分の吸収を阻害するって知っていましたか?
貧血の時には、お茶やコーヒーなどを避けたほうが良いのです。
何を飲んだら良いの?鉄分配合ドリンクと水だけ?
いえいえ、薬局やコンビニで手に入る鉄分配合ドリンクは、もちろん鉄が含まれていますが、同時に糖分なども入っているため、毎日飲み続けるのはあまりおすすめできません。
貧血への効果が期待できる飲み物とはこのような条件になります。
② ビタミンなど、鉄の吸収を促進する成分が入っている
③ 鉄分の吸収を阻害する成分(タンニンやカフェイン)が入っていない
できるだけカフェインやタンニンを避けながら、これから紹介する飲み物で鉄分を補給してみてくださいね。
貧血の対処におすすめの飲み物!
プルーンなど鉄やビタミンを多く含んだフルーツと、鉄の吸収を促進するたんぱく質を含む牛乳でミックスジュースに。
サジージュースやアサイージュースもおすすめです。
たんぽぽ茶は鉄分を含み、しかもノンカフェインです。
マテ茶は、少量のカフェインを含みますが、鉄分が豊富。黒豆茶は、鉄分を含み、ノンカフェイン、大豆イソフラボンの働きで血流も良くしてくれますよ。
ココアはカフェインを含みます。
でもコーヒーや紅茶に比べたら1/3~1/10程度。
鉄分も多く含まれていますから、カフェなどであまり選択肢がない場合はココアを注文するのもおすすめですよ。
鉄瓶でお湯を沸かすだけで、鉄分豊富なお湯になります。
一番簡単ですが、鉄瓶は重いし手入れが大変だと思う方は、もっと手軽に試せる鉄玉子という商品もあります。
煮物やお味噌汁を作るときに、お鍋に入れて鉄分を溶け出させる商品です。
貧血の時に運動しても大丈夫?
適度な運動は新陳代謝が促進され、赤血球が活発になるので、疲れない程度の運動はしたほうが良いと言えるでしょう。
鉄分を補給しても貧血が治らないときは、こんなエクササイズが貧血の対処におすすめですので、ぜひ試してみてくださいね。
『簡単!バンザイエクササイズ』
下部僧帽筋をほぐすエクササイズで、脾臓の働きを良くします。
脾臓が元気でないと、古くなって使い物にならなくなった赤血球がいつまでも残るため、新しい物になかなか作り替えられません。
そういう状態では、いくらヘモグロビンの材料を補充したところで貧血やめまいが治るわけがありませんよね。
エクササイズを上手に取り入れていきましょう!
さらにツボ押しで体質改善を目指すなら、血行をよくするためにもマッサージと組み合わせて行うと効果的です。
『貧血体質を改善する簡単ツボマッサージ』
ただし、過度の運動は、鉄欠乏性貧血を加速させますから、無理をしないように気を付けてください。
重度の貧血で、運動を制限されている人も医師の指示にしたがいましょう。
貧血かな?と感じたらすぐに病院に行くのが最善。
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貧血の原因や症状、対処方法についてお送りしました。
貧血はお伝えした通り、鉄不足によるものと病気による場合があります。
最初は軽度の貧血の症状であっても、慢性的に続けば状態が悪化し、他の病気や大病を発症してしまう可能性もあります。
貧血症状のような体調不良を感じる方は、自己流の対処では危険な貧血もありますから、自分の体のためにも、早めに病院へ行くことをおすすめします。
検査などで貧血の原因を知り、症状と向き合って改善に向け適切な対処をしていきましょう!