引越しで東京電力の解約や手続き方法は?電話が繋がらない時は?
引っ越しの際はガスや電気といった、ライフライン関係の対応が必要になってきますね。
今回は引っ越し時に役に立つ、東京電力への契約・解約手続きについてのまとめです。
初めて引っ越しをする方も分かりやすいように、おおまかな契約・解約の流れに沿って内容を案内していきますね。
東京電力とのやりとりは基本的に簡単な手順で行えます。
契約の申し込みや解約の手続きが比較的単純な仕組みになっているので、一度流れを把握してしまえば苦労することはそれほどないでしょう。
東京電力は手続き方法を基本的に三種類用意しています。
今回は各手続き手段別に、引っ越し時の契約・解約がどう進められるかで解説していきますので、自分に合うやり方を選んでご活用くださいね。
・引越しで東京電力との手続き手段は何がある?
・引越しで東京電力の解約手続きの際に電話を利用する時の注意点。
・引越しで東京電力と解約手続きのやりとりで気を付けることは?
引越しで東京電力との手続き手段は何がある?
東京電力は電気使用に関する手続きをインターネット、FAX、カスタマーセンターへの電話、以上の三つから受け付けています。
カスタマーセンターは居住先別に定められた番号がありますので、電話手続きの場合は該当するカスタマーセンターの番号を事前に調べておきましょう。
東京電力解約手続き。ネットサービス
東京電力はインターネット上で電気の使用開始や解約まで、全てが24時間いつでも手続き可能なオンラインサービスを行なっています。
東京電力の運営している「引越れんらく帳」というサイトがそのサービスになります。
基本的な使い方はまず「引越れんらく帳」にアクセスします。
その後サイトの手順に沿って、お名前や引っ越し先、支払方法など必要情報を入力してください。
全ての入力が済んだら東京電力に電力を通してもらう依頼連絡が送信され、手続きが完了となります。
また併用できるサービスとして「くらしTEPCO」というサービスも実施されています。
こちらを使うことで、現在の電気代状況を確認したり、支払方法や利用プランをいつでも好きな時に確認・変更したりもできる、大変便利なサービスです。
【ネットを使った解約手順】
ネットから解約の申し込みをする場合は、引越れんらく帳から解約の項目を選んで進めるだけでOKです。
引越れんらく帳を通して東京電力側に連絡がいくので、忙しい引っ越し時でもスムーズに解約を終えることができます。
ただしまた東京電力を使う可能性がある場合は、解約ではなく使用停止を選ぶこともできます。
こちらは契約自体を解消はせず、電気の利用自体を止めておくものです。
契約は続行しつつ利用料を払う手間がないので、出張や単身赴任のようなケースには向いていますね。
便利で手軽なネットサービスですが、利用するにあたって一つ必要なものがあります。
契約時に発行される、あなたのお客様番号がないとネットからの解約は行えないのです。
番号は検針票にも記載されますので、困った時のために最新の検針票は保管しておくと安心ですね。
東京電力解約手続き。カスタマーサポート
ネットの扱いには自信がないという方は、電話サービスによる東京電力のカスタマーサポートを活用しましょう。
カスタマーサポートを利用する場合は名前や住所が分かっていれば大丈夫なので、お客様番号が分からない時はこちらを活用するといいですね。
カスタマーサポートの連絡先は地域別に分かれています。
自分の担当地域はなんという番号か、サービス利用前に確認は済ませておきましょう。
各カスタマーサポートの番号については東京電力のホームページから確認できます。
【電話を使った解約方法】
電話を使う場合の利点は、時間や準備に融通が効きやすいことです。
ネットやFAX利用の場合は、引っ越しの日にちが分かった時点でなるべく早めの申し込みが必要となりますが、電話であれば解約日が明日と直近でも、すでに解約希望日を過ぎていたとしても対応可能です。
引っ越しに伴って前の家のメーターなどの電気設備を撤去する場合も、東京電力のカスタマーサポートに電話する必要があります。
大規模な引っ越しの場合や、不安点があるので慣れた方に頼りたいという人はカスタマーサポートを頼りましょう。
東京電力解約手続き。FAXを使った申し込みも可
東京電力のホームページでは電気の使用開始・停止申し込みのためのFAX書式を配布しております。
こちらのアドレスよりFAX用紙を入手できますので、ぜひご活用ください。
ただしFAXで行える手続きはあくまで使用の開始と停止です。
契約の解除となると電話かネットを利用する必要があるので、こちらは電話と併用しながら利用することをお勧めします。
引越しで東京電力の解約手続きの際に電話を利用する時の注意点。
東京電力は利用者の数も多いため、なかなか電話がつながりにくいという不便な面もあるようです。
基本的にはひたすら通話をしてつながるのを待つしかないのですが、少しでも繋がる可能性を上げるちょっとしたコツもあるので、そちらについてのまとめをここでは紹介していきます。
本社へ直接連絡してみる
カスタマーサポートがダメな時に、本社に連絡を入れて対応してもらったという方もいるようです。
引っ越しの日時が近づいているのに全然連絡がつかない、という方はこちらの手段を試してみるのもいいですね。
メッセージで繋がりやすいかを判断する
電話を掛けた際に応答用の自動メッセージが流れると思いますが、その種類次第で現在カスタマーサポートに連絡が着きやすいかを判別できるようです。
呼び出し音の後に、「こちらは東京電力です、ただいま電力が厳しい状況にあり‥」と応答メッセージが戻ってくる場合は繋がる可能性があるようです。
ほかのメッセージの場合は諦めて電話を切り、しばらく時間を置いてかけ直してみましょう。
上記の応答メッセージ後は音声ガイダンスにしたがって操作を進めてください。
しばらくするとつながるまで待機するよう案内が流れますので、約20分程度電話を放置して繋がるまで待ち続けてみてください。
引越しで東京電力と解約手続きのやりとりで気を付けることは?
一番は引っ越しの日付がわかったら、できるだけ素早く東京電力に連絡を入れておくことです。
東京電力は引っ越し時の場合、解約するまでの日数から電気代を割り出すようにしています。
つまり、解約日の連絡が遅れると不要な電気代を支払うことになってしまうかもしれません。
特に電話でのやりとりで手続きを進めるつもりの方は、電話が少々つながりにくいことも考えて段取りを進めていきましょう。
電話であれば解約日を過ぎても対応を受け付けてくれますが、いらぬ金銭トラブルを招きたくないと思うならば早めに対応してしまうのが一番ですね。
早めの対応がベスト
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東京電力の解約手続き方法についてお送りしました。
意外と手間が少ないことに驚かれる方もいるかもしれないですね。
特にネットサービスの引越れんらく帳はサービスが充実しており、電気だけでなくガスや水道、新聞まで契約・解約の対応が可能です。
カスタマーサポートもイレギュラーに強い対応姿勢なので、何か電気関係でトラブルが起きたとしても安心して活用できますね。
自分に合ったやり方で、つつがなく引っ越しの準備が進められるよう、ぜひ今回の記事を活用してくださいね。