盆提灯の飾り方と時期！値段相場は？誰が買う？

・盆提灯とは？盆提灯の飾る時期は？
・盆提灯の値段相場は？誰が買うもの？
・盆提灯の飾り方は？飾る場所は？
・盆提灯の処分方法は？使い回しても大丈夫？

ご先祖様や故人の霊が迷わず帰ってきてもらう目印の役割があります。

 

お盆にはお仏壇にさまざまなお供え物をしますが、盆提灯もお供え物のうちの一つです。

 

盆提灯はお供え物の中でも最高のものとされていますよ。

 

盆提灯は、お盆が始まる8月13日（関東の一部では7月13日）までに遅くとも準備をしておきます。

 

一般的には8月（7月）の上旬から飾り始め、お盆が明ける17日以降に片付けます。

吊り提灯は6千円～2万円ほど、置き提灯の回転行灯は8千円～2万円、高級な材質が使われる大内行灯は2万円～5万円が値段相場の目安です。

 

対の置き提灯を購入する場合には倍の値段に、家紋を入れてもらう場合にはもう少し相場が高くなります。

 

また、盆提灯は親戚から贈られる風習が強いところもありますが、現代では自ら用意をするご家庭も少なくありません。

 

ただし新盆の場合は、親戚や故人と親しかった方が新盆用の白提灯を贈るのが一般的です。

対のものは一対や二対になるような飾り方をしますが、盆提灯の数に決まりはありません。

 

お仏壇周りのスペースが狭い場合は、置きやすい数を置きやすい場所に飾りましょう。

 

また、新盆の場合は絵柄入りの盆提灯以外にも、新盆用の白提灯を飾ります。

 

白提灯は吊り下げる飾り方が一般的ですが、置くタイプ場合もありますので、白提灯に合わせた飾り方をして構いません。

白提灯は新盆用の盆提灯ですので、お盆が終わり片付けた後に、燃やして処分をする必要があります。

 

以前は自宅やお寺で処分をすることが一般的でしたが、最近では自宅でゴミとして処分をすることも少なくありません。

 

その場合は、火袋を少しだけ燃やしてすぐに消火し、鎮火したら白い紙や新聞紙などに包んで処分します。

 

燃やすことが難しい場合は、塩でお清めをしてから紙に包みましょう。

 

また、白提灯以外の絵柄入りの盆提灯は毎年使いますので、しっかりと保管しておきましょう。

 

火袋をはたいてホコリを落とし、部品を拭いてから箱にしまいます。

箱には防虫剤を入れておくと虫食いの心配がありません。

 

もしもいただいた盆提灯の数が多く、片付けるスペースがなくなったり毎年飾るのが大変になったりした場合には、いただいた数年後から少しずつ処分をすることもあります。