蜂よけ対策!ベランダや庭の駆除方法は?スプレーやグッズの効果は?
危険な虫のひとつ蜂。
家の周りを蜂が飛び回っていると、いつ刺されるかと思って恐いですよね。
特に、スズメバチなどの攻撃的な蜂には要注意です。
今回は、そんな蜂への対策をまとめていきます!
蜂よけの効果的な方法もご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・蜂が発生する時期は?発生しやすい場所とは?
・蜂をベランダや家に近寄らせない!蜂の嫌がるものは?
・蜂よけ対策に効果のあるグッズやスプレーは?
蜂が発生する時期は?発生しやすい場所とは?
スズメバチ
スズメバチは女王蜂以外、冬を越えることができません。
人を刺すのは働き蜂なので、秋から冬の終わりまではスズメバチに刺される心配はありません。
蜂が発生し始めるのは、4月からです。
繁殖のピークである8~10月は、攻撃的になっていて最も危険な時期ですので注意が必要です。
スズメバチの仲間は山間部や森林といった、餌の昆虫を確保しやすい田舎に多く巣をつくります。
アシナガバチ
アシナガバチも女王蜂以外、冬を越えることができません。
ですから、女王が活動を始める4月中旬から、働き蜂が活動しなくなる9月頃が発生期間です。
敵に対して攻撃することが最も多いのは、6~7月頃です。
人間の生活圏内にも頻繁に巣をつくるのが特徴です。
一度巣を作ると、繰り返し同じ場所に巣を作ります。
ミツバチ
ミツバチは、巣にいる蜂すべてが越冬します。
ただ、冬の間は活動せずにじっとしています。
活動期間は2月~11月頃と長く、活動期間以外でも巣に近づきすぎると刺される可能性があります。
攻撃性が高まるのは、2~3月と10~11月頃です。
木の洞や床下の狭いすき間、天井裏・壁裏などに巣をつくります。
蜂をベランダや家に近寄らせない!蜂の嫌がるものは?
嫌がるものの前に、蜂が好むもの、攻撃的になるものを知っておきましょう。
蜂は、フルーツや花の香りなど、甘い匂いのものに引き寄せられます。
そして、黒、赤、青などの濃い色のものに反応して攻撃的になります。
とはいえ、蜂を除けるために、花壇を撤去したり、白い服しか着ないというわけにもいきませんよね。
対策としては、蜂が嫌がる臭いを拡散させるという方法があります。
忌避剤
蜂などの害虫をいれたくないエリアに、虫の嫌う煙の臭いを発生させるものです。
火は蜂にとって危険なものなので、煙の臭いがする場所には寄ってこないという習性を利用したものです。
ハッカ油
ハッカの臭いを嫌がる虫は多いようで、蜂も寄ってこなくなることがあるようです。
人体に無害なので、一番安心な方法ですね。
シトロネラや、ペパーミント、ユーカリなどの精油でも効果があるようです。
木酢液(もくさくえき)
木酢液とは、炭を焼いたときに出る蒸気を冷やして液体にしたものです。
主な成分は酢酸(さくさん)です。
木酢液の臭いを嫌がって、蜂が近づかなくなります。
蜂よけ対策に効果のあるグッズやスプレーは?
網で覆う
物理的に蜂が入ってこられないようにしてしまう方法です。
寝室など絶対に入って欲しくない部屋には、蚊帳(かや)を吊るなどの対策をしてもいいですね。
でも、屋外の対策には不向きです。
蜂はほんの小さな隙間から侵入してしまうからです。
それに、庭全体をネットで覆うのは不可能ですよね。
ベランダの場合でも、雨どいや排水溝から入ってくる可能性があります。
殺虫剤スプレー
蜂に直接吹きかける方法です。
蜂を殺すことができるのはもちろん、定期的に撒いておけば、蜂が寄ってこなくなる効果も期待できます。
ただ直接スプレーする方法は、蜂からの反撃で刺される可能性もありますから、慣れない人にはおすすめできません。
殺虫スプレーとしても、忌避剤としても使える強力な商品もあります。
置型殺虫剤
ピレスロイド系の殺虫剤を空中に拡散させるタイプの殺虫剤です。
蚊取線香でも同じ効果がありますが、屋外の場合は火を使わないものが便利で安全ですよね。
蜂よけには、殺虫剤or忌避剤を。
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蜂よけの対策方法をお送りしました。
蜂が嫌う臭いを拡散させる方法、蜂が来そうな場所にあらかじめ殺虫剤を撒いておく方法が、手軽だということが分かりましたね。
今回ご紹介した方法は、あくまでも蜂よけの方法です。
巣が家にできてしまった時には、自治体や駆除業者に相談することをおすすめします。