浅草酉の市2024の日程と時間!熊手の値段やお参り順は?屋台は?
浅草酉の市とは毎年11月に東京都台東区浅草で開催されるお祭り。
威勢よく手締めして「 縁起熊手 」を売るお祭りとして有名です。
酉の市は全国的に開催される年末の風物詩ですが、とりわけ浅草酉の市は盛大で、規模的にも賑わい的にも日本一の酉の市なんですよ。
ずらりと並んだ大小の華やかで豪華な熊手は否が応でも気分が盛り上がりますね。
鷲神社と長国寺両方に参拝することから “神と仏の酉の市” とも言われています。
今回は、浅草酉の市2024年の日程や熊手の購入方法、屋台などについてご紹介します。
※2024年は記載内容と異なる場合があります。
この記事の目次
浅草酉の市2024年 日程や場所は?
威勢の良さNo.1!約1分42秒から一緒に手拍子して幸も福も元気に呼び込みましょう♪
2024年 浅草酉の市は、一の酉と二の酉と三の酉の3回あります。
[一の酉]11月5日(火)
[二の酉]11月17日(日)
[三の酉]11月29日(金)
時間:00:00~24:00
場所:鷲(おおとり)神社、長国寺(ちょうこくじ)およびその周辺
※「入り口」国際通りの山門のみ「出口」本堂正面左手のみ
※境内は一方通行となります。
[2023年 特別祈願受付時間]
〔一の酉〕
11/10(金)23:30~11(土)01:15
11/11(土)09:00~23:00
〔二の酉〕
11/22(水)23:30~23(木)01:15
11/23(木)09:00~23:00
浅草酉の市には、今年の無事への感謝、来年の幸祈願に例年約80万人以上もの人々が訪れます。
酉の市の顔でもある縁起物の熊手、そしてさまざまな開運グッズ、屋台や露店がたくさん出店します。
快活な掛け声に拍手や喝采、熊手を担ぐ人、お店を見て廻る人々など、熱気に満ちたとても元気が出るお祭りなんですよ。
長国寺(03-3872-1667・09:00~17:00)
※2024年は記載内容と異なる場合があります。
浅草酉の市とは?
浅草酉の市とは、毎年11月に東京都台東区浅草で行われるお祭りです。
酉の市とは、11月の酉の日に開催される伝統的な市のこと。
酉(とり)の日とは、日にちを十二支で表したもので、月によって2日ないし3日巡ってくることになります。
月初めの酉の日を「一の酉」、2番めの酉の日を「二の酉」と言い、年によっては「三の酉」まである年もあります。
神社とお寺の両方に参拝して福を招きましょう♪
浅草酉の市は、開運招福、商売繁盛を願うお祭りです。
隣り合った鷲神社と長国寺、神様と仏様の両方に参拝してご利益を得ましょう。
神社とお寺、どちらから参拝してもOKですよ(時間帯によっては一方通行を誘導される場合があります)。
浅草酉の市 見どころや屋台は?
幸運をかっこむ!
見どころは、鷲神社の鳥居前と長国寺の山門前にある、大熊手。
長国寺の山門前には開運の飾り樽もあります。
鷲神社の鳥居をくぐると、招福名物の『頭の芋(かしらのいも)』と『切山椒(きりざんしょ・餅菓子)』という縁起菓子を売っている屋台があります。
また、長国寺には『にぎり福』という縁起菓子も。
これらを購入して、ぜひ縁起を担ぎましょう。
福をたっぷり呼び込んだら、最後の仕上げはかっこめ熊手の購入。
思いっきり運をかっ込んでくださいね。
なでおかめを撫でて運気アップ!
浅草酉の市では『なでおかめ』も有名です。
なでおかめとは大きいおかめで、撫でる位置によってご利益が変わるというもの。
おでこ → 賢くなる
目 → 先見の明がきく
鼻 → 金運アップ
右頬(向かって)→ 恋愛成就
左頬 → 健康
口 → 災難除け
顎から時計回りに撫でる → 物事が丸く収まる
結構顔中撫でてます(笑)
なでおかめを見ると、おでこや右頬が黒くなっているので、受験に合格したい学生や恋愛成就祈願の女性が多く撫でているのかもしれませんね。
なでおかめは社務所入り口にありますよ。
このなでおかめですが、実はとても便利な “ミニなでおかめ(700円)” もあるんです。
携帯やバッグに付けられるストラップ型なので、いつでも顔全体を撫でられちゃいますよ。
しかもご利益はなでおかめと同じなので超効率的。
ミニなでおかめの裏側はかわいい招き猫になっているのでさらにご利益が高まりそうですね。
屋台の時間は?
酉の市周辺の屋台は約500店舗もあって基本的に24時間営業です。
一の酉、二の酉、三の酉とも、午前0時から翌日の午前0時まで営業しています。
(※2023年は前日の21:00から当日21:00まで)
長国寺周辺では、宵宮(前日)の19:00ごろより営業しているお店もあります。
縁起熊手のお店だけでなく、飲食の屋台や遊戯系の屋台も営業しているので、安心して楽しむことができると思います。
寒い中、おでんやモツ煮、タイラーメンなど体を温める屋台もたくさんありますよ。
肉巻きおにぎり棒、鶏皮餃子、玄米パン、カルメ焼き、やきとり、はしまき、フランクフルトなど美味しそうなものが豊富に並んでいます。
特に深夜は居酒屋屋台が大繁盛します。
みそおでんやイイダコ、揚げ餅などを肴に軽く1杯、暖をとるのもいいですね(^^)
浅草酉の市 お参り順路は?
福めぐりのおすすめコースをご案内しますね。
24時間営業なので、昼間でも夜でも楽しむことができますが、おすすめは夜間の参拝。
長国寺や鷲神社に掛けられた提灯が境内を照らしだし、金銀細工の縁起熊手がきらきら光って情緒が増すんです。
ただし夜間は人出も増えますから、混雑が苦手な方は、昼間に参拝すると良いと思いますよ。
基本、鷲神社と長国寺のどちらから参拝してもOKですが、混雑の時間帯によっては一方通行を誘導される場合もあります。
その場合は係員の指示にしたがって参拝してくださいね。
[参拝マップ]
浅草方面からお参りする
三ノ輪方面からお参りする
熊手の値段や購入場所は?古い熊手の処分方法は?
熊手の値段と購入場所
縁起物の熊手は神社・お寺の境内や、その周辺に多数の屋台があって、威勢の良い掛け声とともに売られています。
数百軒の熊手屋さんは、どれも少しずつ細工が違うので、お気に入りのものを見つけましょう。
お値段は大きさや細工によって違いますが、1,000円くらいのミニ熊手から10万円以上するものまでさまざま。
一般的には5,000円~50,000円くらいの物が1番売れ筋なようですよ。
上手な熊手の買い方を後ほどご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
ミニ熊手(かっこめ熊手守り)や各種お守りはネットでの申し込みも可能です(購入申込書はこちら)。
古い熊手の処分方法は?
1年経ったら、古い熊手は次の新しい熊手を購入する時に納所に納めます。
基本的には購入した神社やお寺に納めるのが良いとされますが、遠方で無理な場合は近くの神社やお寺にお納めしてかまいません。
この場合、神社で購入したものは神社へ、お寺で購入したものはお寺へお返しします。
浅草酉の市の場合は、神社とお寺が一緒なので、どちらでもかまわないことになります。
鷲神社と長国寺の入り口に分かりやすく熊手納所がありますので、そちらにお納めしてくださいね。
熊手の飾り方は?
手に入れた熊手をどう飾るかも悩みどころですね。
一番良いのは玄関。
入り口に向けて少し高いところに飾れればそこがベストです。
ほかの部屋に飾ってももちろん大丈夫ですが、正面は東か南、西が良いでしょう。
神棚や仏壇に飾ってもかまいませんが、神社やお寺で購入した熊手に限ります。
できれば明るい場所でよく目につくところ、そして目線よりも少し高い位置がよいですね。
熊手の上手な購入方法は?
「熊手っていくらくらいするものなの?」
「お店の人に無理やり買わされたらどうしよう」
初めての場合は戸惑いも多いですよね。
そこで上手に熊手を購入する方法を伝授いたします。
まずは予算を決めてから見て回る
熊手は1,000円くらいのミニ熊手から、10万円、20万円以上するものまで、大きさも値段もさまざまです。
一般的には5,000円~50,000円が売れ筋なので、その辺りの品が最も多いと思います。
まずは予算を決めてから見て回るのがコツ。
熊手は年々大きくしていくのが良いとされるので、初めは小ぶりの熊手を買うのがよいでしょう。
お店によって少しずつ細工が違うので、お気に入りの熊手を見つけてくださいね。
値段交渉の駆け引きを楽しみましょう
お気に入りの品を見つけたら、値段交渉です。
威勢のよい店員さんに負けてはダメですよ。
まずは予算より少ない金額を言ってみましょう。
すると店員さんは大げさに難しい顔をするか、あなたが欲しいと思った品より小さいものをすすめてくるはずです。
そこからが酉の市名物、熊手商談の始まり。
骨董市やフリーマーケットのつもりで、値段交渉の談義を楽しみましょう。
店員さんに「負けた負けた」と言わせるのは腕次第ですよ。
勝ったらご祝儀を置いてくるのが粋な流儀
値段交渉を楽しんだら、気持ち分だけご祝儀を置いてくるのが粋な流儀。
お客はお大尽(お金持ち)気分を味わって、お店も儲かった気分を味わって、お互いにハッピーに終わる方が縁起が良いというもの。
今はある程度相場の値段を示してくれたりしますので初心者でも安心して買えますよ。
最後は集まった店員さんと一緒に威勢よく手締めをして、福を手に入れてくださいね。
熊手は高く持ち上げて帰りましょう
買った熊手は、来年の酉の市までの1年間、より大きな福を掻き込んでくれるように高くかかげて帰りましょう。
毎年同じ店で購入すると、ご贔屓さんになって、“入山”という、江戸文字で名前を書いた札を差してもらえるようになりますよ。
浅草酉の市周辺おすすめランチは?
浅草を代表した秋のお祭りといえば浅草酉の市。
毎年、約70万人もの人々が観光に訪れ大変賑わいます。
屋台のほかにも浅草酉の市の周辺にはランチスポットがたくさんあります。
浅草酉の市周辺のおすすめランチをご紹介します。
浅草もんじゃお好み焼き ぽんちゃん
浅草駅6出口より徒歩約5分の場所にあるランチスポット。
明太もんじゃやふわふわのたぬきお好み焼きがおすすめ。
目の前で焼くのでワクワクなランチが楽しめますね♪
豚や牛、ささみなど種類も豊富な鉄板焼きが楽しめますよ。
住所:東京都台東区浅草2-22-13
電話:03-5830-6171
時間:12:00~23:00
駐車場:なし
定休日:不定休
土手の伊勢屋
創業128年のてんぷら屋さん。
こだわりの伝統の味を楽しむことができます。
三ノ輪駅から約700mで駅からも近く、長年継ぎ足された濃い口のタレが食欲をそそります♪
天婦羅も食材、油、タレにこだわりサクサクで絶品ですよ。
住所:東京都台東区日本堤(にほんづつみ)1-9-2
電話:050-5592-1215
時間:11:00~14:30
駐車場:なし
定休日:水曜日、第4火曜日
グリル佐久良
グリル佐久良の人気メニューはトロトロのビーフシチューです。
老舗洋食ならではの懐かしい雰囲気がある店内で頂くビーフシチューは絶品ですよ♪
お持ち帰りのカツサンドも美味しいので、天気が良い日は外で食べたくなりますね。
住所:東京都台東区浅草3-32-4
電話:03-3873-8520
時間:11:30~14:00、17:00~20:30
駐車場:なし
定休日:火曜日、水曜日
浅草酉の市 アクセス方法と駐車場情報。
場所:鷲神社・長国寺
住所:東京都台東区千束(せんぞく)3-18-7
電話:長国寺(03-3872-1667・09:00~17:00)
地図:
【電車でのアクセス】
① 東京メトロ「入谷駅」より徒歩約8分、「三ノ輪駅」より徒歩約9分
② つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩約8分
【車でのアクセス】
首都高速「入谷出入口」より国道4号経由で約1km約5分
駐車場
当日は境内の駐車場を使用することはできません。
周辺の有料駐車場をご利用いただくことになりますが、大変な人混みのため、あまり近づかない方が無難です。
手前の駅周辺に停めて、パーク&ライドすることをおすすめします。
一年の無事に感謝し、来る年の幸いを願う
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浅草酉の市の見どころや熊手の購入方法、参拝の仕方などをお送りしました。
縁起物の熊手を購入する方の中には有名人もいたりします。
店先に売約済みの入山が下げられているので、芸能人やスポーツ選手の名前を見つけながら歩くのも楽しいですね。
開運招福、商売繁盛、家内安全から恋愛成就まで。
福をかっ込む、かっこめ熊手のご利益はさまざまで、中にはキティーちゃん細工の可愛い熊手なんかもあります。
例年80万人以上が訪れる浅草酉の市。
当日はお正月のようにかなり混みますので、混雑を避けるなら前夜祭の22:00以降がおすすめですよ。
福を招きに、浅草酉の市へ出かけてみてくださいね。