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お寺参拝マナー!服装や時間帯は?数珠やお布施は必要?


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お寺と一口にいいますが、観光寺院や観音札所のようなお寺から、ご近所にあるお寺まで色々ですね。

観光寺院や観音札所のようなお寺ならば、いつでもお参りが行けますが、ご近所にあるお寺ってどうやって行けばいいのでしょうか?

 

「いつ行ってもお坊さんがいつもいない」「いつも留守だ」とか言われることもありますね。

 

それは、あなたの家に突然誰かがやってきて「いつも行っても旦那さんがいない」とか「留守だね」いうのと同じ事だということを、まず覚えていてくださいね。

 

普通のお寺はお坊さんの家族で運営されています。

 

一般のお寺でも大きいお寺でしたら何人かのお坊さんがいることもありますが、中にはお坊さんが独り暮らしというお寺もあったりしますよ。

ですのでお寺参拝にもマナーが必要です。

 

今回は、お寺参拝の際の気になるマナー、服装や時間帯、数珠やお布施などについてご紹介していきますね。

・お寺参拝(お参り)の意味や効果は?1日に複数お参りしても大丈夫?
・お寺参拝(お参り)に最適な時間帯は?夜に行ってもいいの?
・お寺参拝時の服装は喪服?数珠は必要?
・参拝のお賽銭の金額は?お布施は渡したほうが良いの?

 

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お寺参拝(お参り)の意味や効果は?1日に複数お参りしても大丈夫?

お寺参り 意味

 

お寺参りの意味はどんなものがありますか?

意味というか「なにを目的に行くか」なのでしょう。

「水子供養」「先祖供養」「ご祈祷」「お祓い」「お墓の相談」「仏事相談」「人生相談」「坐禅」などもありますし、心を癒すために仏様に手を合わせたいと思われることもあるでしょう。

 

水子供養などをされているお寺は、だいたいタウンページやお寺のホームページに書いてありますので、していただけるお寺を探しましょう。

 

だいたい宗派が違ってもしてくださると思いますよ。

坐禅は禅宗が多いですね。

 

ご近所のお寺ではそういうのをしていないかもしれません。

しかし仏様に手を合わせたいと言ったら大丈夫かと思いますよ。

 

たまに防犯のことを考えて檀信徒の人以外はお断りというところもあります。

お参りさせてくださいと言って下見にきて、泥棒に入られたという話もありますからね。

 

お寺参りの効果はあるの?

お寺によっては上記のものでしたら、自分の目的を満足させていただける効果がありますね。

お参りして良いことがあったというのは、ご利益(ご褒美)を仏様からいただけたのでしょう。

ご先祖様も喜ばれていると思いますよ。

 

それ以外でも「縁結び」「子授け」「安産」などのパワースポットになっている観音様やお地蔵さんなどのお堂があるところがありますね。

 

お寺に1日に複数お参りしても大丈夫?

お寺 お参り

 

色々なお寺の御朱印を集めるのがブームになっているようですね。

 

そうなると1日に何軒のお寺をお参りすることになりますので問題ありません。

ただ人生相談などで複数行かれて「あそこが当たった」とか「はずれた」とか吹聴するのは失礼だと思いますよ。

 

ただ御朱印をもらって去って行くというのは、お寺さん側からいうと「仏様に合掌くらいしていただきたい」と思われているようです。

ただのスタンプラリーみたいなお参りはやめましょうね。

 

飛び込みで行かれても、お坊さんがおられなくても来られた方のために書かれた紙を用意されているところもありますので、御朱印帳に貼り付けられるということもできます。

 


お寺参拝(お参り)に最適な時間帯は?夜に行ってもいいの?

お寺 参拝 時間帯

 

最適な時間はお寺によって違います。

必ず電話しましょう。

朝早くに行けば大丈夫だろうと予約もせずに行ったらご迷惑になります。

夜に行かれるのも電話してOKがでたならばいいですね。

 

両方ともご自分の家に突然に朝早くとか夜に人が来ることを考えたら困りますよね。

そういうことは控えたほうがいいでしょう。

 

ただお賽銭を入れて少しお参りすることであればいつでも大丈夫です。

 

特に最適な時間帯というのはありませんが、朝早く清々しい空気の中参拝するのは、良い一日をスタートさせる意味でも気持ちいいですね。

 

ただこの時間帯でないとダメだとか、効果がないとかそういうことはありませんので、基本的にはご自身の行ける時間帯で十分ですよ。

 

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お寺参拝時の服装は喪服?数珠は必要?

お寺参拝 服装

 

お寺参拝の服装は決まってる?喪服の方がいいの?

別に決まっていません。

葬儀や法事でないので喪服の必要はありませんよ。

あるお寺に、いかにも暴走族のような極楽鳥のような髪型で鋲を打った革ジャンを着ている男女が水子供養に来られたことがあったそうです。

 

「すごいのが来たな」と思っていたら、その男女が毎年水子の命日にお参りに来たそうです。

 

そして服装がだんだん普通になってきて七回忌の時になるとネクタイをしめてやってきたので「人間というのは面白いね」と言ってましたね。

 

お数珠は宗派によっては「数珠がなければ仏様の頭を素手でつかむのと同じだ」と厳しいことを言うところもあるようですが、別になくても大丈夫ですよ。

 

「どうせそのうちいるな」と思われるのならば、これを機会に買われるのもいいかもしれませんね。

 

お数珠も宗派によって違いますが、ご自分の家の宗派のでどこへ行っても大丈夫ですよ。

 

参拝のお賽銭の金額は?お布施は渡したほうが良いの?

参拝 お賽銭 金額

 

参拝のお賽銭の金額の決まりはありません。

「お気持で」と言われますね。

普通のお参りの場合は賽銭箱に入れる人が多いです。

そこへ小銭を入れる人もいますし、お札を入れている人もいますよ。

 

御朱印は300円だといつの間にか広まっているようですね。

一応の暗黙の金額ということになっています。

 

お布施は、上に書いたような水子供養や人生相談などの場合は封筒に入れてお渡ししましょう。

平均的に3,000円~5,000円となります。

 

なぜお坊さんがお寺にいないことがあるの?留守が多い理由は?

お坊さん お寺 留守

 

お葬式や法事や月参りに出かけていることがほとんどです。

 

檀家さんの家の仏壇にお参りに行くというのは、お坊さんの基本的なお仕事なのですね。

特にお盆・お彼岸・お正月などの時期は朝から夜までおられませんよ。

また、他のお寺にお勤めしていることもあります。

 

本山の執事や山務員としておられず、行事の時やお葬式などの時しか帰ってきていないこともありますね。

 

そして他のお仕事をされていることもあります。

知合いのお坊さんはお医者さんや学校の先生もされている方もおられますよ。

 

留守が多い理由は?

上記の場合以外のこともあります。

家族で運営されていますので、買い物や子供の学校行事や病院など一般家庭と同じことがありますね。

なかには奥さんがお仕事などをされていることもありますよ。

 

深刻なのは、あとを継がれるお坊さんがいないので他のお寺のお坊さんが兼任で住職されている場合もあるのですよ。

そうなると、留守番の人がいなければ誰もいないお寺になります。

 

以上のことを踏まえて、お坊さんがいる時にお参りしたい場合は、できるだけ電話をして日にちや時間を決めましょうね。

 

中にはタウンページに「予約制」と書いておられるところもあります。

ただ参拝するだけであれば、いつでも可能です。

 

お寺参りもTPOを考えましょう

お寺参り TPO

 

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行き慣れている場合でもやはり最低限の礼儀は必要ですね。

外国人の方が行儀が良いという声もあります。

たとえばお堂に土足で入ろうとしたり、お寺の庭の花を勝手に折ったり持って帰ったり、境内で勝手にものを食べてゴミを放置していくとか、目に余る行動をする人がいるそうです。

 

有名人のお墓があるお寺では墓地を踏み荒らしたり、他の家の墓石にのぼって写真を撮るとかする人がいて、檀家さんからのクレームが出て有料になったり、お墓参りをする時を決められたというところがあります。

基本的にお参りする時は、知合いの家に行く時のような気持ちで臨みましょう。

電話して確認するとより丁寧ですね。

 

そしてお寺にも他の参拝客にも迷惑のかからない行動を心がけることが大事ですね。

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