風鈴の作り方!ペットボトル・紙コップ・植木鉢で簡単手作り方法は?
夏に暑さで心が疲れているときに、家の軒先でかわいい風鈴の音を聞くと、涼しさを感じたり懐かしさを感じたりする方も多いのではないでしょうか。
風鈴と一言で言ってもたくさんの種類があるのをご存知ですか。
ガラスの風鈴、鉄器で作られた風鈴などさまざまです。
それぞれで音色が違いますので楽しみもありますよね。
そこで身近にあるペットボトルや、紙コップ、植木鉢などを使って風鈴を作ってみませんか?
手軽に作れますし、またどんな音色になるか楽しみですよね。
今回は、ペットボトル、紙コップ、植木鉢それぞれの風鈴の作り方をご紹介します。
・ペットボトル風鈴の作り方は?
・紙コップ風鈴の作り方は?
・植木鉢風鈴の作り方は?
風鈴とは?どんな効果があるの?
風鈴の由来は?
風鈴はとても歴史が古いものでして、1000年以上前に中国から仏教の文化とともに伝わってきたと言われています。
中国では音の鳴り方や風向きによっての占いの手段としていたようですが、日本では魔除けや邪気を払うという意味で使われていたようです。
よく神社やお寺の軒先にあるのを見かけたことありませんか?
それから時代の流れとともに今のように音を楽しむようになったのが、江戸時代からと言われています。
風鈴にはどんな効果が?
まず風鈴というと、涼しさを感じるために軒先などに吊るすというのが定番です。
ですがそのほかにもさかざまな効果があります。
例えば癒やし効果!
風鈴の音を聞くことによって、脳の中にセロトニンなどの脳内ホルモンが分泌されて、自律神経がリラックスする働きがあるそうです。
風鈴の音色に耳をすませて聴き比べてみましょう♪
暑い夏の一服の清涼剤になるかもしれませんよ。
また風水の観点からは昔から言われている邪気払いをしてくれるそうです。
風鈴はガラスはもちろんですが、陶器や金属、木などのそれぞれの音がありますので、自分が心地よいと思う風鈴を探すのも楽しいものですね。
100均の材料で本格的な風鈴を手作り!
100均の材料だけで結構本格的な風鈴が作れちゃいますよ。
こちらの動画を見て作れそう!とピンとくる方も多いのではないでしょうか。
楽しい風鈴作りのアイデアの参考にしてみてくださいね。
ペットボトル風鈴の作り方は?
それではペットボトルを使って風鈴を作ってみましょう。
作り方はとても簡単ですのでお子さんとぜひ一緒に作ってみてくださいね。
用意するもの
・ 光沢折り紙~1枚(短冊用です)
・ たこ糸50cm~60cm
・ マスキングテープ
・ 鈴~直径1cmくらいの大きさ
・ 飾り付け用にシールやマーカーなど
・ ダンボール1cm×3cm
・ ハサミ
・ 穴あけパンチ
・ カッター
作り方
ペットボトルの飲み口のところから約8cmのところに印をつけてカッターで切ります。
切り口の部分に手を切らないようマスキングテープを貼ります。
ペットボトルのキャップの真ん中に「きり」などで穴を開けます。
ペットボトルにシールを貼ったり、マーカーなどでお絵かきをして飾り付けましょう。
光沢折り紙を約8cm折って切り、真ん中で折って穴あけパンチで紐を通す部分を作ります。
タコ糸でダンボール・鈴・短冊をつなげます。
ダンボールをつけたほうを上にしてペットボトルとキャップに糸をとおして、糸の端を輪にします。
詳しく説明してくれている動画がありますので参考にしてください。
ペットボトルは軽いので風に吹かれやすいです。
そこに鈴が当たることによってかわいい音色が出せると思います。
鈴を選ぶときも音色を聴き比べて選ぶといいですよ。
また子供さんでも手作りできますので夏休みの工作にもなりますね。
紙コップ風鈴の作り方は?
紙コップを使っての風鈴の手作りに挑戦してみませんか。
子供はもちろん高齢者の方にも指先の運動としておすすめです。
お孫さんと一緒に作っても楽しいですよ。
作り方は簡単ですのでご紹介しますね。
用意するもの
・ たこ糸
・ 画用紙(短冊用ですので和紙とか折り紙などでもかまいません)
・ 鈴(100均などで売っているものでもいいです)
・ 飾り付けようにシールやマーカーなど
作り方
紙コップに飾り付けをします。
風鈴が回るためにハサミで切れ込みを入れて羽を作るようにします(8カ所ほどの切込み)。
切込みを入れたところを折っていき、羽を作ります。
紙コップの底の真ん中に穴を開け、短冊や鈴をつけたタコ糸を通します。
上記の流れとは少し異なりますが詳しく説明がしてある動画がありますので参考にしてみてくださいね。
とても簡単に作れて見た目もおしゃれですよ。
紙コップに羽をつけることによってくるくると回る姿も、また癒しになると思います。
飾り付けるときも、回転することを意識して絵を描いたり模様をつけたりすると、より見栄えも良くなりますよ。
植木鉢風鈴の作り方は?
ちょっと大人の雰囲気で、植木鉢を使った風鈴の作り方をご紹介します。
土器の風鈴は昔から使われているものですから、高い音というよりも重厚感のある音がでるかもしれません。
植木鉢の作る風鈴は、作り方次第では音色がとても楽しめると思いますよ。
用意するもの
・ ミニ植木鉢
植木鉢にもいろいろな形もありますので可愛い形のものを選んでも良いですし、また植木鉢を指ではじいてみて、その音色で決めても良いと思います。
・ 割り箸
・ 鈴
・ 画用紙(短冊用)
・ 飾り付けように絵の具やカラーペン
・ たこ糸
作り方
・ ミニ植木鉢に絵の具などで飾り付けをしましょう。
・ 植木鉢の底の直径より少し短く割り箸を切ってください。
・ 切った割り箸にタコ糸を2回くるくるとまいてきつく縛り、その下3cmか4cm下のところに鈴をつけます。
そして最後に短冊をつけます。
植木鉢で作った場合、鈴をつけるのも良いですが、ボタンやビーズといったものでも良いと思います。
せっかくですから植木鉢にあたった音を楽しむというのもおもしろいかもしれません。
手作り風鈴で今年の夏を乗り切りましょう♪
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いろいろな風鈴の作り方をお送りしました。
風鈴を手作りなんてできるのかな‥?と思っていた方も身近な道具で簡単に作ることができます。
鈴の音色などが違うだけでもさまざまな音が楽しめますし、自分なりにデコレーションしてみると愛着が湧くと思います。
いろいろなバリエーションの風鈴を楽しんでいただければ嬉しいです。