家庭訪問【お茶菓子の出し方】おすすめは?飲み物やお土産は?
家庭訪問は小学生や中学生のお子さんが新学年になり、だいたい1ヶ月ほどすると行われます。
特に小学1年生のお子さんをお持ちの方は、学校での様子はとても気になるところですのでいろいろと聞きたいですよね。
そんな家庭訪問で昔から必ずと行っていいほど悩むのが、お茶菓子の問題、つまりおもてなし部分です。
ママ友や先輩ママに訪ねてもさまざまな答えが返ってくるので戸惑いますよね。
そこで今回は、家庭訪問のお茶菓子の出し方やおすすめなどについてご紹介します。
・家庭訪問のお茶菓子おすすめは?
・飲み物を出すタイミングやおすすめは?
・先生が帰る際にお土産は渡したほうがよい?
家庭訪問でお茶菓子を出すタイミングや出し方は?
お茶菓子は必要?
家庭訪問のお知らせの中に「お茶菓子は不要です」という文章が入っている場合があります。
そうは言っても‥とやはり何か用意しないと安心できないというお母さんも多いことでしょう。
家庭訪問はわずかの時間を使って、何件ものご家庭を回って歩きますので、一人の家での滞在時間は思ったよりも短いものです。
そのためお茶菓子を用意しても食べている時間がないのも確か。
でもお茶やお茶菓子をすすめるところから話のタイミングを持っていくというお母さんもいらっしゃいますので、お茶菓子を用意してもよいのではないかと思います。
お茶菓子を出すタイミングや出し方は?
それではどのタイミングでお茶菓子を出したら良いのでしょうか。
このタイミングは先生のことを考えてあげると良いでしょう。
先生をお通しする予定の頃に準備をしておき、先生が席についたらすぐにお茶とお菓子をお出しすると良いと思います。
そうするとすぐにお話ができますし時間に無駄がありません。
逆に悪いパターンとしては、先生を席に座らせてから台所でお茶やお菓子を用意するという流れですね。
それだと先生の時間を無駄にしてしまいますし、先生とのお話時間も短くなってしまいますね。
そしてもちろんお話の最中に中座してお茶菓子を出すのも失礼に当たります。
家庭訪問のお茶菓子おすすめは?
家庭訪問時にはどのようなお茶菓子を用意すると良いのでしょうか。
お客様のお茶菓子となるとケーキなどを用意するご家庭が多いかと思いますが、家庭訪問の場合ケーキはおすすめしません。
ひとつにはボリュームがあるというのと、食べることに気を使い、お話がそぞろ(集中できない状態)になりやすいからですね。
そこで、一口大の大きさで個別包装されたお菓子を用意すると良いでしょう。
これならば手を汚すことがありませんし、お腹への負担もありません。
おすすめとしては次のようなものを用意すると良いでしょう。
購入は店舗でもネットでも問題ありません。
クッキー
洋菓子店などで個包装にしたクッキーや洋菓子があります。
チョコレート
疲れている時には一口のチョコレートも嬉しいものです。
お腹の足しにもなりますし、頭の疲労をとることもできますね。
おせんべい
一口で入るようなおせんべいが良いですね。
ちょっと大きめですとボロボロこぼれて食べづらいので大きさを考えましょう。
また、堅さにも気を使いましょう。
飲み物を出すタイミングやおすすめは?
前述したように、お茶とお菓子は一緒に出しておすすめすると良いでしょう。
また、おすすめするのは最初の一回だけで十分です。
何度もおすすめするのはやめておきましょう。
おすすめのお茶は?
飲み物についてですが一番おすすめするのはお茶です。
コーヒーや紅茶ですと好みの問題もありますし、ほかのご家庭ですでにコーヒーや紅茶を頂いたりしていると飲み過ぎということも考えられます。
でもお茶は熱くて飲みづらいのでは?とお考えのお母さんもいらっしゃると思います。
その点は先生のほうが慣れていらっしゃって、最初にお話をして帰り際にお茶を飲まれることが多いです。
帰り際ですとお茶も冷めて飲みやすくなっていますからね。
もし家庭訪問当日が暑かったら、冷たいお茶を用意するのもよいでしょう。
先生が帰る際にお土産は渡したほうがよい?
先生が帰る際にお土産はいりません。
先生が生徒の親から物をもらうというのは、学校側でも厳しく禁止しているところが多いですね。
帰り際に先生にお土産をお渡ししても、先生がお断りしなければならないので、余計な気を使わせてしまいかねません。
それよりも、お茶菓子でお出ししたお菓子を、車の中でも食べてくださいとお渡しする程度に留めておくほうがよいでしょう。
お茶菓子が話を円滑にするアイテムに。
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家庭訪問のお茶菓子の出し方やおすすめなどをお送りしました。
学校での子供の様子を聞いたり、家庭内での子供の様子をお話する大事な機会が家庭訪問です。
短い時間をお互いに有効的に使えるような、お茶やお茶菓子を出すようにしましょう。
また低学年のお子さんがいらっしゃる方の家庭訪問で、お子さんが同席する時もあります。
お茶菓子で先生とお子さんが会話をする姿を見ることもできるかもしれません。
そういう意味でも、“お茶菓子は話を円滑にするアイテム”になる時もありますね。