犬の抜け毛の原因と対策。ひどい時期は病気やアレルギー?
犬はとても可愛らしく、一緒にいるだけで癒されますよね。
ただ犬を飼う上でどうしても悩んでしまうのが抜け毛についてです。
毛が抜けやすい犬種を飼っていると、毎日部屋に毛が落ちるので頻繁に掃除をしなくてはいけません。
また、服にも毛がつきやすいので、外出前には粘着テープで毛をとらないと目立ってしまいます。
今回は、そんな犬の抜け毛についてです。
毛が抜ける原因と、その対策方法を紹介します。
・犬の毛が抜けやすい時期は?
・犬の抜け毛対策方法は?部屋をきれいに保つコツは?
・犬の抜け毛におすすめのブラシは?
・犬の抜け毛がひどい場合の原因と対策。
犬の毛が抜けやすい時期は?
犬には換毛期という時期があります。
いわゆる毛が抜けやすい時期です。
この換毛期は、春と秋がメインです。
なぜ春と秋なのかというと、季節が変わり気温も変化する時期だからです。
毛がよく抜ける犬種を飼われている方は特によく分かるのですが、冬になると毛がふわふわになり、ボリュームもアップします。
これは寒さから身を守るためです。
しかし、室内で飼われる犬は換毛期以外でもよく毛が抜けます。
なぜなら暖房や冷房が効いた環境で育つからです。
暑さや寒さに少し鈍感になるので、年中毛が抜けやすくなります。
犬の抜け毛対策方法は?部屋をきれいに保つコツは?
犬の抜け毛対策として1番良い方法は、定期的なブラッシングです。
ブラッシングで抜ける毛は全て取ってしまう方がいいです。
ブラッシングをするだけで、抜け毛の量がどんっと減りますよ。
こちらの動画では、犬の正しいブラッシング方法が確認できます。
ブラッシングに慣れていないという人は動画を参考にしてみてくださいね。
【犬のブラッシングの仕方】お手入れ動画
動画ではプードルのブラッシング方法を説明してくれています。
コーギーなど、真っ直ぐとした毛を持つワンちゃんも表面の毛だけをブラッシングせず、毛を掻き分けて根元からブラッシングしましょう。
また、部屋をきれいに保つには毎日の掃除が肝心となります。
掃除機で毛をきれいに取り除くのが1番簡単な方法です。
犬の抜け毛におすすめのブラシは?
スリッカーブラシ
スリッカーブラシはプロのトリマーさんも使うブラシです。
スリッカーを使う際は、強い力で使わないようにしましょう。
ブラシの先が犬の皮膚に強く当たると、傷になってしまいます。
ファーミネーター
犬の大きさや毛の長さによって、商品も異なるので自分の犬にあったブラシを選びましょう。
「今までのブラシよりもしっかり抜ける!」とネットでも評判の商品です。
マッサージブラシ
毛先がシリコンになっているブラシです。
シャンプーをする際に、撫でながら使うとマッサージにもなります。
犬の抜け毛がひどい場合の原因と対策。
犬の抜け毛がひどい場合の原因
「すごく毛が抜ける」という犬は、もしかすると病気かもしれません。
毛が抜ける病気にはどんなものがあるのでしょうか?
アレルギー
アレルギーを持つ犬は、アトピー性皮膚炎などによって毛が抜けやすいです。
今食べているドッグフードやおやつ、一緒に住む動物などもアレルギーの原因かもしれません。
病院でアレルギー検査を行うと、アレルゲンも分かりますよ。
ダニやノミ
ダニやノミが体にいることで、犬自身が体を掻きむしってしまうことも。
それが原因で部分的にハゲたり、抜け毛が多くなることがあります。
ダニやノミを予防する薬を病院で貰いましょう。
栄養が足りていない
菌などに感染したり、食事が不十分である犬は毛が抜けやすいです。
特に手作りフードをあげている人は、栄養が偏っている可能性があるので要注意です。
ドッグフードは栄養バランスの整った食事なので、犬には専用のフードをあげましょう。
抜け毛対策
抜け毛を対策する方法は、原因によって異なります。
病気やストレスなどが原因で毛が抜けている子は、その原因を解消するのが1番の方法です。
少しでも気になる症状があれば、病院で先生に相談してみましょう。
また、予防接種などの際に健康診断をしてもらうことをおすすめします。
病気やストレスが全くない、という犬に関しては、ただ毛が抜けやすい犬種なので、ブラッシングをこまめに行いましょう。
もしくは定期的にトリミングをすることで、毛も体も清潔に保つことができますよ。
定期的なブラッシングやトリミングを
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ブラッシングを行うことで抜け毛対策にもなりますし、なにより犬自身がスッキリとします。
また、どうしてもブラッシングを嫌がる、という犬に関してはサロンへ連れて行き、トリマーさんにお願いしましょう。
トリマーさんは犬の状態などをしっかり観察しながらトリミングを行うので、もし皮膚病などがあるとすぐに見つけてくれます。
もし抜け毛が気になるようであれば、トリマーさんに相談してみるといいですよ。
犬の状態や飼い主さんの希望によって、カットを変えてくれたり、ブラッシングのやり方を教えてくれます。