暑中見舞いの文例【友人・親戚への書き方】久しぶりの場合は?
夏の挨拶として友人や親戚の方へ送られている暑中見舞い。
暑中見舞いで相手の体調を心配したり、自分の近況報告を伝えたりするのは昔より行われていて習慣となっていますね。
携帯などで簡単に連絡を取り合うこともできますが、昔はもちろん携帯などありませんでした。
日本の昔からの風習である暑中見舞いを、今年は友人や親戚の方へ送ってみませんか?
特にしばらく会っていない友人や親戚がいる方は、暑中見舞いで自分の近況報告などをしてみてはいかがでしょうか。
ふと送られてくる絵葉書はとても心温まりますよね。
今回は、暑中見舞いの送る時期や書き方などをご紹介します。
友人や親戚の方へ送る文例もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・暑中見舞いを出す時期は?デザインは?
・『友人に送る暑中見舞いの文例』疎遠だった相手の場合は?
・『親戚に送る暑中見舞いの文例』久しぶりに送る場合は?
・年上や年下の相手に送る暑中見舞いの文例は?
・暑中見舞いの書き方のポイントは?
暑中見舞いを出す時期は?デザインは?
暑中見舞いは夏に送るものと書きましたが、実は送る時期が決められています。
梅雨の期間は毎年変わりますが、7/20頃であれば夏の暑さも本番になってきますので、その頃から出すと、より暑中見舞いの実感があることでしょう。
立秋からは残暑見舞いになってしまうので、立秋の前日頃までには相手に届くように送りましょう。
デザインは?
暑中見舞いのデザインは夏を連想させるものが良いでしょう。
たとえば、食べ物ではスイカやかき氷、花ではひまわりやアサガオ、風景では海に浮き輪や風鈴など。
書く内容や送る相手を思い浮かべながら暑中見舞いのデザインを選ぶと良いかもしれませんね。
『友人に送る暑中見舞いの文例』疎遠だった相手の場合は?
実際に暑中見舞いを書くとしたらどのように書けばよいのでしょうか。
送る相手によって文例をいくつかご紹介します。
友人への暑中見舞い文例
暑中見舞い申し上げます。
ひまわりが太陽に向かって咲き誇る季節になりましたね。
夏バテなどしておりませんか?
私は仕事に趣味の物作りと充実した日々を過ごしています。
まだまだ暑い日々が続きますが、熱中症など体調に気をつけて過ごしてくださいね。
令和○○年7月
暑中お見舞い申し上げます。
梅雨が明け、厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
○○に越して、早くも1年が過ぎようとしています。時の流れの早さに驚いています。
初めは慣れないことが多く不安もありましたが、新しい職場にも慣れ、元気に過ごしておりますので、どうかご安心ください。
暑さもこれからが本番となるようですので、夏バテなどなさらぬよう、どうかご自愛くださいね。
令和○○年7月
疎遠になっている友人への暑中見舞い文例
暑中見舞い申し上げます。
梅雨も明けすっかり夏本番の暑さになりましたが元気にしていますか?
私は暑さに負けず元気に仕事に励んでいます。
時間に余裕があれば連絡ください。
また皆で飲みに行きましょう。
これからも暑い日が続くと思うので体調には気を付けてね。
令和○○年7月
友人に送る場合はあまり硬い文章にせず、話しかけるような感じで書いて大丈夫ですよ。
家族であれば、「私どもも家族一同元気に暮らしております」という文を入れても良いでしょう。
『親戚に送る暑中見舞いの文例』久しぶりに送る場合は?
次に親戚の方へ送る文例をご紹介します。
親戚の方への暑中見舞い文例
暑中見舞い申し上げます。
風鈴の音に涼を感じる季節になりましたね。
元気にしていますか?
私たち家族は夏バテする暇もないぐらいに、元気に仕事に精を出しています。
これからも暑い日が続くので無理をせずお過ごしください。
令和○○年7月
久しぶりに親戚の方へ送る暑中見舞い文例
暑中見舞い申し上げます。
夜も寝苦しいほど暑い日々ですが元気にしていますか?
今年の春、高校に進学した娘の部活に励む姿を見て、私たち夫婦も負けていられないと仕事に精を出しております。
お体に気を付けて、お過ごしください。
令和○○年7月
親戚の方に送る場合は自分のことだけでなく、家族のことも書くと良いのではないかと思います(^^)
「ご無沙汰しておりますが皆様お変わりなくお過ごしでしょうか」という文を入れても良いですね。
年上や年下の相手に送る暑中見舞いの文例は?
次に年上の方と年下の方に暑中見舞いを送る文例をご紹介します。
年上の方へ送る文例
暑中見舞い申し上げます。
金魚の泳ぐ姿に涼しさを感じる季節になりましたね。
日頃から私をお目にかけてくださり、ありがとうございます。
ご期待にお応えできるよう精進してまいりますので、これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。
まだまだ暑い日が続くので、ご自愛ください。
令和○○年 盛夏
年下の方へ送る文例
暑中見舞い申し上げます。
スイカの美味しい季節になりましたね。
元気にしていますか?
私は相変わらず仕事で全国を飛び回っています。
また、時間があるときに飲みに行こう!!
熱中症など気を付けてお過ごしください。
令和○○年 盛夏
年上や年下の方は仕事や学校の先輩・後輩でのお付き合いの方が多いかと思うので、日頃の感謝の気持ちなどを伝えると良いのではないでしょうか。
暑中お見舞いの書き方のポイントは?
暑中見舞いを書く構成としては、
・ 暑中見舞いの挨拶文
(暑中見舞い申し上げます)
・ 時候の挨拶
(「夏本番になりすっかり暑くなりましたね」「急に暑さが増してまいりました」など)
・ 書き手の近況報告
(「家族全員元気に過ごしております」など)
・ 相手の体調を気遣う言葉
(「体調に気をつけてお過ごしください」「時節柄どうぞご自愛ください」など)
・ 日付
(令和○○年7月 など)
となります。
送る先の天候を考慮する
暑中見舞いは特に決まった文法などがないので、かたくならずに書いて大丈夫。
また、地域によって梅雨明けの時期が違いますので、送る相手が住んでいる地域の天候などを確認して、時候の挨拶内容や送るタイミングを考えるとよいでしょう。
普段とは違う形で気持ちを伝えてみましょう
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暑中見舞いを送る相手ごとの文例やポイントをお送りしました。
携帯で簡単に連絡を取ったり気持ちを伝えたりできるため、暑中見舞いなどのハガキや手紙を書く方は減っていますよね。
ですが暑中見舞いなどのハガキや手紙は、手書きならではの温もりや良さがあると思っております。
なので、今年の夏は友人や親戚の方へ、ぜひ暑中見舞いで自分の気持ちを送ってみてはいかがでしょうか(^^)