スイカのおいしい食べ方!種や白い部分は食べられる?栄養は?
水分たっぷりでさっぱりとしながらも甘くジューシーなスイカ。
夏を代表すると言っても過言ではないくらい、夏にふさわしい食べ物ですよね。
食べ慣れているスイカですが、今年の夏はワンランクUPしたスイカの食べ方を試してみませんか?
そこで今回は、少しの工夫でスイカがおいしくなる食べ方や、スイカの新しい切り方をご紹介していきます。
スイカの果肉はもちろん、白い部分や種の栄養もご紹介しますので、スイカについての豆知識もつきますよ。
・スイカの種や白い部分は食べられる?栄養価は?
・スイカにかけるのは塩?砂糖?どちらがいいの?
・スイカの赤い部分だけを美味しく食べるには?
・アメリカ式・イタリア式のスイカの食べ方とは?
スイカの栄養や効果は?カロリーはどれくらい?
スイカの食べられる部分のカロリーは37キロカロリー(100g中)です。
果肉の90%以上が水分ですが、炭水化物 9.5g、β-カロテン 830μg、ビタミンB6 0.07mg、ビタミンC 10mgをはじめとする栄養成分が豊富に含まれています。
β-カロテンにはガン予防効果や呼吸器系の免疫力を高めるなどさまざまな健康効果があり、髪や視力、皮膚の健康維持にも有効です。
また、その他スイカに含まれているシスティンには、メラニンを抑制する効果があるのでシワやシミを改善してくれるなど、美容効果もありますよ。
スイカの種や白い部分は食べられる?栄養価は?
スイカの種
スイカの種には、ビタミンEやリノール酸、タンパク質が多く含まれています。
動脈硬化の予防やアンチエイジングにも一役買ってくれます。
スイカの種には食べ方があります。
まず種を洗い、充分に乾かしてから、フライパンで煎ります。
皮をむくとおやつ感覚で食べられますよ。
スイカの白い部分
スイカの白い部分には、シトルリンというアミノ酸の一種が豊富に含まれています。
利尿作用がありむくみが改善します。
また、血流を改善してくれる作用があるので女性には嬉しい冷え性対策の効果がありますよ。
スイカの白い部分はデザートとしては物足りませんが、味にクセがない分、料理に使う野菜として活用する食べ方はたくさんあります。
塩もみをして漬物にしたり、きんぴらやサラダ、お味噌汁にしたりなど、レシピを検索してみると試してみたい食べ方が見つかりますよ。
スイカにかけるのは塩?砂糖?どちらがいいの?
スイカを食べるときに塩をかける方も多いのではないでしょうか。
実は「塩をかけると甘くなる」というのは理に適っています。
スイカに塩をかけると味の対比作用が生じ、弱い方の味よりも強い方の味を強く感じます。
そのため、弱い味である塩のおかげで、スイカの甘さが際立つのですね。
また、砂糖をかけてももちろん甘くなります。
東南アジアでは砂糖をかけて食べる国が多いようですよ。
ただ、砂糖よりも塩をかけた方がヘルシーに食べられますし、暑い夏には塩分補給もできるので一石二鳥です。
スイカの赤い部分だけをおいしく食べるには?
暑い夏にスイカをそのまま食べる!というのがもちろん王道の食べ方ですが、その他にもスイカの赤い部分をおいしく食べる方法はたくさんあります。
ミキサーにかけてスイカジュースにしたり、赤い部分をくり抜いてフルーツポンチやサラダにしたりなど、見た目もおしゃれにアレンジできますよ。
また、スイカを煮詰めてつくるスイカ糖もおすすめです。
そのままなめても良いですし、ジャムのようにヨーグルトやパンにかけてもおいしく食べられますよ。
一度作れば冷蔵庫で1年ほど保存が可能です。
アメリカ式・イタリア式のスイカの食べ方とは?
アメリカでは、日本とは少し違った切り方のスイカの食べ方が主流です。
切り方は簡単で、半分に切ったスイカを裏返し、縦と横に切り込みを入れるだけ。
スイカがスティック状になり、とても食べやすくなりますよ。
https://youtu.be/rVsGZKP_TCg
また、イタリアではスイカにレモン汁をかけます。
酸っぱさと甘さが絶妙で、さっぱりした後味になる食べ方ですよ。
一工夫でさらにおいしく
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今回はスイカのおいしい食べ方をご紹介しましたが、いかがでしたか。
今までスイカはそのまま食べるに限る!と思っていた方も、試してみたい食べ方が見つかったのではないでしょうか。
今年の夏はぜひ、新しいスイカの食べ方にチャレンジしてみてくださいね。