【新年の挨拶メール】上司や取引先に送る文例やマナーは?先生や友人は?
年末年始といえば年賀状や挨拶メールを送る時期でもありますね。
何かと忙しいこの時期。
上司や取引先、先生や友人に送る新年の挨拶メールの内容に意外に悩むものです。
今回は、新年の挨拶メールの文例についてご紹介します。
新年の挨拶メールを送る相手別にご紹介しますので、メールの文面に悩んだ際にはぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
新年の挨拶はいつまでに送るのがマナー?
通常は元日から15日までの間に送るのがマナーのようですが、ビジネスの場合は、基本的に仕事始めの日に送るのがベストです。
新年には挨拶回りなどもありますので、その前に届いておかないと意味がありません。
また、ご挨拶だけでなく年始の営業日・営業時間・緊急連絡先などをお伝えする要素も含むものなので、早いに越したことはありませんよね。
それになにより、「取引先の人が仕事始めの日から挨拶メールを送ってくれた」というのは、相手からしてみたら印象が良いですものね。
このように考えると、やはり早い内から下書き保存をしておいた方が安心かと思います。
忙しい時期ではありますが、時間を見て新年の挨拶メールの準備をしていきましょう!(間違ってもそのまま送信することのないようお気を付けください。)
ちなみに友人や恋人などには、カウントダウンしながら三が日の間に送ってしまうこともあると思いますので、あえてこちらで書く必要はないかと思います。
ですが、親しき仲にも礼儀あり。
15日は超えないように、せめて松の内(7日まで)には送信するようにしてくださいね。
上司へ送る新年の挨拶メール文例は?
上司へ挨拶メールを送る場合は、仕事始めより前に送る方が良いでしょう。
仕事が始まって顔を合わせた後に送るのも変ですので、元日から仕事始めまでの間に送りましょう。
文例としては下記のようなものはいかがでしょうか。
真面目な挨拶文例
【件名】
新年のご挨拶
【本文】
○○課長
あけましておめでとうございます。
○○グループの○○です。
昨年は○○プロジェクトの件で大変お世話になり、ありがとうございました。
年末年始はゆっくりお過ごしになられましたでしょうか。
本年は、△△プロジェクトの成功に向けて新年から気合を入れて取り組む所存です。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。
少しフランクな挨拶文例
【件名】
新年のご挨拶
【本文】
○○課長
あけましておめでとうございます。
○○グループの○○です。
昨年は大変お世話になりました。
課長のご指導のおかげで○○賞を獲ることができました!
そして・・課長とのカラオケ対決、ゴルフ対決。
いつも負けてばかりの私ですが、今年こそは一度くらい勝利したいと思います。
もちろん、仕事の方でも成果が出せるように頑張ります!
本年もどうぞよろしくお願い致します。
ポイントは「 昨年のお礼 」と「 今年の抱負 」を盛り込むことです。
あとは相手との関係性によって文体を考えればよいかと思います。
上司から見たら、かわいい部下が年明け早々メールを寄越したぞ、と好印象間違いなしですね。
取引先へ送る新年の挨拶メール文例は?
取引先へは、昨年のご愛顧を感謝するとともに、新年の営業時間等事務的なこともお知らせするような内容が良いでしょう。
下記に文例を載せますので参考にしてみてください。
【件名】
年始のご挨拶
【本文】
○○株式会社 営業部 ○○様
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
△△株式会社の△△です。
旧年中はひとかたならぬご愛顧を賜りまして誠にありがとうございました。
本年も○○様のご期待を裏切らぬよう昨年以上に努力する所存です。
何卒、本年も昨年と変わらぬご愛顧のほどお願い致します。
尚、弊社は1月○日より通常営業しております。
また、お目にかかるのを楽しみにしています。
メールにて恐縮ですが、本年もどうぞよろしくお願い致します。
このような感じでいかがでしょうか。
あとは取引先との関係性で『追伸:また今年もゴルフ、行きましょうね!』などの一言を付け加えると、グッと距離が縮まる感じがしますよね。
先生(恩師)・友人・恋人へ送る新年の挨拶メール文例は?
お世話になっている先生(恩師)への文例
【件名】
明けましておめでとうございます
【本文】
○○先生
新年明けましておめでとうございます。
○期卒業生の△△です。
○○先生におかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
現在私は社会人生活2年目を迎えようとしておりますが、在学中先生に教わったことや困ったときにいただいたアドバイスを胸に日々精進している所存です。
数年前の今頃ゼミで○○に行ったことが大変懐かしく感じます。また、先生のお顔を拝見しに研究室にお邪魔させてくださいね。
○○先生のご健康とご活躍を心よりお祈りいたします。
では、またご連絡します!
先生からしてみれば、卒業した生徒からの挨拶メッセージはとても嬉しいものに違いありません。
感謝の気持ちと、在学中のエピソードなどを織り交ぜながら、読んでいる先生があなたの顔を思い浮かべてくれるような文章を心がけるといいと思いますよ。
友人や恋人(彼氏・彼女)へのメール文例
こちらは文例はなくとも、思うがままに気持ちを書いていいとは思いますが、下記に一つだけ友人宛の文例を載せておきますね。
【件名】
あけましておめでとう!
【本文】
○○ちゃん、新年あけましておめでとうございます。
最近なかなか会う機会がないけれど、元気にしてますか?
こちらは相変わらず、仕事や子育てでバタバタしています。
今年こそは、みんなで集まって「女子会」したいね!
また、連絡を取り合って必ず実現させましょう♪
○○ちゃんにとって、良い一年になりますように。
相手は友人ですので、こんな感じで、
「新年のお祝い言葉」
「近況確認・報告」
「会いたいね、といった気持ち」
「相手のご多幸を祈る言葉」
を盛り込んでアレンジすればよろしいかと思います。
何なら「あけおめ。ことよろ。」だけでも十分な間柄の友人もいらっしゃることでしょう。
とはいえ、親しき仲にも礼儀ありです。
また、新年のご挨拶ですので、お互いがまた良い関係で1年を過ごせるような文章をひねり出すのも楽しいかもしれませんね。
恋人(彼氏・彼女)へのメール文例
恋人とは、新年を一緒に迎えたり、年越しの瞬間電話をしたりして時間を共有しているカップルが多いのではないかと思います。
あえてメールを送るのであれば、普段伝えきれない感謝の気持ち・愛情を示す言葉を一生懸命考えて、あなたなりの言葉で文章にしてください。
相手が欲しいのは、あなたからの言葉ですよ♪
新年の挨拶メールを送る際の注意点は?
「もしも」一斉送信するときにはBCCで!
大事な取引先や上司に、新年の挨拶メールを一斉送信することはないかと思います。
しかし、例えば出入りの業者さんに定型的な文章(新年の挨拶を兼ねた営業日の案内など)を送りたい場合、一斉送信したくなることもあるでしょう。
その時は、CC(他の受信者のアドレスがわかる)ではなく、BCC(相手に他の受信者のアドレスがわからない)を使用しましょう。
TOにするかBCCにするかは相手との関係性によると思います。
判断を誤らないようにお気を付けくださいね。
年賀状でご挨拶いただいた方には“年賀状”で返礼するのがマナー
それでもどうしても先にメールを送らねばならない場合は、「早々の賀状をいただきありがとうございました。新年のご挨拶が遅れ、誠に申し訳ありません」などと記載し、早急に年賀状あるいは寒中見舞いを出すのが良いでしょう。
気持ちや心が伝わる文章表現を
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新年の挨拶メールの文例やマナーについてお送りしました。
メールは手書きでもなく、機械的な文字で相手の目に触れるものです。
誰宛てに出すにしても、手書きの挨拶文以上に気持ちや心が伝わる文章を心がけ、お互いが気持ちよく新年を迎えられるようなメッセージを送りましょう。
心のこもった新年の挨拶メールを送れば、送った方も送られた方も良い新年を迎えられること間違いなしですよ。