【入社式の自己紹介例文(3分・2分・1分)】内容や構成、話し方は?
入社して最初の試練とも言えるのが、入社式での自己紹介。
第一印象は重要と言いますから、これから共に働く方々と最初に顔を合わせる入社式では、しっかりと準備をして、マナーを抑えながらもオリジナリティのある自己紹介をしたいですよね。
そこで今回は、入社式の自己紹介例文を持ち時間別にご紹介します。
自己紹介に入れるべき内容や、自己紹介の話し方も、例文と併せてご紹介しますので、入社式の自己紹介を控えて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・入社式の自己紹介で話す内容や話し方は?
・入社式の自己紹介で1分・2分・3分場合の内容構成は?
・入社式の自己紹介例文(男女別)【3分の場合】
入社式の自己紹介で話す内容や話し方は?
入社式の自己紹介で話す内容は?
持ち時間が長い場合には、出身や自分の経験・体験、入社を喜ぶ気持ちを付け加えて話しましょう。
具体的な内容は例文でもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
また、入社式の自己紹介では、明るく堂々とした話し方ができると好印象です。
具体的には、いつもより少しずつ大きな高い声、そしてゆっくりとしたスピードを意識してください。
視線は会場にいる一人ひとりの顔を順番に見ていくことが理想ですが、大勢の人の前で話慣れていない場合には至難の業です。
全体を満遍なく見て自己紹介をしている印象になりますよ。
また、視線の先は一番奥にいる人に合わせることがおすすめ。
視線を一番前の人に合わせると、前列以外の人には視線が落ちているように見え、自信のない印象を与えてしまいますよ。
入社式の自己紹介で1分・2分・3分の内容構成は?
自己紹介は、1分あたり約300字程度の長さが適切だとされています。
そのため、2分では倍の約600字程度、3分では約900字程度を目安にするとバランスの良い長さの自己紹介になりますよ。
例文では3分ほどの自己紹介を目安にご紹介していますので、経験の内容などで文字数を調整してくださいね。
また、自己紹介の内容は、目安となる文字数に合わせて構成していきます。
1分の場合は、名前・配属先・謝辞・入社の喜び・今後の抱負・指導のお願いをすべて簡潔に述べると良いでしょう。
2分の場合は、名前・配属先・謝辞・入社の喜び・今後の抱負・指導のお願いに加えて、出身や自分の経験・体験を付け加えて話すことができますね。
2分の場合、出身や自分の経験・体験をあれもこれもと付け加えるよりは、一つのテーマを膨らませて話すのがおすすめですよ。
3分の場合は、名前・配属先・謝辞・入社の喜び・今後の抱負・指導のお願いに加えて、出身や自分の経験・体験それぞれを具体的な内容で話すことができます。
より具体的な自己紹介は、聞いている側に共通点を見つけてもらいやすくなるので、惜しまずに話しましょう。
3分の自己紹介は例文もご紹介しますので、内容の順番についても例文を参考にしてみてくださいね。
入社式の自己紹介例文(男女別)【3分の場合】
入社式の自己紹介例文【男性・3分の場合】
はじめまして。
○○部に配属となりました○○と申します。
本日は、このような盛大な入社式を催していただき、本当にありがとうございます。
私は○○の出身で中学までを地元で過ごしました。
毎日山の中を駆け回り、おいしい牛乳を毎日飲める環境で育ち、頑丈な体を手に入れることができました。
高校からは地元を離れ全寮制の高校へ進学し、3年間野球に打ち込みました。
野球を通して学んだことは数え切れないほどありますが、今の自分のモットーともなっているのが「基礎こそすべて」と「仲間を信じること」です。
「基礎こそすべて」は<○○・・・>という経験から学び、<○○・・・>という経験からは「仲間を信じること」を学びました。
この2つの学びを、これから○○(会社名)の一社員として働いていく上でもなお、大切にしていきたいです。
決して慢心せず基礎を大切にすること、そして仲間を信じることはもちろん、周囲から信頼してもらえるような社員を目指します。
皆様には今後様々な場面でお世話になるかと存じますが、一日でも早く会社に貢献できるように邁進してまいりますので、ご指導賜りますようよろしくお願いいたします。
入社式の自己紹介例文【女性・3分の場合】
こんにちは。
このたび入社いたしました○○と申します。
本日は私たちのために素晴らしい入社式を開催していただきありがとうございます。
この日を○○(会社名)で迎えることができた喜びで今、胸がいっぱいです。
○○(職業)は幼少期からの憧れで、幼稚園から高校まですべての文集で将来の夢には「○○職業)」と書いています。
将来の夢となったのにはもちろん理由があり、<○○・・・>といった経験からでした。
<○○・・・>という経験があったからこそ私はこの○○(職業)を目指し、そして今そのスタートラインに立つことができています。
そのような経験から、○○(職業)として働く上で目標としていることの一つが、「誰かの将来の夢になる」ことです。
一生懸命に、楽しんで、時に悩みながらも、○○(職業)である自分としっかり真摯に向き合って仕事をする姿から、「○○(職業)って楽しそう。」「○○(職業)って素敵な仕事。」と、いつかの私のように、誰か一人でも多くそのような思いを抱くきっかけとなる○○(職業)になるのが目標です。
まだまだ右も左もわからず至らぬ点もあるかと存じますが、1日でも早く仕事を覚えられるよう精進してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。
新入社員の挨拶例の動画がありますので、どうぞご参考くださいね。
『新入社員の挨拶』
等身大の自分を伝える自己紹介を
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入社式の自己紹介の内容構成や例文を持ち時間別にお送りしました。
入社式は、努力が実りやっとたどり着いたスタートラインでもありますので、緊張してしまうのも無理はありません。
入社式に出席している社員の方々も全員が通った道ですから、緊張している様子も含めて、温かく見守ってくれるはず。
ご紹介した例文を参考に、マナーを抑えつつも等身大の自分を伝えられる自己紹介を考えてみてくださいね。
良い新生活が始まると良いですね♪