上司や先輩へ【年賀状一言添え書き文例集】取引先や退職者の場合は?
年末が近づいてくると少し憂鬱なのが年賀状ですよね。
友人には簡単に書けても、職場や取引先の一言添え書きは何を書くか迷ってしまいます。
立場によって書くことを変え、失礼のないような文面を考えるのはとても大変ですよね。
そこで今回は、年賀状の一言を、上司や先輩、同僚など、ビジネスシーンで送る相手別にご紹介します。
この記事の目次
会社の上司・社長や先輩へ年賀状一言添え書き例文。新入社員の場合は?
一番悩んでしまうのが、上司や先輩、社長への年賀状ですよね。
会社の目上の方へ年賀状を書く場合の一言を、ポイントと一緒にご紹介します。
社長への年賀状の一言
社長への年賀状は失礼があってはいけませんが、普段の業務で関わりがない分、一般的なことばかりになってしまいがちですよね。
仕事に関しては個人の目標より、所属する部や、会社の力になるというアピールをするといいですね。
お酒やスポーツを一緒にした経験がある場合は、そこを広げるのも良いでしょう。
「昨年以上の成果を上げ ○○部の成績目標達成へ貢献できるよう頑張ります」
「微力ながら会社に貢献できるよう より一層努力致します」
「昨年は美味しいお酒をご一緒でき光栄でした 本年もまたご一緒する機会がありましたら宜しくお願い致します」
上司への年賀状の一言
上司への年賀状は、毎日顔を合わせる相手なのでより緊張しますよね。
定番の文面でもいいですが、少しでも印象に残るようなことを書けたら良いですね。
「昨年は大変お世話になりました 今年は少しでも成長した姿をお見せできるよう精進致します」
「今年は○○プロジェクトも大詰めですね 成功できるようチーム一丸で頑張ります」
「部門目標の達成が今年も続くよう より一層仕事に邁進します」
先輩への年賀状の一言
普段仕事でお世話になっている先輩だけでなく、飲みに連れて行ってもらったり遊んでもらったりと、いろいろなつながりの先輩への一言をご紹介します。
「昨年はたくさんお酒をごちそうになりました 今年もよく働きたくさん飲みに行きましょう!」
「昨年は大変お世話になりました 今年も大変お世話になる予定なのでよろしくお願いします」
「昨年は公私に渡りご指導ありがとうございました 今年は仕事でもゴルフでも先輩に近づけるように頑張ります」
新入社員の場合の年賀状の一言
新入社員の場合、先輩や上司との距離感も掴めていない場合もありますよね。
1年間お世話になった上司や先輩に、感謝や目標を伝えるのが、新入社員としてスマートな年賀状になると思います。
「今年は後輩ができる不安もありますが 少しでも先輩らしくできるよう 教えられたことを頑張ります」
「仕事や会社になれるのに必死の一年でしたが 先輩のお陰でなんとか乗り切れました」
「右も左も分からない自分に一からご指導いただきありがとうございました 今年は少しでもお役に立てるよう努力致します」
ビジネスの取引先やお客様に送る年賀状一言添え書き文例。
会社として取引先やお客様に送る年賀状は、失敗できないですよね。
感謝の意を伝え、年始からの仕事がスムーズに行くような年賀状の一言をご紹介します。
取引先への年賀状の一言
取引先への年賀状は、送る相手以外にも内容を見られることがありますので、プライベートな内容や砕けた文面はNGです。
この先ご縁が続くよう、感謝の意を伝えられる文面が良いですね。
「昨年は御社とお仕事ができ大変光栄でした 今年もお役に立てるようより一層努力してまいりますので 宜しくお願い致します」
「昨年もお引き立ていただきありがとうございました 本年もご厚意に応えられますよう 社員一同努力し精進する所存です」
お客様への年賀状の一言
相手が個人のお客様の場合は、より印象に残ったほうが話題にもなるのでお仕事がスムーズにできますよね。
相手を気遣った一言などが、好印象ですね。
「昨年は格別のお引き立てを賜りありがとうございました 寒い日が続きますがご自愛下さい」
「本年も○○様のご期待に添えますよう より一層の努力を致しますので宜しくお願い致します ○○様ご家族の ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます」
部下や同僚へ年賀状一言添え書き文例。
部下や同僚への年賀状は、相手との距離感や親しさによって内容が変わってきますよね。
さまざまな距離感を想定しての一言をご紹介します。
部下への年賀状の一言
部下への年賀状は、仕事をスムーズに進められるような内容がいいですよね。
上司として、部下のモチベーションが上げられるような一言をご紹介します。
「昨年の仕事への真面目な姿勢はとても頼もしかったです 本年も大いに期待しています」
「昨年は無理な仕事で迷惑をかけました 今年も○○君の力を借りることもあるかと思いますが どうぞ宜しくお願いします」
「昨年はいいチームワークで乗り切れました 今年も皆で頑張りましょう」
同僚への年賀状の一言
同僚への年賀状は、仲の良さにもよりますがユーモアを交えても良いかもしれませんね。
上司や部下でなく、同僚だからこそ書ける年賀状の一言をご紹介します。
「入社○年目でお互い忙しいですが たまには時間を作って飲みにでも行きましょう」
「今年こそプライベートを充実させて 私生活1番の仕事が2番になったら良いなと思います」
「今年の健康診断は何も引っかからないよう お互い健康に気をつけよう(笑)」
退職・異動した人へ年賀状一言添え書き文例。
さまざまな理由で会社を去っても、年賀状のやり取りだけは続けたい方もいますよね。
いろいろなケースがあると思うので、ほんの一例ですが一言のパターンをご紹介します。
退職した上司や先輩への一言
定年退職などで退職した上司や先輩への年賀状は、今でも相手への敬意を持っているというような内容が良いですね。
「ご無沙汰しておりますがお元気のことと存じ上げます 今でも○○さんの教えを胸に 仕事に邁進しております」
「今でもご活躍のことと思います お忙しいかと思いますが 今年は久しぶりにゆっくり食事に行きたいですね」
「気がつけば随分お会いしていませんね ○○さんが会社にいた頃のことをふと思い出し懐かしく思います」
結婚や出産、転職などで退職した方への年賀状の一言
定年退職だけでなく、同僚や先輩などが結婚、転職で去ることもありますよね。
新しい環境での相手を思うような内容の年賀状の一言をご紹介します。
「新しい環境での仕事はいかがでしょうか 話したいこともあるので 今年は定期的に会える時間を作りたいですね」
「結婚生活には慣れたでしょうか 新しい生活を楽しんでくださいね」
「家族が増えて慌ただしい毎日かと思いますが 体に気をつけて新生活を送ってくださいね」
少なくなってきているからこそ年賀状を出そう!
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上司や先輩への年賀状の一言添え書き文例集をお送りしました。
年賀状のやり取りが禁止されている会社も多いそうです。
しかし、年賀状は相手との関係をスムーズにし、メールにはない親密さもあります。
職場での人間関係を築く一歩にもなるので、禁止されていない場合はぜひ年賀状を送ってほしいですね。
年賀状は数年後に見返すと、「この頃は○○に住んでいたんだっけ」などと相手との会話のきっかけにもなります。
内容を見返し、この頃はこんな仕事をしてこの先輩にお世話になったなぁと振り返るのも、自分のやってきた仕事の証にもなりますよね。
相手との関係もきっと柔軟になるので、ビジネスシーンでの年賀状にも苦手意識を持たずにチャレンジしてみてください!