夏休み自由研究【小学生の理科実験】おすすめテーマややり方は?
小学生のみなさん、夏休みの自由研究に何をするか悩んでいませんか?
せっかく自由研究をするのなら、楽しんで取り組めるテーマを選びたいですよね!
そこで今回は、小学生の自由研究におすすめの理科実験テーマをご紹介します。
今年の自由研究は理科実験をしたいけれど、なかなか良い理科実験が見つからない!という方には特におすすめの理科実験をまとめました。
1日でできる理科実験や小学生の女の子におすすめの理科実験など、夏休みにやってみたくなる小学生の自由研究が盛りだくさんですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
夏休みの自由研究にはどんなテーマがあるの?
理科実験と聞くと、ちゃんとした道具がないとできないように思ってしまうかもしれません。
でも、家にあるような身近にあるものを使って理科実験をすることができますよ。
小学生の理科実験には、色水実験などの水を使った実験、氷と塩の仕組みを使った実験、シャボン玉を使った実験、太陽の光を使った実験、野菜や果物を使った実験があります。
例えば「氷 塩 小学生 実験」というように、気になる理科実験テーマにしぼって詳しく調べてみると、やってみたい夏休みの自由研究がきっと見つかりますよ。
自由研究には、実験以外にもいろいろなジャンルがあります。
まずはどんなジャンルがあるのかから見てみましょう。
【標本づくり】
夏休みに海や山へレジャーに行くこともあるかと思います。
そんな時に、貝や海藻、植物や虫などを採集してきて、標本をつくると立派な自由研究になります。
虫の標本は処理が大変ですが、貝や植物なら、それほど難しくありません。
低学年なら、名前を調べるだけでもいいでしょう。
高学年なら、その貝や植物の生態を調べてレポートにまとめるといいですね。
【観察】
植物、虫、魚、星座などの観察日記をつけるというものです。
根気はいりますが、写真やスケッチなどを多用すれば、見栄えのする自由研究になります。
【実験】
理科の実験というと家庭では難しそうに思うかもしれませんが、簡単にできる実験もたくさんあります。
次に具体的な実験の方法をご紹介していきますね。
小学生の理科実験でおすすめは?
どれが浮いてどれが沈む?野菜や果物を調べよう!
【用意するもの】
野菜や果物(できるだけたくさん)、とうめいなケース
①家にある野菜や果物で実験に使っても良いものをおうちの人からもらいましょう。
実験に使ってみたい野菜や果物がある場合は、おうちの人にお願いしてみましょう。
②とうめいなケースに水を入れ、その中に野菜や果物を入れ、うくものとしずむものを調べます。
③小さく切ってみたり、皮をむいたりして調べてみても良いですね。
(包丁やピーラーを使う時は必ずおうちの人と一緒にやりましょう)
④また、水の中にさとうや塩を入れて実験することもできます。
【まとめ方】
浮くものとしずむものを分類したり、切ったり皮をむいたりしたらどうなったかをまとめてみましょう。
また、どうしてそのように分類されるのかを調べると良いですね。
(※ヒントは「土の上と土の中」「密度(みつど)」です)
せっかくの夏休みですので、使った野菜をおうちの人と一緒に料理をしてみることもおすすめですよ。
こすると消えるペンはこすらないで消せる?
【用意するもの】
こすると消えるペン、紙5枚
①こすると消えるペンで紙に絵や文字をかきます。
(好きな絵や文字でOKです)
②それぞれに違う方法を試し、消える方法を探しましょう。
・太陽の光にあてる
・日かげにおく
・冷蔵庫に入れる
・冷凍庫に入れる
・ドライヤーのあたたかい風をあてる
【まとめ方】
どんなときに絵や文字が消えたかをまとめましょう。
その結果から、絵や文字が消えた理由をまとめられると良いですね。
(※ヒントは「温度」です)
温度がポイントの理科実験ですので、暑い夏休みにはぴったりの自由研究です。
牛乳パックで、紙粘土をつくる
材料は、牛乳パック・洗剤・洗濯のり、の3つだけとシンプルです。
多少時間はかかりますが、できた紙粘土で工作もできるので、遊び感覚で実験できますよ。
『牛乳パックで作ろう!紙粘土』
豆腐作り
「凝固」について学ぶことができます。
できた豆腐を食べる楽しみもあるのでおすすめです。
大豆を蒸すところから始める方法が一番勉強になりますが、ちょっとタイヘンだな‥というときは、豆乳を使うと簡単です。
“にがり”を使わない方法もあるので、両方作って、比べたりしてもいいかもしれませんね。
『ざる豆腐の作り方(豆乳で作るレシピ)』
『にがりなしで作る豆腐の作り方』
レモン電池の製作
性質の異なる2種類の金属を用いなければ電池として動かない、という点を学ぶことができます。
レモン以外の物でも実験すれば、どんな性質の物なら電気が作れるのか学ぶことができます。
『くだもの電池を作ろう!』
卵の殻を溶かす実験
危険な薬品を使わなくても、卵の殻を溶かすことができます。
『卵の殻を溶かし、飛び跳ねるゴムボールみたいにしてしまう実験』
夏休みに1日でできる簡単な理科実験は?
アイスキャンディーを作ろう♪
【用意するもの】
細い容器、ジュース、わりばし、ボウル、塩、氷
① できるだけ細い容器にジュースを入れて、わりばしをさします。
② ボウルに塩と氷を入れてまぜ、容器をボウルの中に入れて冷やします。
③ 冷凍庫に入れなくても、ジュースが固まりアイスキャンディーが完成します!
【まとめ方】
何分かごとにジュースの固まり具合を観察しておきましょう。
写真に残しても良いですよ。
温度計があれば、塩を混ぜる前の温度と混ぜた後の温度も計ってみましょう。
どうして塩と氷だけでアイスキャンディーが凍るのかを調べても良いですね。
(※ヒントは「氷のまわりの温度」です)
実験の後はアイスキャンディーを食べることができるので、暑い夏休みにはおすすめの理科実験ですよ。
虹を作ろう!
【用意するもの】
霧吹き、洗面器、鏡、コップ、水
① 太陽が背中の後ろに来るように立ち、水を入れた霧吹きをまきます。
② 水を入れた洗面器に鏡を入れ、太陽の光を壁に反射させます。
③ シャボン玉の表面やCDにも虹ができますよ。
【まとめ方】
どんなときにきれいな虹を作ることができたか、虹は本当に7色だったかを観察してまとめましょう。
また、虹ができる仕組みを調べてまとめるのも良いですね。
(※ヒントは「光の屈折(くっせつ)」「プリズム」です)
夏休みは外で霧吹きをするが気持ち良いくらいの暑さですので、夏休みにぴったりの自由研究ですよ。(冬休みだと寒くてできません)
不思議な水
材料は、薬局で買えるものばかりですから、準備も簡単です。
低学年なら作るだけでも充分。
高学年なら、なぜこのようになるのかも調べてレポートにするといいでしょう。
『水なのに持ち運べる不思議な水』
ヨーグルト作り
ヨーグルトは発酵食品の中でもかなり短時間で作れます!
・ ヨーグルトは牛乳の何が固まってできた物か?
・ 温度が高すぎるとどうなる?
・ 温度が低すぎるとどうなる?
・ 保温する時間が長すぎるとどうなる?
など、いろいろな視点でレポートを書くこともできるのでおすすめですよ。
『簡単にできる手作りヨーグルト』
女の子の自由研究におすすめのテーマや実験は?
小学生の女の子の場合、自由研究の理科実験といってもちょっとピンとこないかもしれませんね。
そこで、小学生の女の子にも比較的簡単にできる、おすすめの理科実験の自由研究をご紹介します。
カッテージチーズを作ろう!
【用意するもの】
マグカップ、牛乳、レモン汁(酢でもOK)、ザル、キッチンペーパー
① 温めた牛乳にレモン汁を加えてかき混ぜ、しばらく置いておきます。
② 固まったら、キッチンペーパーとザルに混ぜた液を流します。
③ ザルの中に残っているのが、カッテージチーズです。
【まとめ方】
作り方の手順や、カッテージチーズのおいしい食べ方をまとめましょう。
牛乳やレモン汁の量、温める温度、置いておく時間などを変えて、一番おいしくできるカッテージチーズの作り方を実験しても良いですね。
また、どうして牛乳とレモン汁をまぜるとカッテージチーズができるのかを調べてまとめても良いでしょう(※ヒントは「タンパク質と酸」です)。
カッテージチーズは冷たいデザートやサラダにも合うので夏休みにはぴったり!
作ったカッテージチーズで料理にもチャレンジしてみると楽しいですよ。
芳香剤を作ろう
【用意するもの】
保冷剤(ジェルタイプ)、容器、絵の具、ガーゼ(うすい布でもOK)、輪ゴム、リボンなど
①ケーキやアイスを冷やしておくための保冷剤を使います、ゼリーのようなぷるぷるの保冷剤を必ず使ってくださいね。
②入れ物は何でも良いですが、ジャムの空き瓶やガラスのコップを使うときれいです。
③保冷剤と水で溶かした水性絵の具を容器に入れ、混ぜ合わせます。
④容器にガーゼをかぶせて輪ゴムでとめます。
⑤その上からリボンなどで結ぶとかわいく仕上がります。
⑥違う色の芳香剤を別々に作り、重ねるとカラフルな芳香剤ができますよ。
【まとめ方】
芳香剤の色や容器、リボンの種類などを変えて、それぞれの工夫したところをまとめましょう。
また、どうして保冷剤が芳香剤になるのかを調べても良いですね。
(※ヒントは「吸水ポリマー」です)
涼し気な見た目の芳香剤は、暑い夏休みにぴったりです。
たくさん作ってお友達や家族にプレゼントしても良いですね。
石鹸作り
『ハート形の6色の手作り石鹸の作り方』
キャンドル作り
『手作りキャンドル♪3種類』
自由研究はまとめ方も大事!
小学生の夏休みの自由研究にピッタリのテーマをご紹介しました。
理科実験が中心でしたが、実験はレポートも大事です。
・ 自由研究の内容とやり方
・ 自由研究の結果
・ 感想
などを書くといいでしょう。
特に大事なのは、結果と感想です。
結果は図(絵・写真)やグラフ、表にまとめるとわかりやすく見栄えがします。
実験中に写真を残しておくとまとめやすいですよ。
失敗してしまった場合、予想外の結果になった時の記録も残して、なぜそのような結果になったのかもまとめると本格的なレポートになりますよ。
なぜ?を調べるところまで!
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小学生の自由研究におすすめの理科実験テーマをお送りしました。
良い自由研究にするコツは、どういう理科実験をしたのかを写真や絵などでわかりやすくまとめること。
そしてどうしてそういう結果になるのかを、小学生の教科書や本などで調べてまとめることです。
楽しく取り組めて、またひとつ物知りになれる夏休みの自由研究を選んでみてくださいね。