朝シャワーのメリット・デメリット!効果や時間は?髪に良くない?
朝の過ごし方については皆さんそれぞれかと思いますが、スッキリ目覚めるために朝シャワーをする方は多いかもしれませんね。
一時期ブームにもなった「朝シャン」ですが、昔の日本人には朝にシャワーで髪を洗うなんて習慣はなかったそうです。
ただ夏場なんか特に、寝汗がベタベタして気持ち悪いから洗ってスッキリしたい!
というのは、納得できますよね。
ただし、最近では朝シャンプーのメリットだけではなくデメリットが注目されるようになっているのも事実です。
そこで今回は朝シャワーのメリット・デメリットについて整理してみましょう。
・朝シャワーにおすすめの時間帯や温度は?寝起きすぐでも大丈夫?
・朝シャワーのデメリットは?健康や頭皮への影響は?
・朝シャワーの注意点や危険性は?夜風呂と両方でも大丈夫?
朝シャワーやシャンプーはいいのかな?悪いのかな?
となんとなく思っている方は要注目ですよ。
朝シャワーのメリットは?美容健康効果はあるの?
メリット①自律神経を整えてくれる
現代人である私たちは、夜遅くまで起きていたり、スマホやパソコンで目を酷使したり、日々のストレスが溜まっていくことで、自律神経が乱れやすい環境に生きていると言えます。
「朝シャワーをするとスッキリする」のは、朝シャワーが副交感神経から交感神経にうまく切り替えてくれることが理由の一つとして上げられます。
メリット②ダイエット効果
交感神経が働くと代謝が上がり、エネルギー消費が高まるので脂肪燃焼などダイエット効果が期待できます。
メリット③血行が良くなる
シャワーの肌への刺激で全身の血行が良くなることで、化粧のりが良くなったり、むくみの改善に繋がります。
メリット④気分もリフレッシュできる
香りは大きく気分に影響します。
シャンプーのいい香りに包まれて、いい気分で1日をスタートさせることが出来ますよね。
とは言え、朝シャワーで気をつけなければならないこともあります。
そのことについてこれからお伝えしますね。
朝シャワーにおすすめの時間帯や温度は?寝起きすぐでも大丈夫?
朝シャワーで気をつけなければならないのは、急激な温度変化による体への影響です。
特に冬場は暖かい部屋→寒い浴室→熱いお湯と温度変化が激しいため、血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす「ヒートショック」を起こしかねません。
そのため、冬場に朝シャワーをする場合は、前もって浴室を温めておいたり、ストレッチなどの軽い運動をして体を温めてから浴びるようにしましょう。
そんなわけで朝シャワーにはやはりデメリットもあります。
ここはしっかり抑えておいたほうがいいですね。
次からデメリットについてご紹介しますね。
朝シャワーのデメリットは?健康や頭皮への影響は?
デメリット①頭皮がダメージを受けやすくなる。
シャンプーをすることで頭の皮脂膜は洗い流され、また新しい膜が出来るのに数時間かかると言われているのですが、朝シャンプーをし、皮脂膜が流された状態で外に出ると、頭皮が紫外線の影響を直接受けてしまうため、抜け毛などのダメージに繋がってしまいます。
これを防ぐためには、帽子や日傘などで紫外線対策を行いましょう。
デメリット②雑菌が繁殖しやすくなる。
朝シャワーだけの方は、夜に頭皮の汚れや整髪料を残したまま寝ていることにより、雑菌が繁殖しやすくなっているため、吹き出物が出来やすくなることもデメリットでしょう。
デメリット③翌日に疲れが残る可能性がある。
健康面においては、夜に湯船にしっかり浸かって温まることで副交感神経が働き、リラックスした状態で眠ることが出来るのですが、朝シャワーだけの方は翌朝に疲れが残ってしまう可能性があります。
朝シャワーの注意点や危険性は?夜風呂と両方でも大丈夫?
「朝シャワーと夜風呂両方入りたい!」
そんな方にオススメなのは、夜風呂では汚れを落としたり、湯船に浸かり身体の疲れを取ることに専念し、朝は血行促進目的で石鹸を使わずにさらっと流すことです。
タモリ式入浴法をご存知でしょうか?
数々の「タモリ式○○」を生み出しているタモリさんですが、「湯船に10分以上浸かると体の汚れの80%は落ちるため、石鹸などは使わない」というものです。
医師の藤田紘一郎によれば、「肌には常在菌がおり、外界の汚れやアレルゲンから肌を守る役目をしているが、石鹸で洗うと90%の常在菌が失われるので、肌トラブルを起こしやすくなる」ということです。
他にも多数の有名人がタモリ式入浴法を実行しているようで、専門家の意見は分かれるところではあるようですが、乾燥肌の方には一定の効果が見込めるようです。
頭皮にも同じことが言えると思いますので、あまり頻繁にシャンプーすることは控えた方が良さそうですね。
自分の生活スタイルや体質に合わせて!
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朝シャワーやシャンプーのメリットやデメリットについてご紹介してきました。
メリット・デメリットを意識することで、健康を維持しながら上手く生活に取り入れることができます。
闇雲に行うのではなく、自分にあったやり方を取り入れつつ、快適なシャワー生活を送ってくださいね。