運転免許証【住所変更(東京都)】必要書類や手続き方法は?代理人は?
春になり入学や就職、転勤で東京都に引っ越しする方も多いのではないでしょうか。
住民票や保険などは区役所、市役所で済みますが、運転免許証はそうは行きませんよね。
写真入りの身分証明書が求められることも多いので、免許証はしっかり現住所に変えておいたほうが良いですね。
引っ越しで何かと手続きが多いので大変ですが、事前に調べておけば滞りなく住所変更できます。
そこで今回は、東京都の免許証の住所変更方法についてご紹介します。
この記事の目次
免許証の住所変更で必要な書類は?
まずはしっかり押さえておきたい免許証の住所変更に必要な書類です。
せっかく時間を取っても抜けがあるとやり直しになりますので、しっかり押さえておきましょう。
東京都の免許証の住所変更、忘れちゃいけないもの
免許証の住所変更の際、まず忘れてはいけないのが運転免許証ですよね。
お財布に入れている方が多いかもしれませんが、極稀に車の中に置きっぱなしという方もいます。
そういう場合は忘れずに、必ずお財布等、すぐに出せるところに移しておきましょう。
住所確認書類は何を持っていけばいい?
変更後の住所の確認書類で手に入れやすいのが、新住所記載の住民票ですね。
転入手続きの時に取得しておくと便利です。
この時に注意したいのが、マイナンバーの記載がないものを持っていくということです。
もしマイナンバーの記載がある方を取得してしまったら、サインペンなどでマイナンバーを消して提出すれば大丈夫ですよ。
そのほかは下記の書類で住所変更が可能です。
マイナンバーカード(個人番号カード)
健康保険証
消印付郵便物
住所が確認できる公共料金の領収証(新住所)
在留カードなど
※消印のないダイレクトメールや年賀状はNG
気をつけよう!コピーはNG
会社などにも住民票を提出するので1枚をコピーすればいいや、なんて思う方もいるかもしれませんが、免許証の住所変更時、住民票は原本を提出しなくてはいけません。
コピーだと手続きできませんので気をつけてくださいね。
住所変更のみの場合、住民票は提出ではなく提示なので返却されます。
ほかにも提出先がある場合は、先に免許証の住所変更を済ませておくと使い回しができますよ。
結婚で夫婦二人住所変更したい
結婚して引っ越しなど、夫婦や家族でいっぺんに住所変更する際、住民票は1通で手続きできるんですよ。
同一戸籍上であれば、1人1通ではなく家族全員の記載のある住民票1通で手続きができます。
もちろん返却されるので住所変更に一緒に行けなくても可能ですが、一緒に手続きできるのでいっぺんに済ませたほうが楽ですよね。
免許証の住所変更の手続き方法。東京都の場合は?
手続き当日のスケジュールを立てるのにも、手続きの方法や流れを把握しておきたいですよね。
東京都の住所変更手続き方法を確認しましょう。
まずは最寄りの変更受付窓口へ
後で詳しく説明しますが、警察署や運転免許センターで住所変更手続きを受け付けています。
平日、土日で窓口も変わるので、予定に合わせて窓口を選んでくださいね。
前述した住民票と免許証を忘れずに持っていきましょう。
住所変更、具体的にどうしたら良い?
まずは運転免許証記載事項変更届けを記入しましょう。
用紙は窓口付近にあると思いますが、見つからない場合は係員にもらってくださいね。
後は記入した用紙と住民票、免許証を窓口に提出します。
係員がチェックして不備がなければ、免許に新住所を記入して手続きは完了です。
空いていれば、10分もあれば完了してしまいますよ。
免許証の住所変更はどこでできるの?場所によって違うところはある?
免許証の住所変更は、どこで行えばよいのでしょうか。
東京都内の場合についてご紹介します。
東京都内の全警察署で行えます
運転免許の住所変更で一番行きやすいのは、最寄りの警察署ですね。
都内の各所にあるので一番近いところに行けばOKです。
引っ越したばかりで最寄りの警察署がわからないという方も、警視庁のホームページで簡単に検索することができますよ。
住所や地図から探すことができるので、最寄り(手続きに行くところ)の警察署を探してみてくださいね。
運転免許更新センター
東京都内に2ヶ所ある、運転免許更新センターでも住所変更が可能です。
場所は神田と新宿です。
職場が近いという方は、仕事の休み時間等に住所変更できちゃいますね。
住所や場所は下記のホームページに記載されているのでチェックしてください。
[ 神田運転免許更新センター ]
[ 新宿運転免許更新センター ]
運転免許試験場
運転免許試験場でも住所変更手続きができます。
都内に3ヶ所ありますので、近くの方は場所を調べておいて損はないと思いますよ。
住所変更以外の手続きで行くこともあるかと思いますので、3ヶ所のうちどこが近いか知っておきましょう。
手続きできる時間帯は?土日でもできる?
住所変更の流れはわかりましたが、手続きはいつ可能なのでしょうか。
住所変更は何時から何時まで?
住所変更手続きは、基本的に平日の08:30~17:15のみ可能です。
最寄りの警察署で済ましたい方は平日に行くしかありません。
平日に休みを取り、役所での転入手続きなどと一緒に済ましてしまうのが良いかもしれませんね。
平日はできない!土日に手続きはできる?
平日はなかなか休めないという方が多いと思います。
そんな場合は、日曜日なら運転免許試験場で住所変更手続きができますよ。
時間は08:30~15:15までと、少し短めです。
また運転免許試験場は3ケ所にしかないので、場所が遠い方もいるかもしれません。
休日にできるのはここしかありませんので、早めに行ってパパっと終わらせてしまいましょう。
免許証の住所変更は代理人でも可能?
実は代理人でも住所変更は可能なんです。
その場合は、代理人との関係などに制約があるのでチェックしておきましょう。
東京都で代理人が住所変更する際必要なものは?
代理人が住所変更する際、必要なものは下記の通りとなります。
1. 運転免許証
2. 申請者と代理人が併記された住民票
※コピーは不可で続柄の記載は不要
3. 代理人の本人確認書類
運転免許証
マイナンバーカード(個人番号カード)
健康保険証
パスポート
学生・社員証
など
申請者と代理人が併記された住民票が必要ということは、夫婦など同一世帯でないと代理人として手続きができないということになります。
離れた実家の両親に頼むなどはできないので、気をつけてくださいね。
代理人はどこで住所変更手続きができる?
代理人が住所変更手続きをする際、窓口が限定されそうな気もしますが、本人が手続きをするのと同じ窓口で大丈夫です。
窓口で一言「代理人が免許証の住所変更をしたいのですが」と聞けば、説明してくれますよ。
基本的に必要書類さえ持っていれば、本人が行うのと同じ流れになりますので、特別なことは行いません。
引っ越ししたら忘れずに住所変更しましょう。
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東京都での運転免許証の住所変更方法についてお送りしました。
住所変更手続き自体は、とても簡単ですぐに終わってしまいます。
引っ越ししたら優先的に手続きを済ましておくと楽ですよ。
免許証の住所が現住所と違うと、身分証として使えない、違反や事故があった時に大変など、より面倒な事態になりかねません。
日曜日のみですが休日も手続きは可能です。
安心、安全に車を運転するためにも必ず免許証の住所変更は終わらせておきましょうね。