引っ越し【不用品・粗大ごみ】処分方法は?引き取りや買取は?
引っ越しとなった時に、大なり小なり不要品や粗大ごみの処分をしますよね。
家の中をいろいろ整理していると、思った以上に物があふれていることに気付こともしばしばあることでしょう。
また引越し先によっては間取りの都合で家具が合わなくて、持っていってもどうしようもないということも考えられます。
引っ越しを機に、不用品や粗大ごみを一気に処分してしまう方も多いと思います。
すこしでも不用品をなくして荷物を少なくしたい、また荷物を少なくすると引越し料金も安くなるといいことずくめでもありますね。
でも不用品や粗大ごみの処分はどうすればよいのでしょうか?予想外の出来事に見舞われないように、今一度ここで確認しておきましょう!
そこで今回は、引越し時の不用品や粗大ごみの処分方法についてご紹介します。
この記事の目次
引越しで出た不用品・粗大ごみを引取や買取で処分する方法は?
不用品の処分は引き取りや買い取りを利用することもできますね。
買い取りをしてくれるところを探す
不用品といってもそのまま処分するにはもったいない!ので、少しでもお金になると助かりますよね。
そこではじめにするのが買い取りをしてくれるところを探します。
ただ、「買い取りします!」といっても、なんでも買い取りしてくれるわけではありません。
例えば電化製品は使用年数が5年以内とか、家具でもベッドは買い取りしてくれないところなど、条件がある場合もあります。
買い取りの店によってさまざまですので、まず不用品をリストアップしてからそれらを買い取りしてくれるかどうか確認していきましょう。
少しでも高額に買い取りをお願いするのなら?
引越しまで時間があるのでしたら、少しでも高額で買い取りをしてもらうコツの一つとして、専門の店に買い取りを頼むのが良いでしょう。
代表的なところですと、本とかでしたらブック・オフ、家具とかでしたらセカンドストリートなど、得意としている分野がありますので、そちらに持ち込むと良いと思います。
今はネットで探せばさまざまなお店がたくさん見つかります。いくつか見比べながら良さそうなところを探していきましょう。
ただ、実際は売ってみないと分かりませんので、慣れないうちはあまり過度な期待を持たず、ただ処分できれば良いくらいの気持ちで臨みましょう。
見積もりをしてもらいましょう
買い取り業者でも悪質なところがあるのも事実です。それらを避けるためにも見積もりを取ってもらうのが一番ですね。
最低でも3社ほどからの見積もりを取ってもらいましょう。もちろんそれ以上でもかまいません。
また引越し業者でも買い取りなどをしてくれるところもありますので、引越しの見積と一緒に買い取りの見積もりもしてもらうといいですね。
見積もりのみを頼む時は、必ず「見積もりだけをお願いします」と念を押すように頼むとよいでしょう。
悪質なところになりますと見積もりと同時に、有無を言わさずに商品を持ち出して安い値段で買取りを済ませてしまうところがあるようですので、気をつけてください。
お店の利用レビューがないところや少ないところは避けて、多くの人が利用しているお店を選ぶのもおすすめですよ。
時間がない時はまとめて買い取りを
引っ越しすることが決まってから1週間と短い時間で引越しをしなければならないときなどは、不用品などをまとめて買い取りをお願いすると手際良くできます。
ただこの場合は、値段の方はどうしても少し安めの設定になる場合が多いようです。
スッキリ処分できればOK!と割り切りましょう。
粗大ゴミの処分はリサイクルショップという方法も!
処分したい粗大ゴミがまだ使用できる状態であれば、リサイクルショップに買い取ってもらうという方法もあります。
買い取り価格は品物や状態によりますが、一つにつき数百円から千円前後になることが多いようです。
ゴミとして処分しようとするとお金がかかってしまうことを考えると、安くても買い取ってもらえればお得ですよね。
自家用車がなかったり、処分したい物が多すぎたりでリサイクルショップまで持っていけないという人も大丈夫!出張買い取りをしているリサイクルショップも多いですよ。
キレイな状態にして見積もりを
時間的に余裕があるのであれば、買い取りの見積もりをするときには少しでも高い値段を付けてもらうためにも、きれいな状態にしておくといいでしょう。
傷などがある場合は仕方がないですが、見た目がきれいなのは印象が違います。査定にかなり影響が出る可能性もありますよ。
不用品を処分する時の注意点は?
これらのように不用品や粗大ごみを処分する際のやり方などについてお話をさせていただきましたが、注意していただきたいのが悪質な買い取り業者です。
買い取りや引取をするための許可証が必要となりますので、もし不安に感じるようであれば確認をするようにしてみてください。
・ 引取業者 → 一般廃棄物収集運搬許可証
・ 買い取り → 古物商許可証
これらの許可証があることを確認してから、引き取りや買い取りなどを頼むようにしましょう。
ヤフオク(メルカリ)や友だちにあげて処分!
ヤフオクなどを有効活用
引越しまでには時間がある、もしくは買い取りをしてもらえなかった不用品がある場合などに利用したいのがオークションです。
代表的なものには昔から利用されているのがヤフーオークション(ヤフオク)で、ここ数年で爆発的な利用者を誇るのがメルカリですね。どちらも小物から大型の家具まで取り扱っています。
フリーマーケットと同じで自分で価格設定ができるので、思いがけない価格で購入してもらえることもありますよ。
これらを利用する利点としては自分のペースで取引ができるということ、また第3者がかかわらないので自分の責任でできるというところでしょうか。
また1点からの出品ができますので気軽にできますね。ネット環境に慣れた方ですとこちらの方を使うのも手軽にできて良いでしょう。
デメリットとしては、引越しの忙しい時に手間がかかるので、時間に余裕のある方向けとなります。
しかしながら、メルカリには大型らくらくメルカリ便という配送方法があります。
これは落札された商品を自宅まで集荷しにきてくれて、さらに梱包までしてくれるという便利なサービス。
集荷・梱包はクロネコヤマトが担当しているので信頼できますよ。
実際の集荷・梱包はものの数分で済むので、引越しで忙しいなかでも負担はありません。
自分で出品する手間はありますが、粗大ゴミと思っていたものが思いがけない金額になるかもしれないので、チャレンジする価値はありますよ。
ほかにも便利なサービスが追加されることもあります。
ただし、ヤフオクやメルカリにも自己責任で行なわなくてはなりません。中にはやり取りの最中にトラブルが発生することもありますので、そのへんのデメリットも承知して行うようにしてくださいね。
もしトラブルがあったときの対処法や連絡先などを事前に確認しておくと安心ですよ。
友だちにあげる
臨時収入にはなりませんが、不要品の処分として友だちにあげるという方法もあります。特に大学生の中ではよくあるようですね。
後輩などに大学を卒業する先輩がベッドや家電製品などを上げる場合があります。うまくいくと、安いですが買い取りなどをしてくれる場合もあるでしょう。
そのほかには、小さいお子さんのいるご家庭では、小さくなった服や使わなくなったベビーベッドなど親しい人同士では日常茶飯事であげたりしている場合が多いです。
特に子供は成長が早いですから、そんなに使わないうちに着られなくなったりすることがよくあります。
使わなくなったとしてもまだまだ新品のようにきれいなものなどもありますから、もらう側としても喜ばれることも多いですよ。
粗大ゴミを処分するときにはまず自治体に相談しましょう!
引越しついでに使わない家具を処分したいというときには、まず今住んでいる自治体のルールを確認しましょう。
粗大ゴミ処理料金を支払って処分シールやチケットを入手し、それを粗大ゴミに貼りつけて収集日に所定の場所に出すという流れになる自治体が多いようです。
費用も粗大ゴミのサイズや自治体により異なります。住んでいる自治体のサイトなどで確認してみましょう。
また、家電のなかでもテレビや冷蔵庫、洗濯機などは法律で粗大ゴミとして収集することが禁じられているので注意が必要ですよ。
たまに「粗大ゴミ・小型家電無料引き取り」と謳うチラシがポストインされていることはありませんか?
自治体で依頼するとお金がかかるし依頼しようかな、と思ってしまいがちですが、こうした業者の一部は不法投棄などに関わっていることもあります。
引越しで物入りではあっても、ルールを守って処分してくださいね。
効率よく不用品を処分して快適な引っ越しを♪
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引越し時の不用品や粗大ごみの処分方法などをお送りしました。
不用品や粗大ゴミの処分は面倒そうで気が重くなりがちですよね。でも実際はそんなに手間もお金もかかりません。
それどころか、処分方法によっては粗大ゴミが引越し代の足しになる可能性もあります。
買い取り業者も増えています。お金をかけて処分するのなら、少しでもお金にして引越しなどの負担を減らしたいものですね。
業者を利用する場合は、サイトを見たり、電話や見積もり対応などを参考に良心的なところにお願いしましょう。
効率よく処分する一番のコツは早め早めに準備をすること。段取り良く処分して快適に引越しをしちゃいましょう♪