勉強に集中できない原因。環境の作り方。睡眠と運動も大切!
勉強をしなくてはいけないのに、なかなか集中できない、勉強がはかどらないといった経験をしたことがあると思います。
学生時代は受験勉強や定期試験、大人になったら資格試験や昇級試験など、勉強しなくてはいけない時は大人になってもありますね。
ではなぜ勉強に集中できないか、その原因はどこにあるのか調べていくとともに、その集中力を高めるためにはどのようにしたら良いのかなどを考えていきたいと思います。
・机の周りを掃除してシンプルにしよう!
・集中しやすい時間帯や集中が持続する時間の使い方は?
・足や手の指の運動で集中力アップ!
・ガムを噛むこともおすすめ!
・しっかりと睡眠をとることで集中力も記憶力もアップ!
テレビ、ゲーム、パソコン、スマホは見えないところへ!
まず自分が勉強をしようとしているまわりを見てみて下さい。
テレビやゲーム、パソコンと言ったものが目につく環境にありませんか?
人間はよく意思が弱く楽しいものや楽な方へと気持ちが流れていきやすいと言われています。
確かに辛い勉強をするよりもテレビを観たりゲームで遊ぶほうが楽しいですよね。
それが勉強する空間の中で目につく場所にあると、どうしても勉強へ集中できない原因と思われます。
そして一番集中できない原因と言われているのが、「スマホ」と言われています。
メールやラインが来たり登録してあるアプリの通知が来たりと、四六時中「ピッピッ」と音がなります。
音がなったらなんだろうとすぐにそちらに気がそれてしまいますね。
今勉強中だから後で見ようと思っていても、気持ちの半分はすでにスマホの方に流れているのが現状だそうです。
これらのように今は勉強をするのに集中できない原因が、環境の悪さと言っても過言ではありません。
勉強をする時にはまず今挙げたテレビ、ゲーム、パソコン、スマホなど勉強をする場所から遠ざけることから始めなければなりません。
机の周りを掃除してシンプルにしよう!
次に机の周りを見てみましょう。
ごちゃごちゃといろいろなものが置いてありませんか?
ここにも集中できない原因が隠されています。
例えば勉強している最中に消しゴムを使おうと思ってもすぐ使える場所になかったりすると集中力が途切れてしまいます。
そのため机の上は勉強をするために必要なものだけを置いてするようにしましょう。
そしてできるならゆとりを持った状態にしておくと気持ちのうえでも閉塞感がなくてすみます。
集中しやすい時間帯や集中が持続する時間の使い方は?
人間の集中力は?
さて私は集中力がないとおっしゃる方もいると思いますが、人間の集中力はどれくらい持続できるかご存知ですか?
最大で90分と言われています。
最大ということですから大抵の場合は60分くらいがいいところでしょうか。
時間でいうとそんなに長い時間ではないのです。
かといってそれぐらいの時間だけでは勉強ははかどりません。
そのため良い方法としては、60分集中して勉強をしたら5分休憩して、また60分集中すると言うように小休止をはさむと良いと思います。
そしてその小休止はただボーッとしているのも良いですがちょっと体を動かすこともしてみてはいかがですか?
勉強で頭(脳)のエネルギーを使ってしまっているのでエネルギーの補給をするのです。
下記の動画で集中力を高める運動を紹介していますのでぜひチャレンジしてみて下さい。
集中しやすい時間帯とは?
勉強する時に夜型の人とか朝型の人など様々なタイプがいらっしゃると思います。
頭(脳)にとって一番集中できる時間帯は朝だと言われています。
眠気から冷めてエネルギーが充填されている状況になっているからのようです。
ところで食後に眠くなると言われているのはどうしてかご存知でしょうか。
食事をすると消化をするためにエネルギーが必要だと言われています。
そのエネルギーが足りなくなると、回復しようとして身体が睡眠を欲するようになるそうです。
そこで朝の時間帯は夜の食事の消化をするためのエネルギーをしっかりと睡眠で補った状態になっていますし、また朝日を浴びることによってセロトニンという目覚めに必要な脳への物質も活発化するため、朝が一番勉強するのに良い時間帯と言われているわけです。
足や手の指の運動で集中力アップ!
集中できない時や勉強の小休止のときなどに、簡単に足や指などを動かすことによって、集中力を上げる運動を紹介させていただきます。
指は特に脳との関係が深いともいわれていますし、場所に関係なくできますので簡単にできます。
①右手と左手の指を合わせて円を作るようにします。
②人差し指を離して指がぶつからないようにぐるぐると回します。
③他の指も同じようにして回します。
動画がありますので参考にしてみてください。
<足首を回しましょう>
① 靴下を脱いで片足の指を反対側の手の指の間に絡ませます。
②そのまま足首を時計回りに10回、反時計回りに10回まわします。
③反対の足も同じようにします。
④回し終わったら足の5本の指を大きく広げるようにして開きます。
ガムを噛むこともおすすめ!
スポーツ選手がガムを噛んでいるところ見かけたことがあると思います。
どうしてかご存知の方もいることでしょう。
ガムを噛む事で頭(脳)への血流がとてもよくなって、集中力が高まると言われています。
専門的な話になりますが、噛むという行為をする時に顔の咬筋(こうきん)という筋肉の部分が動き、そこから三叉神経(さんしゃしんけい)が刺激されることになります。
この刺激が脳への血流が増えて集中力が高まる訳です。
ではガムでなくてもお菓子などでも良いのでは?という疑問をお持ちになるかもしれません。
ですがガムのほうですとカロリーが低く長くかみ続けていられるからです。
しっかりと睡眠を取ることで集中力も記憶力もアップ
上記でもお話させていただきましたが、睡眠は集中力のためにもとても大事なものです。
仮眠を30分とっただけでも脳の30%が回復すると言われているようです。
しかし睡眠と言っても長く寝るのが良いというわけではありません。
寝すぎて逆に頭がぼんやりとした経験がある方もいることと思います。
個人個人によって良い睡眠量は違ってきますが、体の回復と同じように頭(脳)にも休息をとって集中力や記憶力がアップするようにしたいものです。
集中力を高めるために環境づくりを
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いかがでしたでしょうか。
集中できない原因や、集中力を高めるための様々なことをお話させていただきました。
人生のうちで勉強する機会は何度も訪れます。
そのため少しでも効率よく、また集中した勉強時間を過ごしていきたいと思います。
ここでのお話が皆様の少しでもお役に立てれば幸いです。