赤ちゃんの便秘の離乳食におすすめの食材。食べない時の対処。
離乳食が始まった赤ちゃんとの忙しい毎日の中でふと、あれ?今日はウンチをしてないな…と気付くことがあります。
1日ぐらいならそんな日もあるか、と気にしませんが、2日、3日と続くと赤ちゃんのお腹は大丈夫?と心配になってしまいますよね。
しかし、離乳食を始めて便秘になる赤ちゃんは多いので安心してください。
今まで母乳やミルクのような消化しやすいものだけだったのが野菜やご飯など消化しないといけないものに変わったのですから便秘になってもおかしくありませんよね。
今回は便秘になってしまった赤ちゃんの便を促す離乳食方法を紹介します。早く赤ちゃんを便秘から開放してあげましょう。
・赤ちゃんの便秘時におすすめの食材や食べさせ方は?
・赤ちゃんの便秘時に注意する食材は?
・赤ちゃんが便秘時に食べない時の対処法は?
・便秘のときにおすすめの対処法
・食べた後吐くのは病気?病院へ行ったほうがいい?
赤ちゃんが便秘の時におすすめの離乳食は?
便秘のときは大人も赤ちゃんも同じで、食物繊維の多いものと水分の多いものを食べさせましょう。
赤ちゃんの場合は月齢によって食べにくいものもあるので、今の離乳食の状態と照らし合わせながら以下の食材を取り入れてみてください。
赤ちゃんの便秘時におすすめの食材や食べさせ方は?
バナナ
果物の中では食物繊維が多いのでおすすめです。オリゴ糖が多く含まれているので、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境が良くなります。
さつまいも
さつまいもの食物繊維は不溶性です。腸内の水分を吸収し、便が大きくなることで腸を刺激して排便を促します。
さつまいもだけを食べると便が硬くなり、さらに出なくなるのでリンゴのような水溶性食物繊維といっしょに食べさせましょう。水分をたくさん摂ることでも解消できます。
リンゴ
水溶性食物繊維のペクチンが便を柔らかくします。果汁だけでも効果があるので食べないときはジュースを飲ませてあげましょう。
カボチャ
食物繊維が豊富なだけでなく、腸の冷えを改善してくれます。活性化し、排便を促します。
赤ちゃんの便秘時に注意する食材は?
みかん
水溶性食物繊維のペクチンは薄皮や白い筋に多く含まれています。離乳食が完了するまで薄皮は食べられないので、効果は薄いかもしれません。
プルーン
便秘のときは良さそうな食材ですが、11ヶ月~1歳頃から食べさせましょう。酸味も強いので加熱すると甘みが増して食べやすくなります。
赤ちゃんが便秘時に食べない時の対処法は?
赤ちゃんは便秘に関わらず、離乳食を食べなくなることがあります。考えられる原因は、以下のようなものがあります。
進め方が早い
離乳食の進め方はその子にあったペースがあります。参考書に従って進めても仕方がありません。
食材が固すぎる、大きすぎることもありますので、1つ前に戻ってみることも大切です。
母乳のあげすぎ
食べないときは母乳やミルクをたくさんあげてしまいがちですが、お腹がいっぱいになってしまいます。お腹をすかせた状態であげてみましょう。
便秘のときにおすすめの対処法
白湯、麦茶など、水分をあげる
どうしても食べないときはこまめに水分をあげましょう。水分不足が便秘の一番の原因です。
運動させる
運動すると腸の刺激になります。体力も使うのでお腹がすいて食欲が出るかもしれません。
お腹くるくるマッサージ
便秘のときに有名なマッサージです。4本の指先で腸の辺りを優しくマッサージしてあげましょう。のの字を書くイメージですると良いです。
食べた後吐くのは病気?病院へ行ったほうがいい?
便秘に限らず赤ちゃんは内蔵の機能が未発達なので吐きやすいです。吐かないための工夫を色んなママたちが考えているので参考にしてみてはいかがでしょうか。
・食後はバウンサーなどに座らせておく
・げっぷをさせる
・縦抱きを心がける
吐くのと同時に発熱や下痢、顔色の悪さなど、いつもと違う様子の場合は内臓の病気の可能性があるので病院へ行きましょう。
便秘は誰もが通る道。心配しなくても大丈夫
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便秘があまりにも続くと心配になりますが、お腹の張りや赤ちゃんの機嫌などをよく観察しましょう。
数日分のウンチをドバッと大量に出す日がくるかもしれません。オムツを替えるとき大変かもしれませんが(^_^;)
もし、心配になったら病院に電話すると適切なアドバイスをもらえるのでおすすめです。
お腹に耳を当てて、腸が動いてる音がしますか?などネットで調べても出てこないような確認法を教えてもらえます。病院に連れて行く目安も教えてもらえるので安心です。
離乳食が始まって心配なことは多いですが、あまり気に病まず、赤ちゃんでも便秘するんだ!ぐらいの気持ちでいましょう。