【エアメールの書き方と出し方】宛名や値段は?日数や封筒の種類は?
学校で英語を習い始めた頃に習ったような気がする、海外への手紙の書き方、覚えていますでしょうか。
せっかく習っても実践する機会がないと忘れてしまいますよね。
今になって、留学や移住、仕事などで海外に住む友人ができてエアメールを書く機会が出てきたりします。
いざエアメールを出す!という時にちょっとおさらいして、きちんと手紙を届けたいですよね。
そこで今回は、宛名の書き方や封筒やはがきの規定など、知っておきたいエアメールの情報をご紹介します。
この記事の目次
エアメールの宛名や住所の書き方は?はがきの場合は?
エアメールの宛名の書き方は、書き方も宛名の位置も国内郵便とは違います。
うっかりしていると癖で間違えてしまいそうになるので、気をつけましょう。
宛先と差出人の位置は気をつけよう!
![エアメール 宛先の書き方](https://da-inn.com/wp-content/uploads/2018/01/image003.gif)
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エアメールの宛先と差出人の位置は、国内と “逆” になっています。
封筒を横にして、左上に差出人の住所と氏名、右下に宛先の住所と氏名を記入します。
それぞれ情報の上に、差出人は「From」、宛先は「To」を書くのを忘れないようにしましょう。
さらに、エアメールと分かるように左下に「AIR MAIL」と書くのも忘れないでくださいね。
「AIR MAIL」は「PAR AVION」でも大丈夫です。
PAR AVION(パラビオン)は航空便という意味のフランス語ですが、国際的にはこちらの方がメジャーです。
住所と氏名の書き方
![エアメール 住所や宛名の書き方](https://da-inn.com/wp-content/uploads/2018/01/image004.gif)
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住所の書く順番も国内郵便と逆になるので気をつけましょう。
アメリカへのエアメールを例に、上から順番に記入する情報をご紹介します。
差出人、宛先ともに書く順番は同じなので、それぞれの記入内容の違いもチェックしてくださいね。
【氏名】
自分の氏名はローマ字で記入します。
宛先は必ず現地の言葉で敬称をつけてくださいね。
【建物名と部屋番号 番地と町名】
自分の住所は番地と町名で、宛先は住所番号と通りの名前を書きます。
【市区、都道府県名 郵便番号】
宛先は都市名と地方名を記入しましょう。
【国名】
国名は必ず大文字にしてくださいね。
はがきの場合は書き方が違う?
はがきの場合も差出人、宛先の書き方や位置は同じになります。
気をつけたいのは、「POST CARD」の記載があるかどうかです。
ない場合はきちんと記入してくださいね。
また、「AIR MAIL」の記入も忘れずにしてください。
封筒や便箋、はがきの種類はなんでもOK?国によって違いはある?
エアメールは専用の封筒や葉書でしか出せないのでしょうか。
手紙を書く前にしっかりチェックしておきましょう。
封筒もはがきもどれでもOK!
実はよく見る、封筒の周りに青と赤のラインが入っているエアメール用の封筒でなくても問題ありません。
市販のレターセットでも出せるので、お好きな封筒やはがきでエアメールを出してくださいね。
はがきも同様に、好きなはがきで出して問題ありません。
ただし、国内郵便でも規定のサイズ以上の封筒や葉書になると定形外料金がかかりますよね。
エアメールも同様なので、規定の封筒サイズ以上を選んでしまうと余計にお金がかかってしまいますよ。
国によって違いはあるの?
封筒やはがきのサイズ、実は国によって違いはありません。
国によってあるサイズの封筒やはがきが送れないということはないのですが、気をつけておきたいポイントがあります。
中国では赤い封筒は結婚式の招待状を送る風習があるので、エアメールで赤い封筒は避けた方がいいなど、その国独自の風習で避けた方がいいものはあります。
また、黒は各国で死を連想するのは共通の認識なので、避けたほうが良いですね。
封筒を選ぶ際は、白やパステルカラー、茶色など無難な色を選んだほうが良いかと思いますよ。
エアメールの料金は?切手の貼る位置は?
エアメールを送る値段や切手の位置など、エアメールにまつわるお金や切手についてご紹介します。
地域ごとのエアメールの値段
エアメールの料金(通常郵便物)は、3つの地域で値段が設定されています。
それぞれの地域と料金はこちらです。
【第1地帯(アジア・米国の海外領土・パラオなど)】
手紙(定形25gまで):90円
手紙(定形50gまで) :160円
グリーティングカード(25gまで):90円
はがき:70円
【第2地帯(オセアニア・中近東・北米・中米・西インド諸島・ヨーロッパ)】
手紙(定形25gまで):110円
手紙(定形50gまで):190円
グリーティングカード(25gまで):110円
はがき:70円
【第3地帯(南米、アフリカ)】
手紙(定形25gまで):130円
手紙(定形50gまで):230円
グリーティングカード(25gまで):130円
はがき:70円
上記以外の地域や、どの地域に当てはまるか不安という場合は日本郵政のサイトで、料金と日数が調べられますよ。
国際小包を送る場合も同様に確認できます。
切手の貼る位置は?
エアメールの場合、封筒でもはがきでも切手は右上に貼ります。
サイズや切手の種類なども気になりますが、日本で売っている切手で問題ありませんよ。
日本っぽい柄や記念切手など、可愛い切手を探して送ってみてはいかがでしょうか。
ただ、切手は縦7.0×横3.5cmに収めないといけません。
可愛いからといって、金額の小さい切手をたくさん貼るのはダメですよ。
日数はどれくらいかかる?速達の場合は?
手紙を出す時に気になるのが、どのくらいで届くかということですよね。
手紙の内容によっては、ある日にちまでに届いてほしいという場合もあると思うので、エアメールの届く日数についてチェックしておきましょう。
主要都市への到着日数
主要都市への到着日数は下記の通りです。
ロサンジェルス:6日
上海:7日
香港:5日
ソウル:7日
ロンドン:4日
パリ:7日
シドニー:7日
カイロ:7日
リオデジャネイロ:7日
また、現地の郵便事情はわかりませんので、上記の日数に2日(+α)ほどかかると思っていたほうが良いかもしれませんね。
特に海外は日本とは違い一定しているとは限りません。
ほかの都市への日数が気になる場合は、日本郵政のサイトで個別に調べることができますよ。
エアメールの速達って?
エアメールを速達で出す場合は、EMS(国際スピード郵便)を利用することになります。
通常のエアメールでは7日以上かかっていたものが、最短で2日で届く都市もあるんですよ。
日本郵政のこちらのページで、各都市の詳しい日数が記載されているのでチェックしてみてくださいね。
ただ、料金は地域によって異なるのですが1,400円~2,450円とかなり高額です(500gまで)。
なるべく早めにエアメールを発送して、EMSの利用は避けたいところですね。
海外から日本へエアメールを出す場合の書き方は?
海外旅行をした時など、現地のポストカードなどを友人や家族に送ってみたいですね。
海外から日本にエアメールを送る際の書き方を確認しておきましょう。
日本に送る場合、宛名は漢字でOK
海外から日本へエアメールを送る場合、宛名は漢字で書いてOKなんです。
差出人と宛名の位置は日本から送るエアメールと同様なのですが、位置さえあっていれば宛名の部分は日本の手紙の書き方と同じでいいんですよ。
順番も郵便番号、都道府県名、市区町村名‥と、国内郵便と同じ書き方でちゃんと届きます。
忘れてはいけないのが、「AIR MAIL」の記載と、住所の下に「To JAPAN」としっかり目立つように書いておくことです。
漢字で宛名を書いたらどの国への郵便かわからないので、しっかりと記載しておきましょうね。
郵便の出し方
手紙やポストカードの準備ができたら、郵便局で切手を買いましょう。
切手を買う際に、日本へのエアメールということを伝えると、切手を用意してくれます。
出し方は普通に赤いポストに投函すればOKですよ。
郵便局で買うのが不安という方は、宿泊しているホテルのフロントやコンシェルジュに頼んでもいいですね。
「プリーズ」と言って手紙を見せれば、必要な切手の代金を請求してくるので安心ですね。
しっかり「To JAPAN」の記載がないと、ホテルの方もどこまでの手紙かわからないのでチェックしてから頼みましょう。
エアメールのハードルは意外に低い!一度出したらもう大丈夫♪
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エアメールの書き方や料金などをお送りしました。
エアメールは住所の記入だけ国内郵便と違うだけで、封筒の種類などは気にしなくていいので意外に簡単に出せそうですね。
今はSNSやゲームなど、ネットの世界で海外の友人も作りやすい環境ですよね。
オンラインで繋がっている海外の友人に、エアメールを送ってもう一歩仲良くなってみるのも良いのではないでしょうか。
日本文化を感じる便箋やはがきを選ぶのも楽しそうです。
ネットの時代だからこそ、あえて手紙を送るという楽しみをエアメールで挑戦してみてくださいね。