結婚式のメッセージカード文例集!招待状や席札への書き方は?
結婚式を迎えるカップルにとっては、プロポーズ・結納が終わり、結婚式・ハネムーンの日取りが決まっても、ほっとする間もなくさまざまな準備に忙しい日々ですよね。
来賓くださった方々へのメッセージカードの作成も、できればオリジナルで書きたいもの。でも結婚式のメッセージカードってマナーがあるのでしょうか?
今回は結婚式のメッセージカードの文例集を、招待状・席札・引き出物にわけて、それぞれ紹介していきたいと思います。お送りする順番はこちら。
・結婚式のメッセージカード文例その① 招待状
・結婚式のメッセージカード文例その② 席札
・結婚式のメッセージカード文例その③ 引き出物
結婚式のメッセージカード文例その① 招待状
結婚式披露宴。両親、兄弟姉妹はもちろん、親せき一同や近しい友人、職場の上司や同僚にも二人の門出を祝福していただく大切なイベントですね。
結婚披露宴の準備において、2人で共同作業をする第一番目といえば招待状の作成。結婚式披露宴の顔と言っても過言ではありません。
この招待状を書くポイントは以下の通りです。
・句読点は使用しない(区切る)
・頭揃えまたはセンター揃えで、段落はつけない
・読みにくいレストランの名前にはルビを付ける
・重ね言葉、忌み言葉は入れない
・返信は1か月以内にお願いする
文例(招待状の差出人が連名で本人がメインの挨拶文)
謹啓 初夏の候(時候の挨拶)
皆様におかれましては
益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
この度 私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては
挙式後 披露かたがたささやかな小宴を催したいと存じます
ご多用中 まことに恐縮ではございますが
ぜひご出席いただきたく ご案内申し上げます
敬白
令和○年○月吉日
○○(新郎様お名前)
○○(新婦様お名前)
若い二人のためにお励ましをいただきたく
私どもからもよろしくお願い申し上げます
令和○年○月吉日
○○○○(新郎様父氏名)
○○○○(新婦様父氏名)
結婚式のメッセージカード文例その② 席札
結婚式場が印刷して用意したものを使用する場合が多い席札ですが、本来なら招待した人それぞれに異なる文面で贈りたいメッセージカードです。
近年、特にサンキューカードを兼ねて、この席札を手作りする傾向が増えてきました。婚礼用の手作り席札セットも販売されています。
是非、席札を手作りをして、一人一人に心のこもったメッセージを書きましょう。
席札は、共通の招待客は2人で、新郎の招待客は新郎が、新婦の招待客は新婦が書きます。席札作成のポイントは「現在・過去・未来」。
文例1:友人の場合の文例
○○ ○○様いつも笑顔で私たち見守ってくださった○○さん 今日の日を迎えられたのもあなたに出会えたからです 本当に感謝しています これからもよろしくお願いします
××(新郎)&△△(新婦)
文例2:親せきの場合の文例
○○ ○○様小さいころはよく遊んでいただいたのに 疎遠になってしまい申し訳ありませんでした 良き伴侶を伯父様(伯母様)に紹介することができ感謝しております これからもお元気で 伴侶ともども見守りくださいますようよろしくおねがいします
×× ××(新郎)
文例3:上司の場合の文例
○○ ○○様本日はご多用なところわたくし共の門出にご出席くださりありがとうございます いつも温かなご指導感謝しております 今後ともよろしくお願いいたします
△△ △△(新婦)
結婚式のメッセージカード文例その③ 引き出物
結婚式場で名前のみ印刷された席札を使用する場合は、引き出物にはサンキューカードを添えましょう。
最近はギフトブックを引き出物にして、それぞれに好きなものを選んでいただくというシステムが多いですね。この場合でも、ギフトブックの中に2人のメッセージカードが添えてあれば、より一層心がこもったものになると言えます。
引き出物に添えるメッセージカードの文面は、招待客共通でも構いませんが、「目上」、「職場関係」、「友人」などの分類に分けて、パターンをいくつか用意し、カードを作成すると失礼になりません。
既婚者には、仲の良い秘訣のアドバイスをお願いするのも良いでしょう。
文例1:上司・親戚
今日はご出席ありがとうございました
この幸せを大切にしながら
二人で力を合わせ歩んでいきたいと思います
まだまだ未熟な二人ですので
これからもいろいろとお世話になるかと思いますが
ご指導のほどお願い申し上げます
文例2:同僚・友達
本日はご出席ありがとうございます
みんなが気軽に立ち寄れるような
明るい家庭を作りたいと思っています
今後とも宜しくお願いします
家族へのメッセージカード
ご両親や兄弟姉妹に対してメッセージカードを添える場合。これは文例によるものではなく、ご自身の手で書かれるのが一番です。
生まれたときから今までの、思い出や感謝を込めて綴ると喜ばれるでしょう。相手のご両親、兄弟姉妹あてにも綴ると一層ていねいですね。
英語によるメッセージカード
最近は海外からの派遣や留学時代のお友達などを招待することもあります。その場合は英語による招待状やメッセージカードも覚えておくと役に立ちます。
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文例集を見ておわかりいただいけるように、ほとんどどれもが似たような文章ですね。
つまり、この文例をそっくり真似ただけでは、心に残らない平凡なメッセージにしかならないということです。それをキラリと光らせるのはあなたのセンス。
難しいことはありません。人はそれぞれの出会いのなかで友達や恋人、家族を作っていきます。その出会いの数だけ、エピソードがあるということ。
あなたの感謝と希望を込めた、オリジナルメッセージを作ってくださいね。素晴らしい結婚式になりますように☆