【七五三の髪飾り】簡単手作り方法は?3歳・7歳におすすめの作り方は?
日本の伝統行事である七五三は盛大に祝ってあげたいですよね。
子供の成長を祝う特別な日に、何か手作りのものを作ってあげられたら良いなと思いませんか?
着物は無理でも、女の子なら髪飾りが手作りできちゃいますよ。
気持ちを込めて手作りした髪飾りで、七五三をお祝いしてみましょう。
今回は、七五三の髪飾りの作り方や付け方などをご紹介します。
この記事の目次
七五三の髪飾りの種類は?
七五三の髪飾りの種類は実はとてもたくさんあるんです。
その中から代表的なものをいくつかご紹介します。
髪型や着物とのバランスで、付けるものを選んでみてくださいね。
つまみ細工
江戸時代からの伝統技法の「つまみ細工」で作られたお花は、とても可愛らしくて七五三にぴったりですね。
下がり細工が着いたものや、セットになっているものもあるので、バランスを見ながらコーディネートしやすいです。
ラインストーンがついているものなどもあるので、伝統的な可愛らしさプラス、現代風のおしゃれも楽しめちゃいますよ。
和髪におすすめ!勝山セットとちんころ
日本髪を結う場合は、勝山セットがおすすめですよ。
真ん中、左右とそれぞれ華やかな飾りが揃いとってもゴージャスです。
七五三のときにしかできない髪飾りですよね。
ちんころは、頭の中心から垂らしている紐状のもので結び目を隠すためにつけます。
こちらも子供ならではの可愛さが引き立ちますよね!
和でも洋でも、かのこがかわいい
本来は日本髪の髷(まげ)の下部分を隠すためのかのこですが、アレンジ次第で洋髪にも使えちゃいますよ。
お団子ヘアや、二つ結びの片側につけてみてもいいし、形をアレンジして花形などにもできちゃいます。
絞りの質感がとても可愛いので、ぜひ使いたいアイテムですね。
髪飾りの手作りに必要なものや作り方は?
いろいろな髪飾りがありますが、実は100均のちりめん布で、簡易的ではあるのですがつまみ細工の髪飾りが手作りできちゃいます。
基本のつまみ細工が作れたら、好きなデザインの髪飾りに応用できますよ。
必要な道具と材料はこちらです。
必要な道具と材料
[道具]
・ はさみ
・ ピンセット
・ ボンド
・ クッキングシート(ボンドや花を載のせるのに使います)
・ 厚紙(ボンドを伸ばすのに使います)
・ 濡れたタオル(細かい作業で指についたボンドを拭きます)
[材料]
・ 4cm×4cmのちりめん布(100均でOK)7枚
・ パールやビーズ
・ 丸く切った厚紙
七五三の髪飾りの作り方は?
まずは花の土台を作ります。
丸く切った厚紙にボンドを塗り、ちりめんに貼り付けます。
ちりめんを厚紙より大きめに、丸くカットします。
厚紙に再度ボンドを塗り、余白のちりめんを丸くなるように折り込みながら貼り付けます。
きっちりくっつけなくても、だいたいで大丈夫です。
折り込んだ面にボンドを付け、ちりめんを貼り付けます。
余分な布をハサミで切ります。
今度は厚紙の大きさで切ってくださいね。
これで土台は出来上がりです。
ちりめんの生地をピンセットで三角に折ります。
もう一度三角に折り、三角形の頂点をピンセットで持ちます。
三角の開いている方を、指で開きながらつまみます。
そのまま折って、前の角と合わせてくださいね。
そうするとこのような小さな三角形になります。
布の端が合わさっている面にボンドを着けて、土台に貼り付けます。
花弁の先端が中心にくるように配置してくださいね。
押さえながら優しく潰すと、ふっくらとした花びらになります。
これを残りの4枚も同様に貼り付けていくと、お花になります。
花の中央にボンドを置き、ビーズを付けたら完成です!
ボンドがしっかり乾くまでは触らないようにしましょう。
このお花をピンやクリップにつければ、七五三にピッタリの髪飾りになりますね♪
布の配色や、大きさを変えて、髪飾りにピッタリのつまみ細工を手作りしちゃいましょう!
基本の作り方の動画はこちらです。
色とりどりのかわいいお花の髪飾りが作れますよ。
また、こちらの動画は実際に髪飾りを作っているので、応用編として参考にしてみてくださいね。
3歳の七五三髪飾りの付け方は?
3歳のお祝いは2歳、3歳時に行うので、まだ髪も細く、毛量が少ない場合が多く髪飾りもたくさんは使えません。
それでもできる、七五三の髪飾りの付け方をご紹介しますね。
定番のツインテール!
結んだ根本にUピンで飾りをつけてあげればいつものツインテールでも、一気に七五三モードになりますよ。
写真のようなかんざしっぽいものや、ふわふわとした飾りでもいいですね。
左右の高さを変えてみたり、毛先を巻いてみたりアレンジが効くのでおすすめですよ。
この少ない毛束がいかにも幼児という感じで、とても可愛らしいですね。
薄毛ちゃん、短い子でもOKなブラックカチューム
髪の毛が薄いだけでなく、なかなか伸びない子も多くいますよね。
ピンも付けられない場合、黒いゴムでできたカチュームならば、さっと頭につけるだけで良いのでおすすめです。
普段ヘアアレンジができない分、記念になりそうですね。
しっかり毛量のある子は思いきったアップスタイルもおすすめ
2、3歳でもしっかり髪の毛が伸びている子は、凝ったアレンジにして、大ぶりの髪飾りをつけるのがおすすめです。
日本髪は結うのに時間がかかるため、まだ小さい3歳の祝いではできないかもしれません。
しかし、お団子や編込みを使ったポニーテールアレンジは比較的短い時間でできるのでチャレンジしやすいですよ。
髪飾りも重たいものは疲れてしまうので、大ぶりでも軽いものをさっとつけてあげてくださいね。
7歳の七五三髪飾りの付け方は?
7歳になると髪の毛もしっかりして、ある程度長い時間の支度にも我慢してくれるのでいろいろな髪型ができるようになりますよね。
素敵な髪飾りで可愛く変身できたらきっと喜びますよね。
定番の日本髪
七五三の定番の日本髪は、やはりチャレンジしたい髪型ナンバーワンですよね。
日本髪におすすめなのは、何といっても下がり飾りの着いたかんざしです!
飾りの先に鈴がついていて歩く度に鳴る様子は、本当に可愛らしいです。
また、日本髪はボリュームがあり土台がしっかりしているので、たくさん飾りをつけることもできます。
後ろの髷(まげ)には、かのこや小さな飾りをつけてられるので、後ろ姿も美しくできるのが良いですね。
短い髪はダウンスタイルもおすすめ
髪の毛が短い子は、あえて結わずにダウンスタイルで大ぶりの飾りをつけるのがおすすめです。
下がり飾りのものは使えませんが、印象的な花飾りやリボンを付けてみてはいかがでしょうか。
ちょっと大人っぽい雰囲気になりそうですよね。
洋風アップスタイルは小さめ髪飾り
洋風のアップスタイルの場合は、あまり大ぶりの髪飾りを使うと髪型が負けてしまいます。
小さなお花を、バランスを見ながらつけると可愛らしくなりますね。
下がり飾りも、大きなものでなく小さめのもので控えめにしたほうが映えますよ。
髪飾りを手作りして、思い出の写真を残しましょう♪
【関連記事】
●【七五三】女の子(3歳)の髪型まとめ。おすすめの髪飾りは?
●【七五三】女の子(7歳)の髪型まとめ。自分で簡単にする方法は?
●【七五三】3歳の女の子の着物の選び方は?相場やレンタルは?
●【七五三】7歳の女の子の着物の選び方は?相場やレンタルは?
七五三で女の子の髪飾りの手作り方法や付け方をお送りしました。
いろいろな髪飾りがありますが、本記事でご紹介したようなつまみ飾りなら応用していろいろな髪飾りが作れそうでしたね。
七五三は子育て中の一大イベントなのでとても気合が入ります。
忙しい子育て中でも、髪飾りなら少しずつ作りすすめることができるので、ぜひ手作りの髪飾りにチャレンジしてみてくださいね。
子供のために髪飾りを手作りしたことは忘れられない思い出になること間違いなしですよ。