郵便局の通帳の住所変更手続き方法。必要なものは?
意外と知らない郵便局での通帳の住所変更手続き、今回はこちらについてのご紹介です。
就職や結婚等を迎えて引っ越しすることになった際、色々身辺情報の更新が必要になってきますね。ですが滅多に起こる事でもないので、一体どうしたらいいのかな?と悩まれる方も多いかもしれません。
本記事ではそんな郵便局での通帳の住所変更方法を、このような順番で分かりやすくご紹介させて頂きます。
・郵便局で通帳の住所変更で必要なもの一覧
・郵便局で住所変更手続きの流れは?
・郵便局で通帳の住所変更手続きQ&A
これから引っ越し等で色々情報の更新が必要になる方は、是非本記事をお手元に置いて住所変更手続きの際の助けとしてご活用ください。
それではまず住所変更において何が必要になってくるか、全体の手続きはどういった流れで行われるかをご案内させて頂きます。
何をどう進めたらいいか分からない方は、本記事を一度確認していただいて何が必要になるかを確認しながら住所の変更手続きに臨んでいきましょう。
郵便局で通帳の住所変更で必要なもの一覧

出典:http://www.jp-bank.japanpost.jp/
引っ越しの場合に必要になるものは
・住所移転届書
・通帳・証書・保管証(現住所以外のもの)
・お届け印
・本人確認書類
の四点になります。
通帳・証書・保管証については基本的に通帳があれば大丈夫です。証書や保管証はお持ちの方に限り、変更時に持ち寄られるといいですね。
本人確認書類は免許証等、新住所が記載された公的書類であれば何でも大丈夫です。保険証や年金手帳、パスポートでも大丈夫ですよ。
住所移転届書は郵便局の窓口に専用の用紙があるので、そちらを頂いて記入を済ませればOKです。
書き方に自信がない方は局員さんに聞いて書くこともできます。
郵便局で住所変更手続きの流れは?
まず基本的に、変更手続きはネットや電話だけで済ませることはできません。ちゃんと郵便局の窓口まで行かないと受け付けてもらえないので、そこは注意してください。
平日の9:00~16:00(一部は18:00まで)が受付時間になりますので、仕事がある方はお休みをもらう必要があります。
手続き自体は難しいことはなく、必要書類を提出するだけですぐに完了します。
住所移転届書は
①口座番号
②新住所
③ご本人氏名
④印鑑
⑤住所変更日
⑥名前が変わる方は旧名記入
⑦印鑑が変わられる方は旧印を押す
以上で完成します。
郵便局で通帳の住所変更手続きQ&A
次は住所変更について知っておきたいこと・気になる点についてまとめております。
変更に行かれる方が特に気になる点をポイントとしてご紹介しておりますので、不安がある場合は是非こちらを参照しながら、手続きを進めていきましょう。
どうしても受付時間に行けない…代理人を立てる事は可能?
代理人を立てることは可能です。
唯一記入のいる住所移転届書は窓口でもらって持ち帰ることができるので、一度持って帰ってもらいご自宅で作成することも可能です。
必要書類がご準備出来たら、代理をお願いしたい方にお渡しして、郵便局へ向かってもらうといいですね。
代理人にお願いする場合は委任状が必要になります。委任状はゆうちょ銀行HPにて日本語版、英語併記版共に入手することが可能です。
書き方の見本もありますので、そちらを参考しながら作成すればすぐに完成しますので、ご活用ください。
代理人も立てられそうにない…変更しないと口座は使えない?
基本的には変更しないと口座が停止されたり、給与が振り込めなくなったり等の問題は起こらないようです。
つい変更するのを忘れたまま利用されている方も、そんなに少なくはありません。ですが、かといって変更しないままでいるというのもあまりいい状態とは言えません。
例えば通帳関係で郵便局から重要な知らせがあった場合、それがあなたの元には届かず旧住所に郵送されてしまう問題があります。
こちらからの対応が必要なものだった場合、適切な対応が行えず口座が停止してしまう、という可能性もある為、変更できるなら通帳の住所は変更したほうがよろしいでしょう。
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郵便局での通帳の住所変更手続きに関するまとめ記事はいかがでしたでしょうか?
住所が変わった場合以外にも、結婚等で氏名や印鑑が変更された場合も、直接郵便局の窓口に赴いての変更は必要になってきます。どの場合でも必要な書類は実は変わりません。
住所移転届書は実は氏名変更届書(名前が変わった際に必要)、改印届書(印鑑が変わる場合に必要)と兼用になっており、この一枚の紙に必須事項を書けばどのケースにも用いる事が可能になっています。
一度通帳の住所変更手続きをちゃんと理解しておけば、郵便局で手続きを行う場合どのケースでも柔軟に対応することが可能になります。
もし通帳の情報を変更しに行く必要性がある方は、今回の記事の内容をお手元に置いておけばどの変更にも対応できますので、是非ご活用くださいね。