【爪を噛む・食べる癖は病気?】大人・子供の心理状況や治し方は?
気が付くと、ついつい爪を噛んでいる‥心当たりはありませんか?
爪を噛む、食べる行為は大人でも子供でもあります。
特に大人の場合には爪がボロボロになるので見た目も良くありません。
「不潔に見える」との印象を持たれやすいので止めたいものですよね。
子供の場合にも、「悩みを抱えているのかな?」「爪を切ってもらえないのかな?」と悪い印象がつきやすいです。
爪を噛む、食べてしまう原因とはいったい何でしょうか。
分かっていても無意識にしてしまう方が多いですが、原因が分かれば治すことができますよ。
今回は、爪を噛む・食べる癖は病気なのかどうか、そして心理状態や治し方についてご紹介します。
・爪を噛んだり食べたりする心理は?
・爪を噛んだり食べたりする身体的影響は?
・爪を噛む・食べる癖の治し方は?
爪を噛む・食べる癖は病気?
爪を噛む、食べる行為は病気なの?と不安になりますよね。
この爪を噛む、食べる行為はストレスが原因の場合があります。
でも、病名がないわけではありません。
「咬爪症(こうそうしょう)」という病名があるんです。
特に子供に見られる病気ですが、大人になっても咬爪症が治らないこともあります。
この咬爪症は、そのまま爪を噛んでしまう、食べてしまう病気です。
治すためには原因となるストレスを取り除くことで治ります。
また漢方が用いられることもあるので、漢方薬局で相談すると自分にあった漢方を選んでくれます。
漢方を飲んで改善した方もいるので悩んでいる方は試してみるのも良いですね。
爪を噛んだり食べたりする心理は?
爪を噛む、食べるは大人、子供問わずに行ってしまいます。
子供の場合には足の指を噛む子供もいるので、衛生的な観点からも辞めさせたいですよね。
爪を噛む、食べる時の心理をご紹介します。
大人の場合
爪を噛んでしまう咬爪症もそうですが、原因はストレスが多いです。
・ 忙しい時
・ 緊張
・ 不安
・ 寂しい
・ 暇なとき
爪を噛む場合にはストレスが溜まっている方が多いです。
ストレス発散するために爪を噛む、無意識に爪を食べる行動をとる時があります。
忙しい時やイライラした時以外にも、「暇過ぎる!」と感じた時にも爪を噛んでいませんか?
暇な時に爪を噛むこともあるので、満たされた気持ちになれば癖が治ることもありますよ。
子供の場合
子供の場合も大人と同じく、ストレスがあると爪を噛んでしまいます。
・ 親にかまって欲しい
・ 甘えたい
・ 抱きしめて欲しい
・ 緊張
・ 親の真似をする
子供の場合には安心したいから爪を噛むことがあります。
爪を噛んでいたら不安になっている証拠でもあるので、気を付けて見てあげましょう。
甘えたい気持ちを素直に表現できない子供もいます。
爪を噛んでいる時には「抱きしめて欲しいのかな?」とギュってしてあげましょう!
子供は親の真似をすることがありますよね。
爪を噛む行為も、本人は意識せずに「親がしているから」と真似ていることもありますよ。
両親や親類に爪を噛む癖がある方がいると真似しやすくなるので注意しましょうね。
爪を噛んだり食べたりする身体的影響は?
爪を噛む、食べる行為には心身的影響はないのでしょうか?
手や爪には、ウイルスが多い場所です。
手を洗っても手や爪の間にはウイルスが残っていますよね。
風邪や胃腸炎、インフルエンザなどのウイルスが体の中に入ることもあるので、不衛生な爪を噛むのは良くありません。
ですが、体に菌を入れることで免疫が上がるという説もあります。
原理はワクチンと同じです。
体に病原菌を入れることで抗体を作り免疫を上げるという原理ですね。
実際にどうなのか?は未知ですので、噛んでしまう方は手や爪を清潔に保ちましょう!
爪を噛む・食べる癖の治し方は?
これまでお知らせしたように、爪を噛む、食べる癖はストレスが原因の場合が多いです。
ストレスを抱えないのが一番なので、自分にあったストレス解消法を探してみましょう。
ちょっとした運動など、軽く体を動かすだけでもスッキリしますよ。
爪を噛む、食べる癖をなくす方法は?(大人編)
爪を噛まないように、食べないように日常生活で気を付けることもできますよ。
・ マニキュアを塗る
・ 爪を隠す
爪が噛めないくらいに爪を短く切っておけば噛むことができませんね。
噛めない状況を作りましょう。
また、マニキュアの色を工夫し「噛んではいけない」と思うような色を選べば噛む回数が減ることがありますよ。
本格的に予防したいのなら噛み癖防止のマニキュアがおすすめです。
口に入れると苦みを感じるので「苦いから噛まないようにしよう」と思い噛まなくなります。
「何をしてもダメ」なら、爪が隠れるように手袋をしたり、絆創膏やテーピングで隠しましょう。
爪を隠すのはむずかしいのであれば、マスクで口を隠す方法もありますよ!
爪か口、どちらかを隠せば、爪を噛むという動作はできなくなります。
爪を噛む、食べる癖をなくす方法は?(子供編)
子供の場合もストレスや不安、かまって欲しい欲求がある時が多いです。
不安やストレスは取り除いてあげる、かまって欲しいのなら抱きしめてあげましょう。
注意してばかりでは逆にストレスを与えることになります。
爪を噛んでいる、食べている姿を見かけたら怒るのではなく、優しく手を握って噛むことをさせないなど優しい方法をとりましょうね。
脳をだまして治す!
人の行動は脳が指令をだしていますので、脳を上手くだまして活用しちゃいましょう。
寝る前でもいつでも良いですが、「いつのまにか爪を噛む癖が治っちゃった♪」とつぶやきましょう。
それを繰り返すと、そのうち脳は爪を噛むという動作の指令を身体に送らなくなります。
気休めかもしれませんが、意外に良い効果がでるかもしれませんよ。
少しずつ改善でOK!
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爪を噛む、食べる癖の理由や治し方などをお送りしました。
大人の女性、男性の場合には見た目が良くないので止めたいですよね。
子供の場合にも、指先や爪は綺麗でない場合も多いので口の中に入れて欲しくないところです。
爪がボロボロでは不衛生に見えるので、「自分では治すことができない」と思ったら心療内科などで相談をしてストレスを取り除きましょうね。
爪を噛む自分や子供をせめずに、そのうち治ると気軽な気持ちでいることが大切ですよ。