すき焼き具材定番とおすすめ!順番や並べ方は?関東と関西の違いは?
ごちそうお鍋の定番といえば『すき焼き』ですね。
甘辛く味付られたお肉や野菜を卵にくぐらせてほおばると、誰もが幸せな気分になれます。
家庭によって具材や味もさまざまなすき焼き。
今回は、すき焼きの定番具材や具材を入れる順番、関東と関西の違いなどについてご紹介します。
・すき焼きの具材でおすすめや変わり種は?
・すき焼きの具材を入れる順番や並べ方は?
・関東と関西のすき焼きの違いは?
すき焼きの定番の具材といえば?
牛肉?豚肉?
すき焼きのメインともいえるお肉。
牛肉と豚肉を使う方が大半ですが、東北地方や北海道では豚肉を主に使い、それ以外の地域は牛肉を使うことが多いようです。
野菜の定番は?
野菜は、白菜、ネギ、しいたけ、焼き豆腐、春菊、しらたき、にんじん、お麩、えのきなどが定番の食材として挙げられます。
春菊は独特の風味があるため好みが別れますが、お鍋のアクセントにもなりおすすめですよ。
すき焼きの具材でおすすめや変わり種は?
トマト
トマトの風味が溶け出したイタリアン風のすき焼きが楽しめます。
〆にはチーズとご飯を加えてリゾット風にするのもおすすめですよ。
トマト好きにはたまらないお鍋ですね!
鶏肉
牛肉や豚肉を使うのではなく、メインのお肉を鶏肉で作ってみましょう。
『鶏すき』と呼ばれるほど定着しつつあります。
牛肉や豚肉よりもさっぱりした味わいが特徴です。
大根
じっくり煮込むと甘辛い味がしみて、トロトロでホクホクな大根に。
ホッと落ち着く味わいで体も温まります♪
すき焼きの具材を入れる順番や並べ方は?
上で説明した通り、すき焼きには定番食材だけでなく、多様な変わり種の食材も多く存在し、楽しみ方も人それぞれ!
しかし、そんなすき焼きを存分に堪能するには、具材を入れる順番や並べ方がとっても重要だとご存知でしょうか。
次に順番や並べ方について見ていきましょう♪
お肉で割り下に旨みをつける
まずはじめに牛脂をひいてお肉を数枚入れましょう。
焼き色が付いたら、ここで割り下を入れて味見をします。
割り下はお店にあるすき焼きのタレでもいいですし、ご家庭で作ったものでもいいですね。
このとき割り下の量は鍋の底が隠れるぐらい。
のちに野菜の水分も染み出してきますので、少ないかな?という量でもかまいません。
ここで入れるお肉は割り下に旨みや香ばしさを移すためのものです。
焼きあがったら取り出して先に食べても良いですし、段々硬くなりますがそのまま鍋に入れておいてもかまいません。
野菜を入れる順番
野菜は、白菜など水分の多い野菜をはじめに入れます。
豆腐やしらたきのように、味を染み込ませたい具材も早めに入れましょう。
しらたきに注意!
しらたきの灰汁(あく)は、水洗いだけでは取り除くことができないので、下処理が必要です。
下処理をせずに入れると、しらたきの生臭さが鍋全体に広がってしまう可能性も!
沸騰したお湯をかけて事前に灰汁抜きをしましょう。
そしてしらたきには石灰が含まれ、この成分がお肉を硬くしてしまいます。
しらたきを入れる際は、お肉から遠いところに置きましょう!
柔らかさを楽しむためにお肉は最後に♪
続いて、しいたけや長ネギなどの野菜を入れていき、最後にお肉を入れましょう。
最後にお肉を入れることによって、お店で食べるような柔らかいすき焼きが味わえますよ♪
関東と関西のすき焼きの違いは?
各家庭でも食材や作り方が異なるすき焼きですが、どうやら関東と関西のすき焼きには大きな違いがあるようです。
その違いとはズバリ、「割り下の有無」です。
割り下とは、醤油にみりんや砂糖などを加えた合わせ調味料のことです。
関東は、お肉や野菜のうまみが溶け出た、優しい風味のすき焼き、関西は、肉汁があふれ出て、香ばしいしっかりとした風味のすき焼きと言えるかもしれませんね。
それぞれ動画がありますのでご参考くださいね。
『関東風すき焼きのレシピ』
『関西風すき焼きのレシピ』
自由に『すき焼き』を楽しみましょう♪
【関連記事】
●おでんの具材おすすめと定番!入れる順番や意外に美味しい具材は?
●おしゃれなおもてなし!鍋パーティーおすすめサイドメニューをご紹介!
すき焼きの食材や入れる順番、関東・関西の違いなどをお送りしました。
一口に「すき焼き」といっても、食材はもちろん、作り方も家庭ごとにいろいろありますよね。
変わり種食材にチャレンジしてみたり、「今日は関西風で♪」といった風に、いつもと違ったすき焼きを作ってみてはいかがでしょうか。
料理の幅も広がり、さらに食事が楽しくなりますよ♪