歓迎会のお礼メール文例集!件名は?一斉送信の場合は?
冬が終わり、ぽかぽか陽気とともに訪れる春。
気持ちを新たに、新しい環境でこれから頑張ろうという「新入社員」の皆さま。
入社して早々、最初の関門がやってきますよ。そう「春」といえば「歓迎会」の季節です。
「新入社員」は歓迎される側ですから、お誘いを受けて出席する立場となります。
お誘いを受けたら、もちろんお礼を伝えなければなりませんが…実際どのようにお礼を伝えればいいのでしょうか?
入社して一番最初の大切な催し物ですから、今後の社会人ライフのためにも悪い印象をもたれないよう失礼や無礼のないようにしたいですよね。
近年ではメールやSNSでのやり取りが多い傾向にあります。そこで今回はメールでお礼を伝える際の例文を以下の流れでご紹介していきます。
・歓迎会のお礼メールを上司や幹事へ送る場合の文例。一斉送信の場合は?
・異動や中途採用、転職にともなう歓迎会のお礼メール文例
・歓迎会のお礼メールの件名文例
・歓迎会のお礼メールを英語で送信する場合の文例
・歓迎会のお礼メールを送信する際の注意点は?
歓迎会を開催してくださる皆さまに向けて「お礼メール」の文章に悩んでいる「新入社員」の方は、ぜひとも参考にしてみてくださいね。
歓迎会のお礼メールを上司や幹事へ送る場合の文例。一斉送信の場合は?
上司に向けて
例)
○○部長
お疲れ様です。○○です。
昨夜は歓迎会を開いてくださりありがとうございました。
○○部長をはじめ、○○部の皆様が入社して間もない私を大変温かく迎えてくださり心から感謝申し上げます。
まだまだ半人前ではありますが、諸先輩方からご指導をいただき一日でも早く仕事を覚え、貢献できるよう精一杯の努力をして参ります。
部長のお言葉にありました「‐実際上司が発した言葉や話した内容‐」を念頭におき、毎日の業務に取り組みます。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
実際に上司が発した言葉や話した内容を引用することが好印象をもってもらえるポイントになるようです。
きちんと話を聞いていたことをアピールすることにもつながります。
歓迎会での挨拶や直接話した内容などを覚えておくようにしましょう。
幹事に向けて
○○さん(先輩)お疲れ様です。○○です。この度は大変お忙しい中、歓迎会の幹事を務めてくださり本当にありがとうございました。温かく迎えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。歓迎会では、○○さん(先輩)のご配慮によりすぐに雰囲気になじむことができたので、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。また、部長をはじめ先輩方から仕事に対する貴重なお話をいただき、改めて身の引き締まる思いです。これから日々精進して参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
歓迎会の事前準備から、当日の進行まで仕切ってくださった幹事役こそ「もっともお世話になった人」であることを忘れないでくださいね。
できれば会が終わった後すぐに連絡をしておきたいものです。
一斉送信はマナー違反?
メールには「一斉送信」という便利な機能がありますが、上司、先輩、その他の社員など、歓迎会の出席者全員に一斉送信でお礼メールを送るのはマナー違反。
まず、直接顔を合わせる方には直接言葉で伝えるべきです。
対応に追われていたり忙しそうな方や、外出が多い方や勤務地が異なる方など、直接顔を合わせる機会が少ない方に対して個別でメールを送るようにしましょう。
大きな企業であまりにも人数が多い場合は先輩などに確認をし、大丈夫そうならCCでの送信をしましょう。
異動や中途採用、転職にともなう歓迎会のお礼メール文例
新入社員のなかには、社会人デビューとなる新卒採用のほかに中途採用の方もいますよね。
その場合も新しく会社に入るという点は共通していますので、歓迎会のお礼メールは先ほどご紹介した内容で問題ないようです。
しかし、中途採用の場合は「社会経験あり」や「即戦力」として期待されているということを忘れないでくださいね。
お礼メールのタイミングはもちろん、内容も印象が薄いものにならないよう注意が必要です。
また、異動による歓迎会の場合は同じ会社ではあるけれど、新しい環境での勤務となるので、更なる発展に全力を尽くしたいという気持ちを表すといいかもしれませんね。
歓迎会のお礼メールの件名文例
そしてメールを送る際に気になるのが「件名」ですよね。せっかくメールを送っても読んでもらえなかったら意味がありません。
効果的な「お礼メールの件名」はこちら。
・【○○(自分の名前) 歓迎会のお礼です。】
・【○○(自分の名前) 歓迎会お礼申し上げます。】
簡潔に、誰から何の要件なのかパッと見てわかりやすい件名にするのが良いようです。
歓迎会のお礼メールを英語で送信する場合の文例
グローバルな時代ということもあり、英語を使ってメールを送らなければならない場合もあるかと思います。
その場合は、ただ「Thank you.」というお礼ではなく「Thank you for holding a welcome party」と具体的に歓迎会を開いてくれたことに対して、感謝の気持ちを伝える件名で送ると良いようです。
また、メールの内容は「一緒に仕事をすることになってとても嬉しい」ということを表現するのが良いそうで、日本人に多い「経験がないので失敗も多いかと思いますが…」などの謙虚な表現はNGだそうです。
文化による細かい違いもあるようなので気を付けましょうね。
歓迎会のお礼メールを送信する際の注意点は?
歓迎会のお礼メールを送るときに、注意しなければならないことはあるのでしょうか?
直接言葉でのお礼が大前提
同じ部署の方や席が近い方、毎日顔を合わせる方にはメールではなく直接言葉でお礼を伝えるようにしましょう。
どうしても直接お礼が伝えられない方にだけメールを使うようにすること。これは最低限のマナーですね。
誤送信に注意
メールを間違えて送るという大失態は避けたいものです。
送信前に、誤字脱字はもちろん「宛名」や「役職」に間違いがないかきちんと確認をしましょう。
送信のタイミング
お礼メールを送るのは早すぎても遅すぎても良くありません。
歓迎会翌日の朝、業務開始前に送信するのが理想です。
朝を逃したのであれば次はお昼。最悪でも終業前までに送信したいものですね。
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「歓迎会」は新入社員のために開かれます。なので、新入社員はお礼をするのが絶対ですよね。
今回はメールの文例をご紹介しましたが、メールというツールは年代や考え方によっては「軽い」と思われてしまうこともあります。
また、職場によってはその職場独特のマナーや感覚もあるかもしれません。悩んだときは幹事や先輩に相談するといいでしょう。
最初が肝心です。マナーを守って失礼のないようにしたいですね。そして素敵な社会人ライフを送れますように♪