風邪や喉の痛みにコーヒーはOK?効果的な飲み方や注意点は?
風邪の症状にはいろいろなパターンがありますが、ひき始めや終わりに喉が痛くなること、結構多くありませんか。
喉が痛いと水分が欲しくなって、近くにあったコーヒーをごくり。
でもちょっと待ってください。
風邪のときや喉が痛い時にコーヒーを飲むのは実は考えものなんです。
今回は、風邪をひいた時にコーヒーを飲んでも良いのか、風邪薬との飲み合わせなどについてご紹介します。
特にコーヒー好きの方など気になる方はぜひご覧になってみてくださいね。
・コーヒーは風邪や喉の痛みに効果ある?
・風邪薬とコーヒーの飲み合わせは?
・風邪薬とコーヒー牛乳やココアの飲み合わせは?
風邪や喉が痛い時にコーヒーを飲んでも大丈夫?
風邪の時にはコーヒーはあまり飲まない方がベター
結論から言うと、風邪や喉が痛む時にコーヒーは適した飲み物とは言えません。
コーヒーは多くの方が知っている通りカフェインを多く含んでいます。
なので、痛む喉には刺激が強すぎるんです。
また、コーヒーには強い利尿作用があります。
風邪の時には水分補給が大切。
コーヒーを飲むと身体に必要な水分まで排出されてしまいます。
体調が優れないときには、できるだけカフェインを含まないか、少量だけ含んでいる飲み物で水分補給をしてください。
デカフェコーヒー
風邪をひいているけどどうしてもコーヒーが飲みたい!
という熱烈なコーヒーファンは、カフェインを含まないデカフェのコーヒーなら身体に負担がかかりません。
デカフェコーヒーはドリップタイプもインスタントも市販されています。
家やオフィスに常備しておいてもいいですね。
コーヒーは風邪や喉の痛みに効果ある?
コーヒーに含まれているカフェインは鎮痛作用があるものの‥
コーヒーに含まれているカフェインには鎮痛作用や解熱作用があります。
風邪薬にもカフェインが成分として含まれている製品があるくらいです。
なので痛み自体には、実はコーヒーのカフェインも有効といわれています。
ただし、前述したようにカフェインは刺激が強い成分。
コーヒーでは喉への負担がかかりすぎてしまいます。
喉が痛い時にはコーヒーなどカフェインが含まれている飲み物はNGです。
頭痛にコーヒーは効果的
ちなみに痛みは痛みでも、偏頭痛など頭が痛いという時には少量のコーヒーが効果的ですよ。
これはカフェインの鎮痛作用が効果的に働く例です。
頭痛の時にはコーヒーを試してみてください。
風邪薬とコーヒーの飲み合わせは?
風邪薬とコーヒーの飲み合わせは危険!絶対に止めよう
忙しい時など水を用意するのも面倒で、ついコーヒーなどその場にある飲み物で風邪薬を飲んでしまった‥という経験のある方、少なくないと思います。
でも、これは絶対にダメ!
風邪薬にもカフェインが含まれていることがあるのですが、風邪薬と、コーヒーなどのカフェインを多く含む飲み物を近い時間で摂取すると、カフェインの過剰摂取になってしまう恐れがあります。
カフェインの過剰摂取は強い動悸や冷や汗を引き起こします。
最悪の場合は不整脈などで死に至ることも。
体内からカフェインの成分が抜けるのは、摂取してから3、4時間後と言われます。
風邪薬をコーヒーで飲まないのはもちろんですが、風邪薬を飲む前後4時間程度はコーヒーを飲まない方が無難です。
風邪薬とコーヒー牛乳やココアの飲み合わせは?
コーヒー牛乳やココアはコーヒーよりもカフェインが少ない!
ココアやコーヒー牛乳もカフェインを含んでいます。
でもコーヒーに比べれば微々たるもの。
ココアは子どもでも飲めるくらいです。
ですので、風邪薬との飲み合わせもコーヒーほど気にしなくても大丈夫そう。
特にココアは含まれているポリフェノールに、免疫力を高める効果があるという研究結果が出ています。
風邪のひき始めや予防にココアはぴったりですね。
風邪が治るまでコーヒーはセーブしよう!
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風邪や喉の痛みの時にコーヒーを飲んでも大丈夫なのかなどについてお送りしました。
コーヒーは気がつけば毎日飲んでいるほど身近な飲み物。
でも、風邪をひいたり、喉が痛い時には避けた方がよさそうです。
特に風邪薬とコーヒーの飲み合わせは命に関わることも。
どうしてもコーヒーが飲みたいというときには、デカフェのコーヒーやコーヒーの量控えめのコーヒー牛乳にしましょう。
風邪をしっかり治してから、コーヒーをゆっくりと楽しみましょうね♪