魚をおいしく冷凍保存・解凍する方法!賞味期限はどれくらい?
食品を冷凍保存するのが当然のようになってきていますが、その中で魚の冷凍保存についてはなかなか難しいですよね。
そのまま冷凍保存しておいて大丈夫なのか、また解凍するときもどのようにすると上手にできるのか、わからないことも多いと思います。
今回は上手な冷凍保存の仕方と上手に解凍するコツなどについて、説明をさせていただきたいと思います。
・魚のおいしさと鮮度を保つ冷凍方法とコツは?
・魚の冷凍保存で賞味期限の目安は?
・冷凍保存した魚をおいしく解凍する方法とコツは?
魚を冷凍保存するメリットは?保存可能期間は?
魚を冷凍保存するメリットは?
お仕事をされている方は週に1度まとめ買いをされたり、またスーパーなどで魚の特売など見かけたりすると、少しでも安い時に多く購入したいと思ったことありませんか?
たまに釣りを趣味とされる方から魚を多く頂いたりすることがあるかもしれません。
ですがたくさんの魚があっても冷蔵ではどうしても保存の日数は短く、またどんどん鮮度が落ちていくのが見てわかりますよね。
こういう時上手に冷凍保存ができると買った時、頂いたときの鮮度を落とさずに、食べたい時に食べることができるということができます。
冷凍保存したときの保存可能期間は?
魚を冷凍してから長くて1ヶ月ほどの期間は大丈夫でしょう。
ただ3週間ほどしてから少しづつ冷凍焼けや水分が少なくなってくる状態が始まりますので、できればその前に食べるようにするのがより美味しい状態で食べることができると思います。
魚のおいしさと鮮度を保つ冷凍方法とコツは?
冷凍方法の仕方について
それでは魚の冷凍方法について説明したいと思います。
1.魚の頭と内蔵をきれいに取りましょう。頭や内臓は魚を腐らせていきますので丁寧に取り除いてください。市場などで購入するときは、頭と内臓を取り除くようお店の人にお願いすることが出来ますので頼んでみましょう。
2.頭と内蔵を取り除いた後はお水でよく洗い流し、その後キッチンペーパーでよく拭き取りましょう。この時水分が残っていると鮮度が落ちやすくなりますので気をつけましょう。
切り身で魚を買った場合はキッチンペーパーで余分な水分を拭き取ります。
3.水分を拭き取った魚をラップで包みます。それを保存袋に入れて空気をきちんと抜いてから冷凍庫に保存しましょう。保存袋には冷凍した日付を直接書くか、または付箋などに書いて貼っておくと冷凍期間がひと目でわかるようになります。
※なお一度解凍されたものを再度冷凍するのは鮮度の面でも衛生の面でも良くないので気をつけましょう。
下味をつけて冷凍保存をする。
最近多くなってきた冷凍保存の方法ですが、ある程度の下ごしらえをして冷凍し、食べる時に解凍してすぐ調理ができるという方法です。
この方法ですと時間の短縮は勿論ですが、味を染み込ませることによって鮮度を保ちやすくなったりしますのでとても便利です。
保存する時に時間のある場合はこの方法をおすすめします。また下ごしらえをして冷凍保存をしておくと調理が簡単なため、冷凍期間が短いうちに食べ切ることが多くなります。
魚の冷凍保存で賞味期限の目安は?
魚を冷凍保存したものを購入した場合ですが、どのような冷凍保存したかにもよりますが、購入時点でそのことがわかりませんし、いつ冷凍処理したのかもわかりませんので、できるなら2週間以内に食べることが良いとされています。
冷凍保存した魚をおいしく解凍する方法とコツは?
一番良い方法は冷蔵庫に移して解凍する方法です。チルドルームがあるならそこを使うとなお良いでしょう。この場合少し時間がかかりますので早めに冷蔵庫に移して置く必要があります。
急いで解凍したいときは2通りの方法があります。
1.保存袋に入れたまま流水の中で解凍する方法です。この時注意したいことは、保存袋の中に水が入らないようにすることです。
2.電子レンジを使って生もの解凍する方法です。この場合多少の焼きムラができたり、水分が出やすくなったりしますので、様子を見ながら解凍しましょう。
なお冷凍庫から出して室内において解凍する方法は水分が出すぎたり鮮度も落ちたりしますので、この方法はやめておいたほうが良いと思います。
冷凍保存を上手に活用しましょう。
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魚には豊富な栄養があります。
冷凍保存などをしておくことによって、食卓に魚の料理が出る回数が増えますと体にもとても良いことです。
冷凍保存を上手に活用して魚料理のレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。