【地鎮祭】お祝い金額相場やのしの書き方は?品物やお祝いの言葉は?
地鎮祭に招待された際には何を持っていけばよいのでしょうか。
それとも品物の方がよい?
初めて出席する時には、いろいろとすこし戸惑うことと思います。
今回は、地鎮祭に呼ばれた時のお祝いについて、お祝いの金額相場やのしの書き方、品物やお祝いの言葉などをご紹介します。
・お祝い金のし袋の種類や書き方は?
・お祝いにおすすめの品物は?相場やのしの書き方は?
・地鎮祭のお祝いの言葉は?
地鎮祭のお祝い金額相場は?【親から・兄弟に・友人へ・会社関係】
地鎮祭に呼ばれた時には、基本的には出席するだけで大丈夫です。
お祝い事なのに何もいらないの?と疑問に思うかもしれませんね。
地鎮祭にお祝い金が必要ない理由は2つあります。
2つ目は、キリがないからです。
というのも、建物に関する儀式としては、地鎮祭の後にも上棟祭、定礎式(ていそしき)、竣工祭などが続きます。
これらの儀式の度に、いちいちお祝いをしていられませんよね。
ですから、新築祝いの時にまとめてお祝い金を渡すというのが一般的なのです。
とはいえ、呼ばれたのに手ぶらでは行きにくいという場合もありますね。
そういった場合は、お供えを持っていくと良いでしょう。
おすすめのお供えは?
親族でも取引先でも、お供えとして最適なのは、日本酒です。
地鎮祭の後、土台を敷き込む時に米と塩と酒を撒くのが古くからの仕来(しきた)りなので、その時に使ってもらえます。
お酒の銘柄に決まりはありませんが、清酒を一升瓶で用意しましょう。
2本一組にするのが正式ですが、1本ではいけないということはありません。
お祝い金の相場は?
もしも、お金を包みたいという場合は、1~3万円が相場です。
取引先の場合は、1~10万円になります。
金額に開きがありますが、そこはこれまでのお付き合いを考えて決めます。
地鎮祭の後に食事会に招待されている時には、その費用にかかるであろう金額をキリのいい額にして包むとよいでしょう。
また、一緒に参加する人達との釣り合いも考えましょう。
特に親族間では、ある程度打ち合わせしておかないと後々揉め事の種にもなりかねません。
どうしても渡したい時には目立たないように。
お祝い金のし袋の種類や書き方は?
地鎮祭にお祝い金を包む時の表書きは、『祝 地鎮祭』『地鎮祭 御祝』などを使います。
水引は、紅白の花結び(ちょうちょ結び)を使うのが一般的ですが、末長くお付き合いをしたいという意味があるあわじ結びを使う地域もあります。
結び切りは、いづれにしても間違いなので避けましょう。
なお、お祝い金と初穂料を混同する方がいるかもしれませんが、施主が神職へ渡すのが「初穂料」です。
施主以外の出席者が「初穂料」を納める必要はありません。
お祝いにおすすめの品物は?相場やのしの書き方は?
お供えにも使える日本酒、出席者で分けられる個包装のお菓子などが定番です。
金額は数千円~1万円程度が相場です。
のし紙には、『奉献』『奉納』または『祝 地鎮祭』と書きましょう。
神様にお供えするお酒のことを奉献酒というので、日本酒には「奉献」が一番しっくりきます。
お供えにしない品ならば「祝 地鎮祭」がふさわしい上書きですね。
地鎮祭のお祝いの言葉は?
地鎮祭出席時にかけるお祝いの言葉に、決まり文句はありません。
簡単に「本日はおめでとうございます」と、伝えるだけで良いでしょう。
後は、建物ができることを楽しみにしているということを伝えたり、建物が建つことを一緒に喜んでいることを伝えます。
お祝いは基本的には不要
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地鎮祭に呼ばれた時のお祝いについてお送りしました。
地鎮祭はお祝いの席ではないので、基本的にはお祝い金やお祝いの品物は必要ありません。
手ぶらでは行きにくいという場合は、お供え物をもって行きましょう。
地鎮祭後の食事会に招待されている時には、食事代プラスα程度のお祝い金を包んでもよいでしょう。