鏡餅はいつからいつまで飾るの?飾る場所や飾り方は?
お正月飾りで一番に思い浮かぶものはなんですか?
私の場合、鏡餅が一番最初に思い浮かびます。
きっと、実家では幼いころから鏡餅を手作りしていたからでしょうね。
そんな、お正月飾りに欠かせない鏡餅ですが、その飾り方ををきちんとご存知でしょうか。
実は、飾る期間だけでなく飾る場所や飾り方も決まりがあるんです。
知れば知るほどそうだったのか~ということがたくさんあったので、下記のように整理しておきたいと思います。
・鏡餅を飾る場所や飾るタイミングは?
・鏡餅の飾り方は?半紙の正しい折り方は?
鏡餅はいつからいつまで飾るの?期間は?
まず、いつからいつまでの間飾るかですが、
というのが一般的なようです。
8という数字は末広がりで縁起が良いとされていますよね。
歳神様をお迎えする鏡餅を飾るにふさわしい、縁起の良い日なのではないでしょうか。
また、29日は9が「二十苦」を連想させますし、「苦立て」と言われお正月飾りを飾るには縁起が悪いとされています。
31日も、一夜飾りといって、新年を迎える大切な事柄なのに誠意にかけるとみられ神様に失礼にあたると言われています。
そして、下げる日が1月11日なのは、ぞろ目で縁起が良いから。
地域によって京都は4日だったり、関西は15日だったりするようですが、テレビなどのニュースを見ていると1月11日に鏡開きの行事をするところが多いようですね。
鏡餅は歳神様からのいただきものですから、家族の健康を願い、お雑煮やお汁粉などでいただきます。
鏡餅を飾る場所や飾るタイミングは?
飾る場所も迷うところですが、子どもがいるご家庭であれば、とにかく子どもの手の届かないところ!というのが最優先かもしれませんね。
結果、リビングの高いところということで、リビングボードの上であることがもっぱらということも。
また、神棚や床の間、玄関など様々なところに飾っているご家庭も多いことでしょう。
日本は八百万の神といって色々なものに神様が存在するという考え方が昔からありますよね。
ですから、色々なところに飾ってお迎えするというのが良いそうです。
昔からの物を大切にする気持ちが再確認できそうですね。
仏滅の日に飾っても大丈夫なの?という心配もありますが、基本的には大丈夫です。
気になる方は、仏滅は午後からは凶が去ると言われていますので、午後のタイミングで飾ると良いでしょう。
鏡餅の飾り方は?半紙の正しい折り方は?
鏡餅の飾り方は地方によってさまざまなようですが、一般的な鏡餅の飾り方をご紹介しますね。
まず必要なもの。
わかりやすく上から順にご紹介します。
・橙
柑橘類の一種である、橙(だいだい)。小さなみかんのような実ですね。
・御幣
ごへいと読みます。半紙などで作られてある稲妻のような形の飾りのことをいいます。
半紙で手作りもできるようなので、動画を載せておきますね。
・鏡餅
下に大きいお餅、上に小さいお餅の二段になった鏡餅。主役ですね^^
・裏白
読み方はうらじろ。シダ植物の一種。一家が末永く繁栄することと夫婦円満の意味がありますよ。
・四方紅
しほうべにと読みます。四方に赤い縁取りがされた四角い紙。赤で四方を囲むことで厄除けの意味合いがあります。
・三方
さんぽうと読みます。上記のものを乗せる台です。鏡餅は神様へのお供え物なので三方に乗せるのが正式です。
地方によっていくつかプラスされるものもありますが、基本は上記の6点。
どうしても不安な場合は近所の身内の方や、お付き合いのある方に聞いてみても良いと思いますよ。
鏡餅をかざって歳神様をおむかえしましょう。
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鏡餅は歳神様へのお供え物として飾るものです。
一年を無事に過ごせたことへ感謝しつつも、新年においても家族の健康と幸せを願ってお供えするという意味合いがあります。
せっかく飾るのですからご利益があればな‥なんて思いますよね。
御利益を得るためには、鏡餅の飾り方の基本をしっかり押さえるようにしましょう。
大切なのは、主に飾る時期、場所、飾り方の3点です。
しっかり読みかえして確認してみてくださいね!
そして、飾り終わったら家族で仲良く食べることも忘れずに♪