ひな祭り(初節句)のお祝いプレゼントの相場は?お金の渡し方は?
3月3日と言えば女の子のお祭りの日、そう、ひな祭りです!
お孫さんがいる方はもちろん、お子様や姪っ子ちゃん、友人の娘さんなどが頭に思い浮かびますが、どんなお祝いプレゼントを送ればいいのでしょうか?
自分がもらった時は遥か昔、そんなあなたをお助けするため、今回は古今東西のひな祭りの常識を徹底調査してまいりました。
・初節句ってなに?
・ひな祭り(初節句)のお祝いプレゼントは何がいい?
・ひな祭りのお祝いプレゼントにお金を包む場合の相場と熨斗(のし)
・ひな祭りのお祝いでお金をプレゼントする場合の渡し方
・ひな祭り(初節句)のお祝いの準備は何をすればいい?
このような内容についてまとめていきます。これを読んで、ひな祭りマスターになりましょう!
初節句ってなに?

出典:www.studio-mario.jp
ひな祭りは知っていても初節句という単語はあまり耳慣れないものです。初節句とは、生まれて初めて迎える節句の事です。
節句とは季節の節目の呼び名なので、覚えておくとなにかといいかもしれませんね♪
女の子の場合桃の節句(ひな祭り)、
男の子の場合は端午の節句が初節句となります。
今回はひな祭りについてのお話となります。
ひな祭り(初節句)のお祝いプレゼントは何がいい?
ひな祭りを迎えるという知らせを受けた時、迷うのがこのプレゼントです。一体どんなものを送るのが一般的なのでしょうか?
今回は送る側の立場ごとに調べてみたので、ぜひ自分と照らしあわせて参考にしてみてくださいね。
祖父母からお祝いプレゼントする場合
自分たちの孫がひな祭り(初節句)を迎えるとは、なんておめでたいことなのでしょうか!さて、この場合最も悩むのが雛人形を送るかどうかでしょう。
一般的には母方の祖父母が雛人形を購入する物のようですが、最近では住宅事情や夫婦間の考えなどもありますから、送る前に少し聞いてみるといいでしょう。
お雛様は一生物になる重要なプレゼントですから、好みなども考慮に入れたいところです。
姉妹、兄弟からお祝いプレゼントする場合
姪っ子ちゃんのひな祭りには何かプレゼントを贈りたいですよね。とはいっても何がいいのでしょうか?
世間では、おもちゃや洋服、食べ物が一般的なプレゼントとして贈られているようです。
この場合注意していただきたいのが、おもちゃや洋服は両親の好みがあるという点です。また、食べ物の場合はアレルギーに注意しましょう。
友人としてお祝いプレゼントする場合
ご友人の娘さんのひな祭り、何か贈ってあげたいけど何を贈ればいいのだろうと迷うでしょう。友人間である場合、ちょっとした物をあげるという事が多いようです。
あまりに高価なものをプレゼントしてしまうと、逆に相手が困ってしまうこともあるので、大切なのはほどよいプレゼントというわけですね。
ハンカチやお菓子などが定番の贈り物のようですので、参考にしてみてくださいね。
ひな祭りのお祝いプレゼントにお金を包む場合の相場と熨斗(のし)
初節句のひな祭りはめでたいイベントですから、お金を包んでお渡しするという事ももちろん有りです。さて、それでは一体どのようにして渡すのがベストなのでしょうか。
この場合にかぎらず、こういったお祝いの席で渡すお金はきちんとした包みにいれて渡すものです。お金を直接渡すのはマナー違反ですから注意して下さいね。
熨斗(のし)について
包み方にも様々ありますが、ひな祭り(初節句)の場合に使われるのが、お祝いごとや何かの御礼などに使う熨斗(のし)と呼ばれる袋です。
のしを付けておくる、なんて言葉はよく聞きますが、そののしがこれなんです。
熨斗であればなんでもいいなんてことはなく、黒白結び切りなどは以ての外です。これはお葬式などの際に使用する熨斗ですので、けして使用しないようにしましょう。
いくら包めばいいのかというのも気になるところでしょう。早速立場ごとに調べてみたので、いくら包めばいいのかをご紹介していきます^^
祖父母の相場
5千円~3万円程度が一般的と言われています。とはいえ、雛人形などを送っていた場合はお金は包まないという方も多いようです。
両方渡すという方ももちろんいますので、どちらにするかはよく考えてみるといいでしょう。
姉妹、兄弟の相場
3千円~1万円が一般的ですね。贈る側の年齢も金額に関わってきます。大切なのはお祝いの気持ちですから、自分の収入を考える事が重要です。
ちょっとしたプレゼントと一緒に少額を包んで渡すというのが、最も一般的な贈り方のようでした。
友人の相場
3千円~5千円程度というのがよく耳にする意見でした。
友人間の場合、遠方に住んでいるという場合にはお金を贈るという方が多く、近くに住んでいるという場合にはプレゼントを包むという方が多くいる印象でした。
その時の自分の気持ちでどちらにするか、または両方贈るかを決めるといいでしょう。
ひな祭りのお祝いでお金をプレゼントする場合の渡し方
さて、ひな祭り(初節句)のお祝いへと足を運んだのはいいですが、どのようにお金を渡すのがマナーなのでしょうか?
変な渡し方をして、せっかくのお祝いの席を台無しにはしたくないですよね。この渡し方は、冠婚葬祭どの場合にも活用できるので、しっかり覚えておいて下さいね(^-^)b
袱紗(ふくさ)に熨斗を包む
ふくさといえば、結婚式にお葬式にと役立つ重要アイテムです。まず渡す前にこの袱紗に熨斗を包んで下さい。
袱紗がどうしても無いという場合は、明るい色のハンカチや風呂敷などで代用しても構いません。
むき出しで渡すことは失礼にあたりますので、よほどフランクな間柄でないかぎりはしないようにしましょう。
相手に挨拶をした後に袱紗をとりだし、中から熨斗をとりだす
まずは赤ちゃんのご両親に一礼をします。ひな祭り(初節句)のお祝いですから、主役の赤ちゃんにもきちんと挨拶をしましょう。
それから袱紗をとりだし、熨斗をとりだします。
相手にお祝いの字が読めるように両手で手渡す
熨斗に書かれている字が相手から読めるような向きにして、両手でしっかりと手渡して下さい。
以上が正しい渡し方です。これはどんな冠婚葬祭の場合でも変わりなく行われるマナーの一つです。
結婚式などの場合は、受付の方に一礼をして袱紗から熨斗をとりだすのが一般的ですね。
包んだお金を渡す事は人生で何度もあることですから、しっかりと覚えておいて損はないですよ!
ひな祭り(初節句)のお祝いの準備は何をすればいい?
自分の子供のひな祭り(初節句)には何をすればいいでしょうか?いざその日が近づいてくると、何を用意してどうすればいいのか、よくわからなくなってしまいますよね。
そこで、今回はこれだけはやっておくべきな準備をいくつか紹介していきたいと思います。
お祝い会場となる場所の準備
お祝いをするとなると必要なのが、ひな祭りを祝う場所です。多くの場合、家族や親族とともにお祝いをするため、祖父母の家や自宅を会場にするようです。
お天気が良い場合にはお花見がてら、公園でお祝いをすることもあるようです。事前にどこでお祝いをするか、しっかりと決めておくのがポイントですね。
一週間前からお雛様は出しておく
お雛様を3月3日の前日にあわてて出すのは縁起の悪い行為と言われています。一夜飾りと言われる行為で、せっかくのお祝いの席にはふさわしくありません。
一週間前くらいから出しておくのが最もベストな方法といえるでしょう。
お祝い料理の準備

出典:mi-journey.jp
ひな祭りのお祝いをするために必要なのが料理です。
ちらし寿司や海苔巻きなどがよく食べられるようですね。ひなあられなども目に鮮やかで、ひな祭りにぴったりのお菓子になります。
赤、白、緑のカラーがひな祭りのカラーですから、この色を意識して料理を用意すると桃の節句といった感じがでるでしょう。
祝われる側も何かとすることがあるのは大変ではありますが、お祭りだと思うと準備も楽しくなりますよ。かわいい我が子のためにがんばりましょう(*^^*)

出典:soraouji.com
【関連記事】
初節句であるひな祭りには、様々な決まり事があるのがわかりましたね。すべて覚えることなんてできない、と思われるかもしれませんが、大切なのはお祝いをするという気持ちです。
赤ちゃんが健やかに成長できるように、迎えられた事をお祝いするというのが初節句の本来の意味なんです。
かわいい赤ちゃんが、これからも楽しく生活できるように、気持ちを込めたひな祭りのお祝いをしてみてはいかがでしょうか?
きっと、楽しい桃の節句になりますよ!