赤ちゃんのあせも対策。予防におすすめの薬や効果的な治し方
赤ちゃんは、季節に関係なくあせもができやすいですよね。
それには、ちゃんとした理由があったんです。
もし、あせもができてしまっても、適切な処置をすることで早く治してあげることができますよ。
でも、できることならあせもができないことが一番ですよね。
今回は、赤ちゃんなら一度はなってしまうあせもの対策や予防、おすすめの薬を紹介していきます。
今年の夏はあせもに悩むことなく、快適に過ごしましょう。
・赤ちゃんのあせも対策方法は?
・赤ちゃんのあせものできやすい場所は?対処法は?
・赤ちゃんのあせもの予防におすすめの薬は?
・赤ちゃんのあせもの治し方と予防方法。
赤ちゃんのあせも対策方法は?
赤ちゃんは、なぜ大人よりもあせもができやすいのでしょうか?
まずは、その理由からみていきましょう。
赤ちゃんがあせもができやすい理由
赤ちゃんは、大人の3倍汗をかくと言われています。
その上、汗腺は大人よりも多く、肌も弱いです。
もし汗をかいたままで放置した場合、汗の塩分が刺激になってしまいます。
そして、赤ちゃんは肌の油分を失ってしまいます。
肌の油分は、様々な刺激から守るバリアの役目をしてくれます。
もともとデリケートな赤ちゃんの肌は、より荒れやすい状態に。
そこに汗が長時間ついてしまうと、あせもができてしまい、ひどいときにはとびひになってしまうんです。
次に、あせもの対策についてみていきましょう。
赤ちゃんのあせも対策ですべきこと
赤ちゃんのあせも対策でするべきことは6つあります。
2. 服は通気性のいいものを
3. エアコンで温度調整
4. こまめなおむつ交換
5. 保湿をする
6. 湯上りは少し汗が引いてから服を着せる
それでは、ひとつずつ詳しくみていきましょう。
そのままにしておくと、肌を刺激しつづけるので、あせもができやすくなってしまいます。
このときシャワーを浴びたり、拭くとよりすっきりしますよ。
ナイロン製のものは汗を吸わないので、あせもができやすくなったり、服そのものが刺激になってしまったりします。
服を購入する際は、綿で襟の開いたものにするなど、風通しの良いものを選ぶのもいいですね。
夏は、どうしても暑くなるので汗をかきやすくなります。
もちろん、夏以外でも湯上りは体温が上がり、汗をかいてしまうので高めでつけるといいですよ。
外気温-5度を目安にするようにしましょう。
おしりや、太ももはあせもができやすい場所で、できてしまうと治りにくいです。
あせも対策のためにも、こまめなおむつ交換を心がけましょう。
逆に乾燥してしまうと、様々な肌トラブルに悩まされるので、保湿はとても重要ですよ!
せっかくお風呂でさっぱりしても、汗をかいてしまっては逆効果。
お風呂上りは、すぐに服を着せずにしばらくしてから服を着せるようにしましょう。
赤ちゃんのあせものできやすい場所は?対処法は?
赤ちゃんは、だいたい決まった場所にあせもができます。
・耳のうしろ
・手のひらや手首
・腕
・足の付け根
このほかにも、汗腺の多いおでこ・頭・わきの下にもよくできます。
寝返り前の赤ちゃんは、背中にもできやすいので気をつけましょう。
あせもの対処法
あせもができてしまったときは、皮膚を清潔にすることを心がけましょう。
石鹸で洗うときは、よく泡立てることも大事です。
あまり刺激しないように、手でやさしく洗いましょう。
石鹸が残らないようにしっかりと洗い流すことも忘れないようにしましょうね。
石鹸で洗うのは一日一回にしておきましょう。
洗いすぎると皮脂まで洗い流してしまうので逆効果になります。
あせもの種類
あせもには2種類あります。
白いあせもは、肌の浅いところにできて2~3日程度で治ります。
でも、赤いあせもはかゆみがあって、治るのも1~2週間程度かかってしまいます。
触らないようにするのが、一番ですがかきむしるととびひになってしまうことも。
ひどいときには薬を使ってみましょう。
赤ちゃんのあせもの予防におすすめの薬は?
薬の選び方
あせもの薬には3種類あります。
まず、保湿薬・保護薬。
肌の水分量をキープして、乾燥しにくくします。あせもの予防に役立ちます。
次に、非ステロイド外用薬。
肌の炎症を抑えるために使います。ステロイドが含まれていないので、ステロイドの副作用が心配な時に使いましょう。
亜鉛華軟膏が代表的ですね。
最後にステロイド外用薬。
赤ちゃんは、ステロイドの効果が大人よりも出やすいです。
赤ちゃん用として売られている薬は、大人用よりも弱い中程度の薬を使うので、副作用はそこまで心配しなくても大丈夫になっています。
最長で1~2週間塗ることができますが、使っていても効果が表れない時は病院に行くことをおすすめします。
おすすめの薬
ここでは、おすすめの薬を紹介していきますね。
赤ちゃんに合ったものを使うようにしましょう。
あせも以外にも、おむつかぶれや皮膚炎、日焼けにも使えるので一つ持っていると安心ですね。
【第3類医薬品】佐藤製薬 ポリベビー 50g※こちらの商品はご発送まで7日〜10日ほどお時間を頂いております※
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かゆみのある皮膚炎に効果があります。
赤ちゃんから2歳未満用なので、赤ちゃんにも安心ですね。
ステロイドの中でも弱い方なのもいいですね。
【第(2)類医薬品】コートfMD軟膏【10g】(田辺三菱製薬)
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使った後もさらっとしているので、使いやすいですね。
昔から、桃の葉はあせもに効果があるといわれています。
あせも以外の皮膚炎にも使えるので便利ですよ。
ピジョン)薬用ローション ももの葉 200ml
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赤ちゃんのあせもの治し方と予防方法
あせもができないようにするには、5つの予防方法があります。
2. 服は綿素材で通気性のいいものを
3. エアコンで温度調節
4. おむつ交換はこまめに
5. 汗をかいたらこまめに着替えを
できる限り予防していても、気が付いたらできていた。なんてこともあると思います。
そんなときは、慌てずにあせもの治し方を試してみてください。
2. お風呂上りは水分が残らないようにする
3. 肌の保湿も忘れずに
4. ひどいときは薬を使って
薬は最終手段で使いたいですよね。
でも、軽いうちに使うと治りが早かったりしますよ。
あせも知らずで快適に
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夏になると、あせもができるのはしょうがないと諦めていませんか?
もしできたとしても、薬を使わずに治す方法もあります。
あせも予防をしていても、気が付いたらできていることもありますよね。
そんなときは慌てずにできることをしましょう。
赤ちゃん用ならステロイド外用薬も弱いので使ってみるのもいいですね。
あせも対策は神経質になりすぎないように、できる範囲でしましょうね。