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お彼岸におはぎを食べたり供えたりする意味と由来。いつ食べる?

みなさんはおはぎ、お好きでしょうか?

 

なんとなく懐かしい味。田舎のおばあちゃんが、よく作ってくれたような記憶もあると思います。

 

でも、年がら年中食べられるわけじゃなく、お目にかかるのはお彼岸の期間だったりしますよね。でも、どうしてなのでしょう。

 

そこで今回は、おはぎの意味から名前の由来、よく似ているぼたもちとの違いなどなど、おはぎに関する疑問にお答えしていきます。かんたんで美味しいレシピもご紹介しますよ!

 

・お彼岸のおはぎはいつ食べるの?
・おはぎとぼたもちの違いと由来は?
・お彼岸におはぎを食べる意味とは?
・簡単・時短・そして美味♪とっておきおはぎレシピ

 

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お彼岸のおはぎはいつ食べるの?

おはぎ

 

おはぎを食べるのは、お彼岸。これはもちろん、ご存じですね。お彼岸は年2回、春と秋にあります。

 

では、お彼岸って、正確にはいつからいつまでを言うのでしょうか。答えは、

:春分の日を挟み、前後3日の7日間 (その年により、3月22~24日)

:秋分の日を挟み、同じく前後3日の7日間 (同じく、9月22~24日)

で、おはぎはいつ食べるのかというと、7日間のちょうど真ん中、お中日です。

 

つまり、春分の日と秋分の日ね?というとそれはちょっと違くて、正しくは秋分の日だけなのです。

 

でも我が家では、春のお彼岸にも食べているけど?という方もいると思います。確かに春も頂きますね。良く似たものを。

 

近頃は呼び名もいっしょくたにおはぎ、といわれることが多いかもしれませんね。

けれど厳密には、春と秋に食べているのは、似て非なるものなのです。

 

おはぎとぼたもちの違いと由来は?

ぼたもち

 

ぼたもち、という言葉を、聞いたことがあるでしょう。

 

春のお彼岸に食べていのは、このぼたもちと呼ばれるもの。

秋がおはぎで、春はぼたもち

 

ではこのふたつは違う料理かというとそうでもないんです。

実は、材料に違いはありません。

 

ではどこが違うかというと、おはぎは粒あん、ぼたもちはこしあん

形も多少違って、おはぎは小さめの俵型、ぼたもちは大きめの小判型をしていることが多いのです。

 

おはぎの名前の由来は、秋に咲く萩の花。つまり、“お萩”

 

萩

 

ぼたもちの名前の由来は、春に咲く牡丹の花。つまり、“牡丹もち”

 

牡丹

 

形もそれぞれの花の特徴に似せて、おはぎは可憐な萩の花のように小ぶりで長細く、ぼたもちはゴージャスな牡丹の花のごとく、大きく広がっているのですね。

 

さすが表現力豊かな日本人。四季のある国らしく、なんとも風流ですね(^^)

 

あんこの形状の違いにも、大きな意味があります。

 

原料のあずきの収穫時期がちょうど秋のお彼岸と重なることから、一番美味しい時期の新豆は、風味を堪能できるよう粒あんで、約半年保存された古豆を使う春のお彼岸には、劣化を感じにくいこしあんにして頂く。

それぞれの時期にふさわしいあずきの楽しみ方を、工夫していたというわけですね。

 

また、ぼたもち(おはぎ)は、お正月のお餅とは違いやわらかいので、“カイモチ”(やわらかい餅の意味)とも呼ばれています。

 

餅のようにつくのではなく、すりつぶして作るため音がしないことから「夜船」や「隣知らず」とも言われているんですよ。ほかにも米粒の形状が残っているので「半ごろし」というちょっとおそろしいネーミングもあります^ ^;

 


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お彼岸におはぎを食べる意味とは?

よく、お盆には死者の魂が帰ってくるといわれますが、お彼岸には、夜と昼の時間がほぼ同じになることから、あの世(夜)とこの世(昼)の隔たりがなくなり、こちらの気持ちがあちらに通じやすくなる、と言い伝えられています。

 

お彼岸におはぎを食べる意味は、この言い伝えに由来し、一番気持ちが通じるこの時期に、ご先祖様に最高のお供えをして、精一杯の感謝を表したい、と始まった風習なのです。

 

ときどき、ご年配のかたが“子供の頃、バナナは入院しないと食べられなかった”なんて言いますよね(笑)。

 

昭和初期でさえ、甘いものはそれだけ貴重だったのです。まして、それ以前はいわずもがな。

特にお砂糖は、超高級品でした。それに加え、栄養価の高い小豆と、贅沢な白米。

 

この3つの食材で作るおはぎ・ぼたもちは、最高レベルのお供え物だったというわけですね。

 

 

ちなみに昼と夜の長さは、厳密には昼の時間の方が少し長くなっています。

 

簡単・時短・そして美味♪とっておきおはぎレシピ

それではここで、ごく簡単なおはぎのレシピをご紹介いたしますね。

 

【材料】小さめのもの約15個分

・もち米…210g

・普通の米…90g

 

米は、合わせて2合分となります。うるち米(普通の米)を3割ほど混ぜて炊くのは、冷めた時にかたくならず、美味しく頂けるようにとの配慮です。

 

・粒あん…800g程度。お好みで。

・塩…小さじ1/3

 

【作り方】

①もち米と普通の米を混ぜてよく洗い炊飯器に入れ、2合の目盛より気持ち少なめに水加減して炊く。すし飯用の目盛がある場合は、そこに合わせるとちょうどよい。

 

②あんこを50gずつにざっとまるめておく。

 

③ごはんが炊きあがったら蒸らさずすぐに塩を混ぜ、すりこぎでご飯粒の食感が半分ほど残るくらいの感じにすりつぶす。やりすぎると粘り気がでてしまうので、ほどほどに。

 

④ ③を15等分し、俵型にまとめる。

 

⑤掌にラップを広げ、②を丸く平らに延ばす。その上に④をのせ、ラップを沿わせるような要領で包みこみ、形を整えて完成!

あんこはもちろん手作りにこしたことはありませんが、あまり気負わず、市販品を使うのもひとつの手だと思います。

 

デパ地下や製菓材料店に瓶詰、缶詰、乾燥など、甘さも形状もさまざまなタイプが揃っていますし、和菓子屋さんにもあんこだけを販売してくれるところがありますよ。

 

 

もし手作りにチャレンジするのなら、是非おばあちゃんやお母さん、お姑さんなどに秘伝のレシピを教えてもらい、家族の絆を深める良い機会にしていただきたいと思います。

 

 

ここまでおはぎについての意味や由来、お彼岸、ぼたもちとの違いまでいろいろ書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか。

 

何より大切なことは、やっぱり気持ち。ひととひととの心の繋がりです。

 

ご先祖さまに、出来る限り最高のものをお供えして差し上げたい、という思いから生まれたおはぎ。精一杯の心がこもった、神聖な食べ物だったのですね。

 

でも、ご先祖様が本当に喜ぶのは、お供え物そのものではないはず。何といっても最高の供養は、子孫たちが健やかに、そして仲良く幸せな日々を送っている姿をお見せすることだと思うのです。

 

家族

 

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家族・一族集まって和気あいあいと、おばあちゃん、お母さん、子供達、ときには孫達まで。

 

仲良く一緒に作った秘伝のおはぎを囲み、美味しいね、楽しいねと笑顔で語らうひとときこそが、何にも優る感謝の表れ、ご先祖様への、そしてまた自分たち自身への、最高級のプレゼントとなるのではないでしょうか。