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鯉のぼりの由来。歌詞や色の意味。吹き流しとは?歴史は?

どもの日には、庭に鯉のぼりを飾るのが日本の風物詩ですね。

 

都会では、住宅事情から減ってきましたが、それでも、各地で鯉のぼりを揚げる行事がたくさんありますね。

 

今回はそんな鯉のぼりの由来と意味についてまとめていきます。

 

鯉のぼりだけでなく、吹き流しの由来にも触れてみたいと思います。

 

・鯉のぼりを飾る時期は?由来は?
・鯉のぼりの歌詞の意味は?
・鯉のぼりの色には意味があるの?
・吹き流しとは?意味や由来は?

 

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鯉のぼりを飾る時期は?由来は?

 

鯉のぼりを飾る時期

こいのぼりを上げる時期は、はっきりとは決まっていません。

 

ひな人形のように、早く片付けなければならないという決まりもありません。

ですから、いつ飾ってもいいのです。

 

だいたいの目安として、4月上旬から出して5月の上旬に片付けるお宅が多ようですね。

 

縁起ものですから、出し入れする日は大安の日に、という地域もあるようです。

 

鯉のぼりの由来

 

端午の節句は中国から伝わった風習ですが、のぼりは江戸時代から始まった日本独自の風習です。

 

始まった当時は、鯉のぼりではなく「絵のぼり」・「節句幟(のぼり)」・「武者のぼり」などと言われる物でした。

 

のぼりの起源は、戦国時代、戦場で武将が家紋を染め抜いて掲げていた「旗指物」にあるとされています。

 

その旗指物を、武家では「端午の節句に、旗指物を虫干しをかねて飾る」という風習がありました。

 

庶民が、その風習を真似て、武者のぼりが立てられるようになったのです。

 

今の鯉のぼりの原型が出来たのは、江戸時代の中期です。

武者のぼりの絵柄で立身出世を願う“鯉の滝登り”が人気だった事から、「鯉の小旗(まねき)」(旗の付属品)が作られました。

 

立体型の鯉のぼりが主流となったのは、明治時代以降のことになります。

 


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鯉のぼりの歌詞の意味は?

 

やねよりたかい こいのぼり

おおきいまごいは おとうさん

ちいさいひごいは こどもたち

おもしろそうに およいでる

 

鯉のぼりの歌詞でよく話題になるのは、お母さんが登場しないのはなぜ?というもの。

 

確かに、お父さんと子どもしか出てきませんね。

何故なのでしょう?

 

そもそも、鯉のぼりは子どもの立身出世を願って揚げられるものです。

出来た当初は、鯉は一匹だけ掲げていました。

 

つまり、鯉が意味するものは子どもだけだったのです。

 

明治時代になり、真鯉と緋鯉がセットで揚げられるようになりました。

 

明治といえばまだ女性に参政権も無かった時代ですから、お母さんを掲げるなんて発想はなかったのでしょう。

 

真鯉はお父さん、緋鯉は男の子と見立て空に浮かべていました。

 

「鯉のぼり」の歌詞が作られた1910年には、そもそも鯉のぼりは二匹で泳いでいたのですね。

 

歌もそれに倣って作られたのでお母さんが出ていなのでしょう。

今のように家族をイメージして何匹も揚げるようになったのは東京オリンピック以降のことです。

 

 

男尊女卑の考え方が否定されるようになってから、「鯉のぼり」の歌詞に二番を作詞したこともあったようです。

 

昭和57年の教科書「しょうがくせいのおんがく1」には、二番の歌詞におかあさんが登場します。

やねよりたかい こいのぼり

おおきいひごいは おかあさん

ちいさいまごいは こどもたち

おもしろそうに およいでる

お母さんに配慮(?)して作詞されたのでしょうが、あまり定着しなかったようですね。

 


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鯉のぼりの色には意味があるの?

 

江戸時代には真鯉だけだった鯉のぼりですが、現在の鯉のぼりは「真鯉=父親、緋鯉=母親、青い鯉=子供」の匹セットが主流ですね。

 

ただ、鯉のぼりの色は真鯉の黒が決まっているだけで他の鯉の色は、決まっているわけではありません。

 

男児が二人の家では、青の鯉2匹にせずに、青と緑の鯉を揚げていたりしますよね。

それぞれの色には、陰陽五行説からの流れがあるといわれています。

 

黒は、冬で水を表しています。

どっしりとした、家族の大黒柱である、古き時代のお父さんを表しています。

 

赤は、夏で火を表します。

子供を産み育てつつ、家庭をしっかり守るお母さんを表しています。

 

青は、春で木を表します。

春は、全ての生命がのびのびと活動を始める季節です。

 

子供の成長やあるべき姿そのものを表しています。

 

吹き流しとは?意味や由来は?

 

吹き流しというのは、のぼりの上に付いているピラピラしたもののことです。

 

この吹き流しは、元々魔よけとして戦国時代から使われてきました。

戦が終わった後に、幟に付けていたようです。

 

これが鯉のぼりと一緒に飾られるようになった当初は、吹き流しの色は赤でした。

現在のように五色になったのは、後の事なのです。

 

五色になったのも「陰陽五行説」に由来しているといわれています。

 

鯉のぼりは立身出世の願いを込めて。

 

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のぼりの由来と意味についてまとめてみました。

 

現在では鯉のぼりはファミリーの形で飾るのが普通になりましたが、由来を調べてみると鯉のぼりは、もともと子どもの立身出世を願って真鯉だけを揚げていたことが分かりました。

 

鯉のぼりを飾る時には、意味や由来なども子どもに伝えてあげられるといいですね。


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