季節お役立ち情報局

生活の知恵、雑学、役立つ知識が自然に身につく情報配信中!

*

こどもの日の由来。鯉のぼりや兜の意味。柏餅や菖蒲湯は?

“こどもの日”といえば、5月5日ですね。

ゴールデンウィーク中という事もあって、子ども達には楽しみな祝日の一つです。

 

でも、そんな“こどもの日”の由来や意味についてはご存知でしょうか?

今回は“こどもの日”は、どのようにして生まれたのか、その由来や意味について詳しくまとめていきます。

 

・こどもの日はどんな日?制定された由来は?
・こどもの日に菖蒲湯に入る意味は?入り方は?
・こどもの日に鯉のぼりや兜を飾る意味は?
・柏餅(かしわもち)や粽(ちまき)を食べる意味や由来は?

 

Sponsored Link

こどもの日はどんな日?制定された由来は?

鯉のぼり 子供

 

古来は、5月5日は端午の節句として男子の健全な成長を祝う日でした。

 

1948年に定められた国民の祝日法で、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」として「こどもの日」が設けられました。

 

こどもの日をいつにするかということは、色々な案が出されました。

 

桃の節句3月3日

学年が始まる4月1日

端午の節供の5月5日

 

という案のうち、3月3日は北海道などではまだ寒すぎ、4月1日はエイプリルフールと重なると言う理由で却下されたようです。

 

5月5日はこどもの日として全国に広がっていき、ゴールデンウィーク中という事もあって、現在では各地でこどもの日のフェスティバルなどが行われていますね。

 

こどもの日に菖蒲湯に入る意味は?入り方は?

菖蒲湯

 

中国には、よもぎで作った人形を飾ったり、菖蒲の葉を玄関や門に飾ったりして家の厄を祓う習慣がありました。

 

なぜこの時期におこなったのかというと、急に暑くなるこの時期だからです。

昔は急に暑くなると、病気にかかりやすく、亡くなる人が多かったようです。
その為、5月を『毒月』と呼び、厄除け・毒除けをする意味で香りの強い菖蒲やヨモギ・ガジュマロの葉を門に刺して、厄除けをしたのです。

 

更に、薬用酒や肉粽を飲食して健康増進祈願もします。

 

この習慣が日本に伝わると、田の神を迎えるための禊の名残と相まって菖蒲湯に入る習慣になりました。

 

日本でも菖蒲は、邪気を避け魔物を祓う薬草とされていたからです。

今でも、菖蒲を、よもぎと共に軒にさす地域もあるようです。

 


Sponsored Link

こどもの日に鯉のぼりや兜を飾る意味は?

子供の日 兜

 

鯉のぼりや兜を飾る習慣は、“子どもの日”というより、端午の節句の習慣です。

端午の節句は奈良時代から続く古い行事です。

 

もともとは月のはじめ(端)のうま(午)の日を端午としていました。

しかし、午と五の音が同じ“ご”なので、毎月5日を指すようになり、やがて5月5日のことになったとされています。

 

武家文化が力を持ち始めたころから、端午の節句には、菖蒲=尚武(武を重んじる)に通じることから、男子の節句とされました。

 

もともと武家から生まれた習慣なので、家の象徴である「兜」や身を守る「鎧」を飾るようになりました。

 

そして「鯉のぼり」は、立身出世の象徴です。

どちらも、現在は、男の子の成長や健康を祈って飾られるようになっています。

 

柏餅(かしわもち)や粽(ちまき)を食べる意味や由来は?

柏餅 兜 お茶

 

みなさんの家では、柏餅と粽、どちらを食べますか?

 

武家社会の影響を強く受ける関東では、柏餅を食べ、関西では、武家社会以前からの慣習で「ちまき」を食べると言われています。

 

また、初節句(男の子が生まれて初めての節句)には粽を、2年目からは「柏餅」を食べるという説もあります。

 

この柏餅や粽をこどもの日に食べるのはなぜなのでしょうか?

 

柏の木の葉っぱは、新しい芽がでるまで古い葉は落ちません。

この事から「この家を継ぐ子どもが生まれるまで親は死なない」「家督が途絶えない」という縁起物とされているのです。

 

粽

 

粽については、中国の故事に由来します。

 

中国に人々から尊敬されていた“屈原”という詩人がいました。

この屈原、陰謀のため国を追われることになります。

そして、汨羅(べきら)という川に身を投げてしまいました。

 

屈原の死を悲しんだ人々は、たくさんのちまきを川に投げ入れて弔いました。

その日が5月5日なので、粽を5月5日に食べるのです。

 

また、形が毒蛇に似ている為に邪気を払う事が出来るという説もあります。

 

柏餅や粽の他にも、出世魚であるブリや、真っすぐ大きく育つ竹に因んで竹の子を食べる習慣もあります。

 

こどもの日は、こどもの幸福を祈り、母に感謝。

菖蒲 花

 

【関連記事】
鯉のぼりの由来。歌詞や色の意味。吹き流しとは?歴史は?
鯉のぼりを折り紙で作る方法。箸入れ、箸置きのかわいい作り方。
五月人形(兜飾り)の上手な飾り方。三段飾り、平飾りの場所や方角
五月人形(兜飾り)は誰が買う?初節句の場合。関東と関西は違う?
子供の日菖蒲湯の由来と効能。作り方や入り方は?

菖蒲湯の由来と効能。こどもの日に入る意味や入り方は?

 

“こどもの日”は、どのようにして生まれたのか、その由来や意味についてまとめてみました。

 

5月5日という日付は午(うま)が由来となっている事が分かりましたね。

 

こどもの日は、こどもの成長を喜ぶだけでなく、人格を含めた幸福を祈る日であり、お母さんに感謝する日だという事もわかりました。

 

こどもの日といえば、鯉のぼりに興味を持つお子さんが多いと思いますが、柏餅や粽を食べる習慣や菖蒲湯についても、お子さんに説明してあげるといいかもしれませんね。


Sponsored Link